満足度★★★★★
鑑賞日2021/02/26 (金) 13:00
「全員を助けられないことは、一人を助けない理由にはならない」回想中の山崎が言う言葉。
確かに総力研の力では、日米開戦は避けられなかったかもしれない、でもその被害を1割でも2割でも減らすことはできなかったのか。すべては全か0かなのか。
彼らは、自らの無力さに耽溺し、全てをあきらめてしまったのではないだろうか。もう少し頑張って抵抗していれば、今1つの命だけでも救えていたかもしれない。そんな悔恨の情が、ラスト舞台を漂う。久米首相、久米首相、ご判断を!
ただただ泣いた。過不足のない役者の配置とセリフ配分、そして淀みなく綴られる劇中回想劇。ほぼ居酒屋と言うほぼ一幕劇で、あの大陸の血なまぐさい空気と官邸内での策謀と傲慢、そして登場人物個々が抱える現在の自分への不安や贖罪意識、よくも描き切ったと思う。
満足度★★★★★
個人的に注目な俳優ぞろい、しかも紅一点に黒沢あすか(初お目見え)という思わせぶりな布陣に惹かれて観劇。無論今作のテーマも注目なのであるが、戦争を巡る議論の本丸とも言える「開戦に至る経緯」、古川氏なら骨太に書いてくれるだろうと、期待しつつも幻滅を覚悟で、よっしゃと足を運んだ。
すこぶる評判が良いので、逆に怪訝に思う。というのも、史実とその問題点に触れながら人間ドラマとしての着地ができた優れた舞台であったから。自分と世間の感覚はずれている、と思っているので「なぜ受け入れられたのか」と考え始めてしまう。
劇チョコは「あの記憶の記録」の2013年以来、だいぶ見落としたと思っていたら、ほぼ全て観ていた。振り返れば「エレジー」を例外としてどれも大きな歴史的事象を題材にした舞台。戦後囚われの身となったナチス親衛隊が罪と向き合う「親愛なるわが総統」、南京大虐殺の実行責任者として処刑された松井石根の罪の認識に迫る「無畏」、いずれも第三者的人物との対話から「罪」の焦点となる部分に迫るという、優れた「内省」の軌跡を描く劇であったが、今回は「総力戦研究所」(劇では開戦前1941年に若手エリートが集められ戦争遂行の実現性が検討されたという)の所員が戦後、亡くなった仲間を悼むために久々に集ったという設定で、それぞれの思いが交わる群像劇となっていた。
酒宴の中で「研究所」時代を回顧し、雑談の中で「問題」に触れて行く手法は、直接の利害関係人のいない日常感覚を観客も共有しながら話題に入って行く効果を持つ。
そうする中で、わずか10年前に開戦か否かを決するプロセスに(結果は同じであったにせよ)「関わった」事実の軽重が、各人各様にあるというあたりが見えてくる。
彼らは亡き仲間の追悼のために集まったのであったが、前半は「研究所」でみた風景の再現に興じ、日中戦争期間の軍と政府の「決定」の是非が話題になる。そして誰一人、開戦が勝利を導くとは考えなかったと言う。だが後半、会場となった料理店を営みホストをする亡き仲間の夫人を通して、生前の故人の事、そして集った者同士の近況、つまり戦後の時間枠へと意識が向かう。
劇の相をガラリと変えるのは、夫人とその「伴侶」となった故人との出会いとその後のエピソードの回想からだ。またどことなく伏線となっていた、故人と辛うじて連絡が取れていたという一人の広島体験の証言も・・。具体的な「死」の場面が、日本の指導者が導いた戦争による犠牲を想起させ、戦後の生の全てを償いのために捧げたらしい故人の姿から、焦点は戦後責任、即ち現在の自分たちの態度にシフトする。彼ら総力戦研究所(そのものが描かれているかは判らないが)の元所員が、政府の政策遂行者に対し何を為し得たのに何を為し得なかったか、歴史のifへの想像力が動員されていく。
現在、日本の過去の侵略的要素を含む事実が「不利」と認識され、現在の日本にとって不利であるゆえにそれを認める事を避けるべきだ、との合意がある。日本が侵略をしていない、とする認識は事実ではなく、虚偽事実が独り歩きしているが、これを選択する人は「日本に不利なことを言いつのって日本の不利を確定し、自らに利を誘導しようとするコスイ策謀だ」とする陰謀論で「敵」を見出して喜ぶ類。敵というものにしがみつきたい層が相当程度存在すること自体この社会の不健全さを表すが、あの戦争で他国民を殺戮した数には及ばないまでも百万単位の自国民の死者を出した事の方を問題にするなら、「学ぶ」べき事はもっとある。
