満足度★★★★★
劇団カムヰヤッセン第13回公演『レドモン』お勧めです。
劇団カムヰヤッセン第13回公演『レドモン』お勧めです。
宇宙人と地球人の共存と共生のお話でした。地球人と地球人もうまく共生できてないですね。実は家族のお話でした。泣きました。シンブルな美術の舞台なのですが、いろいろと変化していくのが、いいですね。
脚本・演出の北川大輔さんは王子小劇場の芸術監督をされていまして、とても身近な人なんですが、改めてスゴいなあと思いました。
明日の公演まだ席が手に入ります。演劇を初めて見る方にもお勧めです。
4月10(日) 16:00
http://kamuyyassen.daa.jp/next.html
満足度★★★★★
やっぱりすごい
北川さんの演出は、本当にすごいと思う。
部屋の角を使ったような変形ステージをフル活用し、
さまざまなシチュエーションを表現してしまうアイディアに
感心しました。
終演後のアフタートークでは、演出意図やレドモンについての
話が聞けて、また面白かったです。
板倉チヒロさんが上手すぎで、板倉さんのファンにもなってしまいました。
満足度★★★★
観た観た観た
あーすごい。
なんだかよくわからないけど、やはり板倉さんはいい。すごい。うらやましい。アドリブのようでアドリブでない、であろうセリフをマネしたい。相変わらずよく動くなと思いました。
満足度★★★★
日常にSFを代入。
小気味のいいSFに出会えた。
いかにSFにリアリティを持たせられるかは、様々手段はあると思う。
ある種のメッセージを伝えるために、現実との親和性は必要だ。
『レドモン』は、うまく日常を持ち込むことで、問題を処理している。
先に挙げたような成果は、役者の力によるところも大きい。
板倉チヒロが場を握る役であったことは、この上なく正解だろう。
コミカルにシリアスにその場を支配し、物語を支えた。
愛せる人物は、やはり必要であるな、と改めて実感。
ただ、余韻なく語りきっている物語(または演技)はやりすぎではないか。
安易なカタルシスを求めるべきではないと思う。
エンタメだからそれでいーんだというのであれば、頷くしかないけど。
満足度★★★
寓話
現代日本に片足を置いた設定に
純然たるファンタジーではなく
フィクションとして観始めてしまったため
台詞や役者の心情にある細かい嘘が
すごく気になってしまった
作者にとって身近な話題と空間で話を作った方が
板倉チヒロの存在感と大きなテーマを
もっと活用できたと思う
うー、もったいない!
シンプルできゅっと締まったシーンたち
開演前のちょっとゆるい雰囲気作りに油断をしていたら
物語に入ってからのキレを持ったシーン達にやられました。
シンプルなシーンの中で
必要なことがちゃんと物語られ
遊び心があって、
しかもバリを残さず物語がちゃんとつみあがっていく
あれよというまに物語に取り込まれてしまいました。
満足度★★★★
玉手箱
板倉チヒロって、あんなに演技が上手かったでしたっけ?(・・)っつーて思わず聞いてしまいたくなるような上手さ!
いあいあ、素晴らしいでしょう、これは。
以下はねたばれBOXにて。。
満足度★★★★★
フライヤーってんですか・・・?
