公演情報
「鳰の海」の観てきた!クチコミ一覧
天下を取るまであと一歩に迫った織田信長は評価が二分する。人によっては その先見性を褒め称えるし、肉親ですら見捨てたそのリアリストぶりは残虐であるとも言い伝えられる。いずれにせよ、現代の世からすれば典型的な「パワハラ」タイプの上司だったのだろう。
その子孫が司直に訴えた。訴えられたのではない。フィギュアスケート界の一線者である織田信成さんは指導する大学の活動で、スポーツに費やすだけでなく学業にも励めるよう「改革」を浸透したかったらしい。いわゆる文武両道といったところだろう。しかし、抵抗勢力とばかりに立ちはだかったのが女性上司であった。その対応に陰湿さなど、問題がなかったかが問われることになる。
彼からすれば精神的悪質タックルだろうが、チームワークよろしく氷上ならぬ舞台上で台詞をパスしていったのが本作である。日本大学芸術学部演劇学科の生徒が このような発表の場を設けるというのは珍しい。しかも、小劇場の実力派俳優3人も加わっている。
私は「悪しき平等主義」には賛成しないポジションである。これを明らかにしておいた方がいい。どうも、本作は妖精のようにアミニズム化しており、言葉遣いなどを幼稚化することによって超越性・絶対性をみせたかったように思う。しかし、ビジュアルからいえば、そこは学生に絞るべきではなかったか。つまり、「若い学生」という一覧に、中年の外部出演者が 妖精として その一員になることによる違和感みたいなものを抱いてしまう。また、個人的見解であるが、「20歳」がフレッシュとは思えない。16歳とか、17歳とか、いわゆるティーンエイジャーの専売特許だろう。
満足度★★★
演技や発声とか熱演という点では評価は高くできるんだが
物語のわかりやすさとか
舞台背景や現在進行のシーンや
登場人物説明とかの情報表現が
いまひとつ甘かったかな~と思えた150分の作品・・・・
長いよ~2時間ぐらいに抑えた方が~とかも思えたデス
満足度★★★★
どんな物語か短く言うと、伊賀の里の伝承として、鳰の海の央に在ると伝えられた“沖の白石”と呼ばれる岩礁を発見した者は太平の世を戦乱の世に変えることができるとの言い伝えを巡る物語と言えようか。(華4つ☆)
満足度★★★
時空を超えたストーリーは興味深かったのですが、正直分かり難かったです。150分と長い舞台でしたが、全体的にスピード感に欠け、長いな・・という印象でした。ですが、役者さん達の一生懸命さが伝わってきて好印象の舞台でした。今後の活躍に期待します。
満足度★★★
150分の長い芝居。後半の展開は面白かったが,前半及び中盤は冗長に過ぎて,飽きがきてしまい,せっかくの後半ものめり込むまでには至らなかった。多少の遊びは良いスパイスになるが,遊びが多すぎると無駄になる。学生演劇の枠を超えなかったなぁ。
満足度★★★★
はじめは織田信長と松尾芭蕉が時空を超えてどうつながっていくのかと理解できずいらつきますが、後半面白さが加速します。壮大な設定に若さを感じ楽しめました。曾良役の役者さんの演技とても見応えありでした。