「河西裕介」短編作品集vol.1『人間賛歌』 公演情報 「河西裕介」短編作品集vol.1『人間賛歌』」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.4
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  • 「ブルーベリー」「ベンジー」「モリー」拝見しました。
    後藤剛範さんとか松本まりかさんとかご活躍ですね。

  • 満足度★★★★★

    「愛」チーム
    ラブリー、ハッピーエンド、クリーブランドの3作
    登場人物が各作品で少しリンクしていて一つの世界となっていた
    どれも感情をなだらかにして、飾りを削ぎ落とそうとしてくる
    登場人物の考えは他人の考えで、お前はどうする?と不意に話しかけてくる作品
    元々好きな作品であるクリーブランドはだいぶ書き換えられていて、女性側の重みが増してストレートになっていた
    2人の関係性を知ってしまってるので見え方も多分初見の人とは全然違うのだろうなと
    空気感の大事な作品

    「女」チーム
    河西さんの作品は序盤はどこかにある時間と場所の切り抜きで
    そこからとんでもねえものが放り込まれて面白く転がっていく
    3作とも女という括りでそれぞれ女の強さも弱さも垣間見えるが
    共通して男というものが浮かび上がってくるのが面白い
    陰陽であり光と影、鏡写しの我ら

    ブルーベリー
    痛く痛い痛みを忘れてぶり返すまでのひととき
    思い出が痛み
    優しさが痛み
    これからが痛み
    ミドリのその身体それ自体は痛みじゃない
    それはただの記録、文字と一緒、読んでしまうその形
    舞台上の彼女はズシリと重い見えない影を引きずって
    ゾワリと明るく微笑んだ

    ベンジー
    この作品すげえ好きだ
    読めるようで読めない
    哀しいようで笑える
    そうじゃないのに過去と未来を繋げて見せる
    観客に二人のその後を見せてくれる本当に良い作品
    鶴さんと影山さんがとにかく素晴らしかった

    モリー
    これまた色々裏切ってくれた面白い作品
    なんというか男の滑稽さよ
    ぼくらは女性に敵いっこない
    どんだけ受け止められて守られて
    甘えて甘えて甘い考えで身勝手振り切って
    埋めてまた旅立って骨拾ってもらえなくて
    それでもやっぱりあなたがいないと駄目な男ってやつだ

    「男」チーム
    「男の人って、結局こういう女の子が好きなんでしょ?」と言うような三本
    男の恥ずかしさみっともなさどうしょうもなさをぽたぽた滴らせてきて、男の俺は枕に顔を埋めてジタバタしたい気持ちになる
    澤田さん、波多野さんは知ってたけど
    寺田さんはめっけもん

    ワンルーム
    6人それぞれに思惑があって
    それらが複雑に絡まってるけど
    舞台上にはただシンプルなものだけが見えていて
    だから唐突に突き放された気分になるし
    きっと男にはずっと理解できない話だって言われる
    女心の機微を後ろ姿で見せてくれる作品

    クロースチーム
    初演見て好きだった作品だけど、だいぶ書き換えられていてもはや別の作品
    書き換えた意味を知りたい
    今現在の役者波多野伶奈の使い方はこうなる
    ただもうこういう役はいいかな…
    作品もこれに頼っちゃ駄目だと思う
    初演の方が男の気持ち悪い部分が伝わってきた

    アフタースクール
    これは面白い
    サイゼに関するパワーワード炸裂
    寺田さんの面倒臭そうな女の子の演技が抜群
    しょうもない事がしょうもなく面白い作品
    細部が面白いってのは良いよね

  • 満足度★★★★

    「男」を観劇。30分前後の上演時間って本当に微妙。30分で何をどこまで表現し、どう物語をまとめるか。嵌ると素晴らしい切れ味を発揮するが、広げ過ぎてまとまらなかったり、インプットが足りなくて上手く伝わらなかったり。1本目は正直、えっこれで終わり!って感じだった。2本目3本目は起承転結が分かりやすく楽しめたと思う。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2020/02/24 (月)

    価格9,000円

    公演半ば、休演日前の24日に通し券で3プログラムを観劇。
    基本形な【男】、応用編な【女】、それらを総括した(?)【愛】という印象で、この順でアタリか?