「しっかり考える」という態度を持ちたいものだがこの作品は情熱をもって「あるべきこと」へ向かおうとした戦後間もない日本人の姿を映してもいた。
(歴史的には1980年代までの日本での戦争責任論は為政者の国民に対する責任を言い、他国への侵略行為の責任が議論されるのは後の事になる。)
満足度★★★★
太平洋戦争にあれだけ不利が明白だったのになぜ日本が参戦したか。戦後さまざまなところでその理由は論じられてきたが、これは当時の若手エリートを官、軍、民間から集め、内閣のブレーンとなるべく設立された総力戦研究所の記録を素材に、国が開戦の決意をする帰還不能地点を探る歴史探索のドラマである。
のっぴきならなくなる帰還不能点が、仏領ベトナム南部の油田占拠のための進駐の時点(アメリカの強硬姿勢の引き金となった)と言うのは、おおむね現代史では認められているところで、この作品はその不能点を確定するよりも、既に明らかになっている多くの資料の上に立って、科学的に検討すれば、だれもが日米戦回避となる結論が、なぜ内閣をはじめ、国民の総意にならなかったか、を描いていく。
この作品を特徴づけるのは、それを明らかにするユニークな手法である。
戦後五年、総力戦研究所のメンバーはそれぞれの持ち場で市民に戻っている。その仲間の一人、日銀から出向していた一人が亡くなって、その人が戦後にむかえた後妻が経営している居酒屋で開かれるしのぶ会に当時の会員が集まってくるところからドラマは始まる。すでに数人の故人もいるが、生き残った彼らは、自分たちの研究が戦争を止められなかった理由に改めて向き合うことになる。集まった九人のメンバーはかつての開戦前の自分たちの意見がどのように当時の施政者、政府や軍によって退けられていったかを演じてみるのだ。ここも普通は一人一役になるところだが、夫々がいろいろな役を演じる。つまり、東条も松岡も近衛もいろいろな研究員がやる。その趣向は、意外に利いていて、誰もが行き当たりばったり時世に流された判断しかできなかったという事を如実に表すことになった。反面、研究員ひとりひとりは、それぞれの専門分野で事実と科学に基づいて開戦反対を唱えるのだが、その背景となる個人の信条はえがかれていない。
それが描かれるのはドラマの枠になっている戦後のシーンだが、ここは、亡くなった研究員の後妻(黒沢あすか)のドラマが、圧倒的でほかの研究員のエピソードはかすんでしまう。
戦争を止められなかったことを深く恥じた故人は、戦後闇市の仕切りや担っていたのだが、たまたま、戦後の混乱の中で自殺しようとして見も知らぬ女を助け、生活のためになるならと後妻にまでしていたのだ。おおきな社会の悲劇を救えなかったからといって、ひとりの悲劇を見過ごしていいという事にはならない、と言うのが彼の戦後の信条である。ドラマの全体の軸として舞台となる居酒屋の女将でもある女性の運命が、前半の国の運命の裏打ちとなって効果を上げている。惜しむらくは黒沢あすかはガラはいいのだが演技がストレートで、戦後を生き抜いてきた女には見えないところだが、それはないものねだりだろう。
全体は、メタシアター作りの歴史ドラマと言ってしまえば、その通りなのだが、責任を押し付けあう倫理感の乏しさが当たり前になっている今の世の中では上演する意味は大いにあった。それは、単に芝居のスタイルとしてメタシアターであるなし、などという事を超えて、
歴史を俳優という肉体を使って立ち上げてみるという演劇の効用だろう。
少年のころ見た東条の演説が(まったく形は違うが)いまの総理大臣の論理構成と全く同じであることにも気づかされた。これもまた演劇の効用で、権威的な政府が演劇を弾圧したがる意味もよくわかった。
満足度★★★★★
日中戦争から日米開戦まで、どこで選択を誤ったのかを検証していく。珍しい知的社会派エンターテインメントといえる。歴史の検証を楽しく見せた戯曲・演出・俳優の軽妙な演技は素晴らしいものである。近衛文麿の目印をえんじ色のたすき(勲章?)に、松岡洋右は帽子を目印に、歴史上の人物を違った役者(登場人物)が入れ替わり立ち代わりして演じる。おかげで変化が生まれて全く飽きなかった。ただ、近衛文麿と松岡洋右の責任が大きいとするのはどうか? わかりやすいが、零れ落ちるものも多い気がする。ただ、東条英機を主犯のように扱う俗論ではなく、一つの歴史の見方として説得力があった。自分でも調べてみたい。