あれが全然ダメでしたね。
正直あれ見た時なんにも期待できなかったですもん。
ところがお芝居はといえば・・・くはぁ、これが最高でした。
まったく飽きることなく観続けました。
完全に物語に引き込まれていきました。
そして、
最後はめっちゃ泣けました。
泣けて泣けて仕方ないくらい泣けました。
もう蛇口が壊れてしまったのかと思ったくらいに。
隣の連れも前の席の女の子もその横の男の子もみんなみんな泣いてました。
最後にあれだけ観客がアンケート用紙に書き込んでいる姿って久しぶりに見ました。たぶん、みんながみんな何か一言ことばを残したかったのでしょうね・・・この最高の芝居に対して。
満足度★★★
長大な物語の、入り口を描く。丁寧に。
オバマなこの時期に、このネタを選ぶのはタイムリー。上手い。で、長大となるであろう物語の、その、ほんの入り口だけを懇切丁寧に創り込んだ。言ってみれば、箱庭のような演劇。長大な物語の一部分なのだから、この芝居としてのラストは想定の所に収斂。とはいえ、「おや、想定外の方向へ踏み出すのか??」と思わせる仕掛けも随所に。よって、飽きずにラストまで芝居に入り込みで観ていられる。演劇として、短射程距離で正確に観客の心をヒットする技があるのは解ったので、欲を言えば、もっと射程距離の長い大型ミサイルも何発か発射してくれたら素晴らしかったのだけれど。とはいえ、SF風ファンタジーとしてものすごく解りやすく、上手なエンターテイメントとして仕上がっているのは確か。面白い。まずはそれだけで満足。この先、箱庭としての完成度を上げるのではなく、この程度か、もっと荒くていいから、射程距離を伸ばす方向の作品をぜひ観たいなぁ。
満足度★★★★
じんわりくるラスト
かなり荒削りな台本の作品、と感じてしまったけど、それでも惹きつける魅力がタップリ詰まった作品でした。
シーンを切り取って見るとちょっと統一感がないけど、それはそれ。
クロムモリブデンから客演の板倉チヒロさんが大熱演で、感じは全然違うけど、存在感がコマツ企画「動転」の川島潤哉さんを思い出すほどでした。でも、この作品では板倉さんひとりがそういったキレた演技を負っていたせいで、バランス的にはどうだったのか疑問です。
板倉さんが出ないでこの魅力は出せなかったと思うし、この劇団自体の魅力はまだまだ計りかねるものがあったりします。
満足度★★★
立川さん家の今後が心配です
最初劇場に入って舞台の床に白い線が引いてあり、何か話しに関係あるのかな?と思いました。そして公演が始まる前に役者さん達が出てきて何やらいろいろやっていて、それも何か話しに関係するのかな?と思いました。あとパンフレットを見たとき「レドモン用語集」というのがあって、それを読むとちゃんと設定を考えているんだなぁと思いました。
満足度★★★★
期待以上に楽しめました
あまり難しいことは判りませんが、観劇前は空回りしたSFかな、と思ってましたが、役者さんの力演と、地に足ついた台詞のしっかりしたお芝居で、最後まで楽しめました。
少し欲を言うとしたら、サプライズが欲しいですね。
ヰ。
主宰があちこちで演出助手をしている成果か、あちこちの団体の色が見え隠れ。上手い事そこから独自の色を出せたら良いものの、今はまだ表現ツールを借りている域か。更なる成熟が課題。
脚本の出来も気になるところ。よくあるっちゃあ、よくある。とはいえ、目新しくないけどシェフの腕次第でいくらでも味の良くなるメニュー。しかしそれを見越して勝負する為に選んだ気がしなくて、作れると思ったから作ってみたらどうも一味足りなくなったみたいな。その一味こそが重要。むしろそれさえあったらメニュー自体が何であろうと固定ファンは付いて来る。
公演とは『私達はこういう覚悟でこういう作品をやる者です』という、外部への見せ場です。そういう意味では初日は完全に躓いてしまった感。正直、不満。だからこそ二日目以降はまだ良くなるはずとも思うのです。期待でもあるし、「まさかこれ以下になる訳ないよな?世の中につまらん芝居を増やすなよ?頼むぜ」という心境でもあります。やりたい事は伝わって来たので、もっと慎重さをもった上で挑んで欲しい。若さで容赦する気はないし、これで真摯さがなかったら自分はめちゃめちゃに叩いていたでしょう。頑張れ。まだいくらでも頑張れる。
満足度★★
なんというか
脚本内容が稚拙。
同じとか違いとか、わざわざ今さら舞台上で描き出すまでもないことだと感じた。
スタッフワークは最悪。開演時刻が遅れたのは機材のトラブルということで仕方がないと目を瞑っても、芝居が始まってから、関係者のものと思われる話し声がずっと続いていたのは残念としか言いようがない。
良いと思う役者もいたのに、周りがそれを壊していては台無しだ。