満足度★★★★★
終始、緊張感で、痛くなる
題材が題材だけに、一瞬たりとも、気を抜けるシーンがなく、緊張しっぱなしで、あちこち痛くなる観劇体験でした。
自分も、子供達も、苛められ体験があるので、緊迫したシーンの連続の中で、忘れていた感覚が甦り、度々、心も痛くなりました。
でも、観られて良かった!
昴なのに、青年座の芝居を観ているようだと思ったら、演出が、青年座の黒岩さんで、納得。演出家次第で、劇団のカラーって変わるんだ!と発見もあり。
皆さん、芸達者で、まるで、ドキュメンタリーを見るような臨場感がありましたが、新聞配達店の店長役の方だけが、台詞の間に計算が見え、ちょっと作り物めいてしまったのが残念でした。
満足度★★★★★
重い。非常に重い。 でも、いい作品。
NHKシアター・コレクションということで
この公演は後日NHK(芸術劇場かな?)で放送されるらしい。
そのため、ロビーにカメラがいたり、
座った席のすぐ横に客席用の集音マイクがあったりで
なんかいつもと違う雰囲気に緊張する。
ストーリーは
学校で自殺した女子中学生の遺書に書かれていた
いじめの加害者の名前。その親たちが学校に集められ...
重い。人が自殺しているだけあって、ストーリーも重いし、
扱っているテーマも重い。けっして観終わった楽しい気分になる劇ではない。
でも、考えさせられるし、とてもいい作品だと思う。
脚本の畑澤聖悟さんは青森で渡辺源四郎商店という劇団を主宰している人。
この渡辺源四郎商店、一部で話題になっていたので今回観に行きました。
畑澤さん、現役の高校教師らしい。
道理で多少の誇張はあるものの現実味のある話だった。
次は渡辺源四郎商店も観に行こう!
それにしても、女子のグループって怖い(現実に。。。)