加藤陽子『とめられなかった戦争』と日中戦争と日米開戦はダブルが、その途中、日独伊三国同盟や南仏印進出はあまり考えていなかったので、ここは発見であった。
加藤陽子は満州事変までさかのぼっているし、わたしがかつてこの問題で記事を担当したときは対華21か条の要求までさかのぼった。日露戦争の勝利や、明治維新にまでさかのぼる人もいる。奥の深い問題だが、あまり「歴史の必然」ばかり考えると、ありえた別の道が見えなくなるのは注意。
1941年の「総力戦研究所」の模擬内閣は史実。そこに注目した発想が面白い。その史実から発想して、日中戦争からの歴史の検証に広げたのが古川健氏の工夫である。
満足度★★★★★
凄え舞台。「兎にも角にも絶対観ておいた方が良い」としか言いようがない。よくもこんな脚本が書けたものだ。
日米開戦前、総力戦研究所に集められた民・官・軍の若手のエリート達。シミュレーションを試行するも結論は日本必敗。しかし日本は戦争に突入し、シミュレーション通りに敗けた。
戦後、同僚の三回忌に奥さんの居酒屋に集まる面々。そこで即興劇宜しく日本がどうやって間違えていったのかを再現してみせる。
役者陣は実際に飲み食いし、とことんリアルを追求。黒澤明の『どん底』を思わせる演技合戦。
もうこれは映画ではないか。カメラを回せば、大島渚の『日本の夜と霧』のような作品が撮り上がる完成度。岡本喜八の『日本のいちばん長い日』や庵野秀明の『シン・ゴジラ』調のポリティカル・エンターテインメント。(ゴジラは日米開戦。)
黒澤明(原作山本周五郎)調の人間の熱い血がどくどくと脈打って流れている。演出の狙いは『生きる』の後半っぽくもある。
独りアウトレイジの粟野史浩氏はいつもながら最高。
この題材をエンターテインメントにする作家の力量に敬服。
満足度★★★★
鑑賞日2021/02/19 (金)
価格4,330円
19日初日の舞台(2時間弱)を拝見。
終戦から5年。病死した同期を偲ぶため、その妻の営む居酒屋に集った「総力戦研究所」の研究生達が、日米開戦の意思決定までの経緯を振り返り…。
登場人物達によるロールプレイング的な進行で訴えかける、実に見応えのある2時間だった。
それから、本題からはそれるが、劇中、ちょっとだけ登場する広田弘毅の印象が、私が承知していた『落日燃ゆ』(城山三郎著)でのそれと正反対だったのに、少なからずショックを受けた。
軍部や松岡洋右への見方が劇中でも揺れていくのと同様、歴史上の人物・組織を評価することの難しさを、改めて思い知らされた。
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昨日アイホールで劇団チョコレートケーキさんの『帰還不能点』を観ました! 文官の戦争責任は考えたことがなかったし、「責任」は考える限り消えなくて、でも見ないふりはしたらあかんから…そういった苦しさはどんな人でもいつかどこかで経験するんだろうなと。
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今回の「帰還不能点」でさりげないけど一番しびれたのは「全員を救えないからといって、一人を救わない理由にはならないんです」ってセリフ。社会運動とかデモとかなんでもそうだけど、むしろ目の前の小さなことからやるしかないんだよね。そしてそ… https://t.co/5SqKblvnnO
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伊丹の千秋楽を観てきました!誰が主役というわけでもなく俳優すべてが生きてる群像劇。居酒屋というシンプルな舞台装置でたくさんのシーンを再現するアイディアと演技力に脱帽。観終わった後もずっとじわじわくる余韻。劇チョコはホントに裏切らな… https://t.co/CapJTAvJsV
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昨日は劇団チョコレートケーキさんの帰還不能点を観劇。敗戦までをシュミレートした人達という特異な立場の視点、繰り広げられた会話、観劇を振り返って感じるものがまだまだある気がします。ずっと気になっていた劇団、観れて本当に良かったです。
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今回の「帰還不能点」も素晴らしかった…。@geki_choco
