第6回30GP 公演情報 第6回30GP」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★★

    二日目も配信で。

    ネタバレBOX

    空宙空地『たりない二人』

    一般的から見てもルーズ過ぎる女子と。
    一般的から見ても潔癖症すぎる女子。
    元々知り合いなわけでもない縁もゆかりもない者同士のシェアハウス。
    初対面の初々しい間柄から、同居から日にちが経過してツノ突き合わせる間柄になるまでの間の日々のエピソードを、細切れに時間行ったり来たりしながら、場面は進んでゆく。
    場面と場面の切り替えにかかるBGMがコミカルで、二人のやり取りの面白みを引き立てていて雰囲気作りが良かった。
    このエピソードひとつひとつがとても面白い。
    あまりに水と油なふたり、当然軋轢がうまれて喧嘩別れになる。
    でも軋轢がうまれるのは、互いに本音言い合ってるからこそ。
    そして喧嘩別れ乗り越えてがっちり熱い友情築けたのは、この二人のそれぞれの性質の良さ。
    こんな相手に出会える人生はそんなにあることじゃない、とても幸福な人生。
    素直に、あぁ、いいなぁ?って思いました。
    そんな「わたし」の友情の物語だけで終わるわけではなく。
    そこに母との物語が挟まれてるところが、それが上っ面じゃないところが、空宙空地さんの好きなところかな。
    世界が自己に終始してなくて、奥行きを感じる。
    あとお二人の個性が良かった。
    いい加減過ぎるけ可愛らしさがあって。
    ツンツンし過ぎてるけど愛嬌があって。
    嫌らしさのない魅力的なキャラクターになってる。

    江本真里子『デラシネる』

    江本さんがイケメン過ぎる。
    線路沿いの屋台居酒屋らしからぬバーテン風の衣装が良き。
    終始、江本さんの独白で物語は進む。
    自己紹介的な序盤から、ストーカーに追われる可憐な美少女を助けたことから、で一気に展開してゆく。
    バーテン風の男装麗人と儚げで可憐なホステス嬢の共同生活、描写がそこはかとなく耽美。
    決して決定的なあからさまな描写はなく、もやっと漂う互いの互いへの淡い恋心。
    きっと両思いだった。
    一年続いた共同生活は可憐女子の方の実家の家庭の事情で終わりを迎える。
    別れを前に勇気を振り絞る可憐女子、逃げ出してしまう麗人女子。
    両思いだった。
    両思いだったのに、両思いにはなれなかったふたり。
    とても切ない結末であり、だからこそ良さがある、そんな恋物語でした。
  • 満足度★★★

    予選一日目、配信で観ました。

    ネタバレBOX

    ハコボレ『空箱』

    落語から始まる。
    ロボットが人間を支配する、芸術に規制がかかる世界での記録資料としての落語。
    芸術の再生、それは劇団の姿勢と重なる。
    とかく扇子の扱いが癇に障る、バンバン叩く音にいらっとする。
    この世界では人間ひとりひとりに適性職業が定められており、就く職業を選べない、適性以外のことを自分のやりたいようにすることができない。
    演芸も、音楽も、絵画も、写真も。
    規則を破ると収容され、限度を超えると身体を切り刻まれる。
    達成感や幸福感より、極められるかどうかが尊ばれる世界。
    夢を抱くことのできない世界。
    それでも夢を抱き、身体の一部を失おうとも、やりたい芸術表現に身を投じる人々がいる、命懸けで。
    例え記録に残るものでなくとも、この世界の心のないロボットには理解できなくても、人間の大衆の心には刻まれる。
    ぐっと思い巡らせているところに、また無粋に扇子バシバシ叩く落語、五月蝿い。
    ここで一気に醒めてしまうのが、個人的には大変に残念でした。

    プロトテアトル『エウレカ』

    この物語は、登場人物が制服姿の女子三人だというところがいい。
    教室の休み時間みたいな、放課後みたいな、キャッキャと楽しげな時間。
    殺伐とした状況下なはずなのに青春を感じる。
    安保に反対する学生運動のように、自分達に影響を及ぼす何らかの採決がなされようとしてることに対する中学生によるデモ活動の真っ只中。
    デモから距離を置いた屋上に避難している女子中学生三人。
    キャッキャしてる雰囲気もやがて、自由研究という名目のジャーナリズム議論に移る。
    自由研究とか懐かしい、当時は何していいかわかんなくてひたすら面倒なだけのものだったけれど、今から思えば何してもよかったんだしあんな楽しいものなかったのにな、それを教えてあげに戻りたいな。
    子供の可能性は本来、無限大だし夢と希望に溢れてる。
    それを妨げる事象には怒っていいんだよ。
    掲示板やらSNSやらでネチネチするのではなく、堂々と。

    終わった後、投票のアナウンスをいつものテンションで行うダイゴさんの背後で、女子三人ぷらすアイウチさんが、せっせと舞台上いっぱいに散らばってた紙を回収してる光景が、なんか良かったです。
    配信組には投票権がなかったのが寂しい。
  • 満足度★★★★★

    決勝戦第一ラウンドを観てきました。予選ラウンド第2試合を観たかったのですが、一歩が踏み出せず後悔。敗者復活戦でこの組み合わせが決まって迷わず予約しました。
    先攻の空宙空地さんが終わって、涙がどどっと出ているところに、余韻にひたる間もなく後攻の江本真里子さんが始まってあせりました。先攻後攻も影響ありますね。
    2つのお芝居に出てくる女性3人、それぞれ抱えているものがあり、さびしさやしんどさが伝わってきたけれど、出会いに救われて前に進む姿、元気が出ました。
    結果はドローとなり、投票した観客10数名?の方々は票の重さを感じられたと思います。私も責任重大でドキドキしました。

  • 満足度★★★★

    1/20鑑賞。甲乙つけがたかった。どちらも良かったが、一人芝居であそこまで表現できるのは素晴らしいと思った。決勝も良いが、敗者復活も面白そう。

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