公演情報
「石橋けいのあたしに触らないで!」の観てきた!クチコミ一覧
満足度★★★★
年の瀬の予定から漏れ、配信で観た一つ(もう一つは印象「ケストナー」)。活動休止した城山羊の会が再開宣言せず<石橋けいの>などとあるので番外公演的なものかと思いきや、まるまる城山羊の世界であった。
配信は別撮り(無観客上演で撮影)との事で、生舞台とは別物になるかも、とは山内氏のコメント。元々映像の人というのも納得で、戯曲も映像要素があるのかもだが、明確に映像プランあっての撮影をやった模様で、とにかく世界に入りやすく見やすく痒い所に手が届く。エンドロールを見ると映像担当にムーチョ村松の名があった。
観たばかりの青年団公演で笑わせていた島田桃依が、オープニングどアップで語る。旦那が国家公務員の女性(石橋けい)と「お付き合いさせて頂いている」島田は、その後もしばしば語る。奇態なというか、身も蓋もない人間模様が、極点に達すると、正面を向いた島田の顔をカメラが捉え、語りで緩和する。が、破綻度=エロ度は増して行く。何気にやり過ごして来た「問題のタネ」をドラマは表面化しようとする。
映像版で照明を変えたのか、映像だからそう見えるのか、青く暗い明かりが妄想世界と現実との境界を溶かし、両者のブリッジが自然だ。(そう吐露する台詞もあるが)「現実味のない」コロナ以降の時間、それもセレブ層に元々棲息していた退廃が露出した「いい気味」な時間を味わった。
満足度★★★★
鑑賞日2020/12/24 (木) 15:00
石橋けいさん目当てで観劇。って、何で舞台のはがきが来たのだろうと思ったら、以前三鷹で城山羊の会「相談者たち」を観劇したからだった。その時「声がかなり小さいので」とおことわり書きがあったのだけれど、今回はなく(三鷹芸術とB1器の違いからか)、それでも、双方に出ている吹越満さんの声が小さい小さい。
タイトルの「あたしに触らないで」はつまり、「触って、触って」ということで、内容のエグサは、「相談者たち」をかなり上回っていた。まあ、男女の欲望の隠蔽と開示を、他社の目で暴いて見せると、こんな具合?的に描いているのだけれど、それをまじに視覚化してしまうところが奇矯というかあられもないというか。
満足度★★★
鑑賞日2020/12/24 (木)
価格4,000円
24日19時半開演回(上演時間110分+途中休憩5分×2回)を拝見。
会場である小劇場B1のスペースに相応しい、基本、日常会話レベルの音量での、ねちっこい・でも淡々とした・そしてエロいセリフのやり取りで進行する、オトナの艶笑譚。
観客によって、合う・合わないが出て来るタイプの舞台だと思われるが、(年齢なりに擦れてるもんでw)私としてはニヤニヤしながら拝見させてもらった。
なお、演技陣では、「家政婦は見た!」的な、他人の家庭を覗き見る役回りのお二人
弓子役・島田桃依(しまだ・ももい)さん
その夫役・岩谷健司さん
のコミカルと困惑とが綯(な)い交ぜになった佇まいに強く惹かれた。
【蛇足】
あと、たまたまなんだが、昨夜、Amazon prime videoで、1996年の映画「ガメラ2」を視ていたもんで、翌日の晩、まさか24年後の「NTT北海道の帯津(おびつ)さん」(「ガメラ2」での役柄)である、吹越満さんに再会出来るとは!と舞台とは関係ないところで、プチ感激したことを付記しておく。