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劇チョコさん千穐楽おめでとうございました!配信、スタンダード版もいいけどアクターカメラ版がほんと嬉しい 今回は場面場面で視点が変わるんだよね
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第33回公演 『帰還不能点』 [映像配信] 料金¥3,500で ・客席から5台のカメラで撮影した映像の【スタンダード版】 ・俳優にボディカメラを装着して撮影した登場人物の目線で作品を楽しむ、カスタム映像の【アクターカメラ版】 ・座… https://t.co/iuNdcoJzeb
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劇団チョコレートケーキ 第33回公演『帰還不能点』 劇場公演は終了いたしましたが 配信が3月21日(日)20時までご視聴かのうです。 ご購入は20日(土)20時まで。 配信のご案内 https://t.co/Ez6ALqHHmd… https://t.co/zrfsGfO7c5
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帰還不能点兵庫公演無事に終演致しました。ご来場頂きました皆さま本当にありがとうございました。最近では珍しい最年少の現場でしたが、5年先、10年先を生きる先輩方が楽しそうにクリエイションする姿を見て、ワクワクしっぱなしでした。木藤くんはなかなか他人とは思えんやつだったな。
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劇団チョコレートケーキ『帰還不能点』東京公演に続き伊丹公演も終わり、全スケジュール終了しました。 ご来場の皆様、配信をご覧の皆様、ありがとうございました。 https://t.co/ziJ2WZYFW8
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劇団チョコレートケーキ 『帰還不能点』 東京/兵庫2都市公演 無事に終わりました。 「無事に」の言葉をしみじみ思う。年始からの稽古、本番と実に濃密でクリエイティブな創作現場でした。またいつかこの大人こども達と舞台上で遊びたい。ご来… https://t.co/jCcUyacGgT
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劇団チョコレートケーキ「帰還不能点」を配信で見た。ものすごく見ごたえがあって考えさせられる作品だった。すごいホンだな~。「治天ノ君」も配信で見て、まだこの劇団の公演を生で見たことがないので、次はぜひ生で見たい。
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ちょっと待て、真の帰還不能点の原因である海軍への言及があまりなかったぞ。もしかして海軍善玉史観なのか。 帰還不能点の定義がふわふわしてるんだよな。 警戒感とか言い出すなら満州の利権問題までさかのぼった方がいいんじゃないのか。 突っ込みどころが多すぎる。。。ひどい。
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劇団チョコレートケーキ「帰還不能点」、相手国からの通告書とかが「おしぼり」ですっごいシュールなんだよな。ここは居酒屋…
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伊丹 A I H A L L、劇団チョコレートケーキの『帰還不能点』が面白かった。昭和25年、ある居酒屋に9人の男たちがやってくる。昭和16年夏、日米開戦の瀬戸際(帰還不能点)であの戦争を止められたかもしれない立場にいた9人だっ… https://t.co/VrHeMZxAXq
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伊丹アイホールで劇団チョコレートケーキ「帰還不能点」を観劇。すばらしかった!台詞良し演出良し役者良し、演劇の醍醐味が詰まった傑作!!
