満足度★★★★
鑑賞日2020/02/24 (月)
価格9,000円
公演半ば、休演日前の24日に通し券で3プログラムを観劇。
基本形な【男】、応用編な【女】、それらを総括した(?)【愛】という印象で、この順でアタリか?
【男】
劇団内や高校の放課後などで「ありそー」「あるある」な日常的なエピソード3話。そんなことは意図していないのに何でそう受け取る?や些細なことから仲違いしたりするのがリアルで(実経験なども思い出して)身につまされる。
【女】
【男】と異なり身近にいそうにない人物や経験しそうにない事が描かれるが、随所に笑いが入りとっつき易い感覚?
で、【男】【女】共通だが、語りすぎず説明不足にならず想像させて余韻を残す掬い取り方が絶妙。短編の醍醐味。
【愛】
甘酸っぱさ+ほろ苦さ、思いっきり裏返し、オトナの分別(?)あるもの、とタイプは違うが愛を描いた3編。
そう言えば【男】【女】【愛】それぞれ含まれる3編に共通性はありつつプログラム毎に味わいが異なるのも巧いところ。