    【男】
    劇団内や高校の放課後などで「ありそー」「あるある」な日常的なエピソード3話。そんなことは意図していないのに何でそう受け取る?や些細なことから仲違いしたりするのがリアルで(実経験なども思い出して)身につまされる。

    【女】
    【男】と異なり身近にいそうにない人物や経験しそうにない事が描かれるが、随所に笑いが入りとっつき易い感覚?
    で、【男】【女】共通だが、語りすぎず説明不足にならず想像させて余韻を残す掬い取り方が絶妙。短編の醍醐味。

    【愛】
    甘酸っぱさ+ほろ苦さ、思いっきり裏返し、オトナの分別(?)あるもの、とタイプは違うが愛を描いた3編。
    そう言えば【男】【女】【愛】それぞれ含まれる3編に共通性はありつつプログラム毎に味わいが異なるのも巧いところ。

  • 満足度

    波多野さんと土橋さんが好き。
    全体的に物足りなさを感じた。

  • 満足度★★★

    鑑賞日2020/02/22 (土)

    「男」チームの22日16時開演回(90分弱)を拝見。

    ネタバレBOX

    最初の「ワンルーム」。タクミの、ワンルームにやたら人を呼び込むことでチカをムッとさせたり、退団するはずの劇団への思い入れ(未練)の深さをみせたり…と幾つか伏線を張っているのはわかるも、やはり、チカからの突然の別離の申し出は唐突過ぎるかなぁと。
    2番手の「クロースチーム」は、現代版の田山花袋「布団」。ラストの「アフタースクール」共々、波多野伶奈さん演じる人物に起因する、切れ味のいいエンディングには思わずニンマリ。

    演じ手では
    2番手の「クロースチーム」のコンビ
    同じ男性として苦笑させられる役柄の、三上晃司さん(第1話にも出演)
    中年以上の男性の目には小悪魔に映る、波多野伶奈さん(第3話にも出演)
    が印象に残った。

    【配役】
    「ワンルーム」
    タクミ(創設時からの劇団員。チカとの結婚を控え、ついに就職=退団の決心をしたが…)
    …杉浦雄介さん(「先天性promise」で、なかなか目の出ない漫画家・マモルさん、だった方)
    チカ(タクミのカノジョ。いよいよ結婚が現実的になってきて、改めてタクミとの関係を考えている)
    …澤田千尋さん(「あぁ県大会」では総英学院の副部長だったり、「しだれ咲き サマーストーム」では三浦屋の花魁・幽霧だったり…)
    ユイ(チカの友人。環境庁(だったっけ?)の彼氏あり)
    …井田由依香さん(「ガムシャリズム」ぶりの方)
    トキオ(劇団主宰。トモコと同棲関係にありながら…)
    …三上晃司さん(「荒川、神キラーチューン(初演)」「耳の奥で王様が笑う」ぶりの役者さん)
    トモコ(劇団員。トキオと付き合っている)
    …的場裕美さん(お初な役者さん)
    ハマザキ(WSから新劇団員となるも…)
    …寺田華佳さん(「リボンの騎士-県立鷲尾高校演劇部奮闘記2019-」の演劇部員・池田まゆみ役の方)

    「クロースチーム」
    竹中(脚本家)…三上晃司さん
    芳子(竹中のWSでの生徒)
    …波多野伶奈さん(「あゆみ」「いざ、生徒総会」「Magnum Opus」で拝見した役者さん)
    3年前、ホテル・ミラクル5で観た、白野熊子さん&依乃王里さんペアのものとは別作品の趣き。ツッコミ役・芳子の演じ手次第で、いろんな色合いを醸し出すホンなのだろう。

    「アフタースクール」
    ごっさん(あゆの彼氏。演劇部の部外者だが劇団ひまわり所属)
    …後関貴大さん(お初な役者さん)
    やまだ(部員不足に悩む演劇部の部長)
    …吉野麻里絵さん(お初な役者さん)
    あゆ(演劇部員。ごっさんの浮気?に激怒中)
    …寺田華佳さん
    ちょり(あまり熱心でない演劇部員。あゆの彼氏だということを承知で、ごっさんにチョッカイを出す)
    …波多野伶奈さん
    ごっさんの、あっちフラフラ・こっちフラフラな思春期の男の子らしいところにも、ニヤニヤが止まらなかった。

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