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アイホールで劇団チョコレートケーキ「帰還不能点」観る(た)。 観る前とあとじゃ私の体重は変わって無いはずなのに(何ならどちらかと言うと減ってる?) 絶対何か増えてる感じ。 質量、重力、ともに。 「14人の親戚」からまる1週間経ったことも信じられないけど。 時間て不思議。
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劇団チョコレートケーキ『帰還不能点』観劇!戦前、"総力戦研究所"にて戦争を研究していた若きエリートたちが、戦後、あるお店に集まり、「日米が戦争をするに至った点(仏印進駐=タイトルである帰還不能点」まで、実在の人物を演じていく…とい… https://t.co/mi1lixLdDu
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伊丹のAI・HALLで「帰還不能点」観劇。第二次世界大戦前に総力戦研究所で模擬内閣演習をし対米戦を必敗としたところからのその後のお話。 支那事変からの流れを芝居風に説明していくのが、歴史の授業よりわかりやすいんじゃないかってくらいにおもしろい。 戻れなくなった地点はどこなのか、
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劇団チョコレートケーキの「帰還不能点」をみた。 たいして調べず書いてるか、偏った資料、古い資料のみで書いてる気がする。ひどい。最新研究を少しでいいからかじればいいのに。 近衛を語る上で昭和研究会に触れないのはあり得ない。あと松岡自… https://t.co/h0urhJL2hW
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観劇してきました! チョコレートケーキさんの『帰還不能点』。 難しかった! 歴史嫌いなりに最近ちょっとだけ勉強してたから、辛うじて話していることが分かったけど、めちゃ頭疲れたぜ。 帰って色々と想いに耽ろう。 お供は勿論チョコレ… https://t.co/uB468PgzB8
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どうして日米戦争に突入していったのか、どこで帰還不能点になったのか…研究所では負ける予想はついていたのに。若手が集められて模擬的にそれらの演習をして、でも自分たちは立場的に弱いからどうしようもないと何もしなかったことを省みる。なあなあで終わらせずにやりきったなあ
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劇団チョコレートケーキ「帰還不能点」シチュエーション的にはかつて同じ仕事をした人たちが飲むだけなんだけど、それが面白いのが脚本の作りと役者の技だったー!!最後のIF世界みんなが総力を挙げて日米戦争を避けようとしたら…で泣けてしまっ… https://t.co/1Q3gxDDaE8
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昨日は劇団チョコレートケーキ『帰還不能点』から桂歌之助さん50歳誕生日の落語会@繁昌亭。 胸の中に感想の塊があるけどうまくまとまらない。 昨日のパン タニ6ベーカリー・パネーナと、こないだのカステラ。 https://t.co/Q49syWUvj0
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FUKAIPRODUCE羽衣「おねしょのように」 劇団チョコレートケーキ「帰還不能点」 千穐楽です。 どちらも無事に終えられますように。 そして怪我なくバラシが終わりますように。
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劇団チョコレートケーキ『帰還不能点』をVimeoとGoogle Chromeとの同期ができずスマホ視聴。 立ち場のある人たちは、やめるべきことをやめる選択ができなかったんだろうか。戦力の小出しにしても、歴史にもしもたらればもないこ… https://t.co/w5EcLP21Wu
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劇団チョコレートケーキさん 『帰還不能点』大阪公演千秋楽 1月4日から始まった作品創りが今日で終わる 本当にアッという間だった 沢山の学びがあった 沢山のお客さんに来て頂けた この作品に参加させて貰えて幸せだ 大阪は良い天気だ 今… https://t.co/Rnlb92NAc1
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劇団チョコレートケーキ 『帰還不能点』 @ 伊丹AI・HALL 3月14日(日) 本日大千穐楽 まことにおめでとうございます!!!
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第33回公演 『帰還不能点』 ご来場のお客様へ 予防対策へのご理解とご協力をお願いいたします。 ご来場時のお願い→ https://t.co/oVAigrYGqp 特に差し入れに関しましては お持ちいただいてもお受け取り出来ま… https://t.co/HfJgLRlkTw
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劇団チョコレートケーキ 『帰還不能点』 @ AI・HALL 3月14日(日) 本日千穐楽! 12時45分 受付開始 13時00分 開場 13時30分 開演 上演時間 約2時間(休憩なし) 当日券は密集・密接を防ぐためお電話080… https://t.co/GWE2MPyKhW
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飛び道具さんもう一回観たいなー 仕事さえなければ… いや帰還不能点も観たかったんだけども…
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【2021/03/14日 13:30-】[兵庫県/伊丹]AI・HALL▽劇団チョコレートケーキ 第33回公演「帰還不能点」▽ 約120分▽https://t.co/DmEiHwkTEB(本日まで) #上演時間
3年以上前
劇団チョコレートケーキの新作『帰還不能点』観劇。今回も重い内容を緊迫した台詞劇で一気に見せる。かつての文民達が劇中劇で過去を回想しつつ、日本がどこで誤って戦争への破滅の道を進んだのか、その意思決定の分岐点は?等を私達にも問いかける… https://t.co/029JP9kP7S
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劇団チョコレートケーキ 「帰還不能点」観劇。 何故、太平洋戦争を止められなかったのか?難しい題材を作家の視点で描かれた作品を役者一人一人が魂込めて演じ、その迫力は会場を覆い尽くしていた。最初から最後まで気の抜けない見ごたえのある人… https://t.co/LoBUnl5ZpW
3年以上前
木曜日に観たニットキャップシアターさんの「カレーと村民」と 今日みた劇団チョコレートケーキさんの「帰還不能点」。 近い時期に二つとも観れて良かったな。 村民と官僚、違う立場の人々それぞれの 戦争への行き場を失ったやるせなさや 知る… https://t.co/ZYxwF08Abc
3年以上前
配信で初めて劇団チョコレートケーキ舞台『帰還不能点』を鑑賞♪大日本帝国破滅への道を居酒屋の劇中劇で回想を織り混ぜつつ展開、現在と過去の切り替わりは役者さん達の自然な感じと笑える部分が絶妙でアクターカメラver.では舞台に立ってる気… https://t.co/S3hiAme3Mx
3年以上前
@mousep2 劇チョコさん見たんだー!いいなー!
3年以上前
帰還不能点と子午線の祀りを観ての帰宅。取り急ぎ言えることは両方とも圧巻の二文字
3年以上前
今日はアイホールで劇チョコ『帰還不能点』。配信では見ていたのですが、初の生チョコ。劇チョコは激チョコで甘い劇団名なのにカカオ86%ぐらいビターで硬派で今回のタイトル『帰還不能点』も何とも秀逸。また是非とも来阪して欲しい。
3年以上前
↓劇団チョコレートケーキ『帰還不能点』関西在住のリアルな友人にもおすすめしたら観に行ってくれて、「紹介してくれてありがとう!」と連絡がきた。彼女は奈良で演劇鑑賞会に入ってて定期的に演劇を観る習慣があるので情報があれば舞台を観ることへのフットワークは軽いんだよね。
3年以上前
「帰還不能点」観劇。 これまでにも色々と語られてきたであろうお話を、また違ったやり方で観せて貰えたなと思います。構成も演技も凄くて、見応え充分でした。過去の物語でもあり、今とこれからの私達の物語でもあり、手放してはいけないんだと改めて思いました。 #劇団チョコレートケーキ
3年以上前
おがっちゃんが出てる、劇団チョコレートケーキさんの「帰還不能点」観て来た。初見だったので、劇団名から想像してPOPな作品かと思いきや、まあ重厚な会話劇だった。役者が皆さん上手い。あっという間に引き込まれた。題材的に凄く重たい話だが、役者さんが上手いのですぐに惹きつけられた。
3年以上前
そこを過ぎるともう戻れない、帰還不能点
3年以上前
帰還不能点 観了 帝国日本を題材にした映像モノをいろいろ観たことあるけど、肌でその存在や緊迫感などの空気を感じることができるナマにはやっぱり敵わないよねと改めて思わさせてくれるお芝居! 観応えありました👏 https://t.co/5DBuyblfbn #劇団チョコレートケーキ
3年以上前
劇団チョコレートケーキ「帰還不能点」観劇。大きな失敗の裏にあったもっと大きな失敗の物語。あの場にいた全員が救われたらいいのにと思った。今更過去を書き換えることはできへんけど。無意味かもしらんけど。あがく姿は美しかった。ラストシーンに全部詰まってた。
3年以上前