「朝日のような夕日をつれて」 公演情報 「朝日のような夕日をつれて」」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.9
1-15件 / 15件中
  • 満足度★★★

     ベケットの「ゴドーを待ちながら」

    ネタバレBOX

    を何とか越えようと努力しているのは分かるが、ベケットにはある深刻さが飛んでしまって、内実の無い日常の耐え難さも精神をワヤにしてしまう地獄の‟待ち“も何ら表象できていないので、薄っぺらで表層的な作品に堕してしまった。この空疎と表層しか見ぬ態度、それで良しと己を納得させているのが、現代日本の姿であり、それが新自由主義と呼ばれているなら、その姿をアイロニカルに描けばよいし、そのような視座で作られていたのであれば、極めて面白い作品になったであろうが、残念である。元々、「ゴドーを待ちながら」は、サンドイッチよろしく中身はなんでもござれを許す作品構造を持っているのだから、この点をもっとシリアスに時代の迷妄を貫き通すほど強く、鋭く突き破って欲しかった。
     現代日本の体たらくは、自分の頭で考え抜き、根源・原理に到達したなら、それを如何なる形で社会に還元するかを考え、新たな世界観を創生して、自分の発想を現実化する為の現実的方法に思いを馳せてプロトタイプを作り実験を重ねて検証した後、世間に発表しその原理なり発想なりが世界に認められるか否かを問うわけだから、時間も費用も掛かる。だが、日本はこういうことをやってこなかった。更に悪いことにこのような発想をすることができ、現実化できそうなタイプの人材を寄ってたかって潰してきた。結果、数十年前から頭脳流出が激しく有為な人材の比率はどんどん下がってきたというのが現実だろう。このままではオリンピック迄は何とか誤魔化せても、泥船であることに変わりはない。現時点はフェイクだのズルだの嘘だの詭弁だのありとあらゆる卑劣な手を使って、真実を覆い隠しているに過ぎないことくらい小学生にも分かる。この愚劣が進む先を見せるのも演劇の大切な役割だろう。私とは他者であり、その視点でも己を見ながら異なる身体を持つ他者と、認め合う部分は共有し競合すべき部分はフェアに競合して自他共に作る社会を見る必要がある。
     無論、これがデキない社会だからこそ、今作を上演しているのであろうから、この無能な社会の非に警鐘を鳴らす為に、このようなヴィジョンを作品中の適当な箇所に埋め込んでおいて欲しかったのである。
  • 満足度★★★

    演劇情報サイト「コリッチ」の招待券プレゼントに応募したところSTAGE THE WORKOUT『朝日のような夕日をつれて』のチケットが当たったので、19日12時の公演(3チームによる上演のうちのEX ver.)を観てきた。

    この舞台に応募したのはタイトルが気に入ったから。どんな劇団なのか、どんな内容の舞台なのかは応募してから調べて知った。逸見輝羊 × 鴻上作品 第三と言うことで、いわゆる不条理劇らしかった。
    『ゴドーを待ちながら』の世界と、玩具メーカー・立花トーイで究極の玩具を作ろうとしている男達の世界。この二つを、みよ子という女性を介して交錯する男性5人プラスαで上演された舞台。
    演出の逸見はつかこうへいの作品に数多く関わっていた人物だけあって、どことなくつか風の雰囲気が感じられたが、5人の出演者のテンポの良い台詞と場面転換で2時間弱の舞台は短く感じられた。
    ただし、台詞の発声が劇場の規模にやや不釣り合いだったことと、舞台内容とタイトルの相関関係がよくつかめなかったのが残念。
    役者達は頑張っていた。個々の役者について書くのは省くが、不条理劇ではない舞台での演技を観たいと思った。
    いや、このメンバーで、つかの作品を観てみたくなった。

    とは言え、満足出来た舞台だったかと問われれば、やや物足りなさを感じたのも事実。
    作品の掘り下げ方に問題があるのではないだろうか。

    とにかく、あと数回観てみないとこの演出家の実力は分からないなぁと思った次第。

  • 満足度★★★★★

    『朝日のような夕日をつれて』
    1/19 M.ver観てきました。

    5人の男たちの
    あの台詞の量、舞台の雰囲気
    体から発する熱量

    素晴らしかったです。

    やっぱり、こう言う舞台も好きですね。

    今回参加されていた
    新原 武さん
    羽鳥 翔太さん
    小山 蓮司さん
    今宮 稜正さん
    バーンズ 勇気さん

    かっこ良かったです。

    もっと、沢山の方々に見てもらえたらいいなと
    思いました。

  • 満足度★★★★

    【E ver】観劇

    ネタバレBOX

    引きこもり後自殺した娘のために、これがあったら自殺しなかったであろうと考えられる最高のおもちゃを開発しようと日夜努力する社長および社員のエピソードにゴドーを織り交ぜたような話。

    とにかく大声を発する役者さんたちの熱量が物凄かったです。

    神がいないのなら作らなければならないと言っていましたが、神こそが究極のおもちゃだとしても、そもそも神は人間が人間の都合で作ったものですから今更改めて作るものではありません。

    役者がはけようとするときに、それを止める手段として、ゴドーを待っているのだからと言って制止する手法は応用が利くと思いました。
  • 満足度★★★★★

    今年はマチソワ観劇は控えようと公言したにも関わらず、最終日に12時 開演[EX ver.]、15時 開演[E ver.]、 18時 開演[M ver.]と、途中疲労回復ドリンクなど飲みつつ一気見してしまいました。面白かった!!さすがの忘れっぽい私でもすぐに別のヴァージョンを見ることになるので、あ、ここ違うと気づけたし(で、またすぐ忘れますが)役者さんが違うことの面白さも堪能いたしました。前回はMとEで演出が違っていた気がしましたが、今回はセリフや演出はそう違わず、「出番は少ないけれど重要な役」と言われたと言う少年役が当て書きみたいにいじられていました。
    2014年版の鴻上作品からとのことでしたが、初演の頃はインターネットなど普及していないですよね。どんな舞台だったのか気になります。
    マチマチソワ(?)で一気見できて、自分結構やるじゃないと思っていましたが、今日になって腰が痛いです。
    他にも書きたいことは色々あるのですが・・・

    ネタバレBOX

    書きたいことは色々あるのですが・・・
  • 満足度★★★

    鑑賞日2020/01/19 (日) 18:00

    前半はステージ上のものすごい熱量に対して客席は冷ややか。スイッチが入りっぱなしで、やかましいだけの作品かと思い、辟易し始めた頃、中盤のコーラスの練習シーンあたりから客席の笑いも増え、後半は役者の力技で根負けするかたちで作品に引き込まれていきました。不思議なステージでした。

  • 満足度★★★★

    物語は説明から「ゴドーを待ちながら」をベースに2つの世界が交錯しながら進んでいくと…この物語に主人公は姿を現さないのだろうか。その主人公が抱える不安や寂しさが舞台上にいる男優5人によって浮き彫りにされていく面白さ。作は鴻上尚史氏、演出は逸見輝羊氏である。当日パンフに逸見氏は、つかこうへい 作品の演出しかしたことがないと記している。つか作品らしい熱量ある演出・演技であるが、やはり別ものであり それはそれで十分楽しめた。
    卑小なことだが気になるというか…。
    (上演時間2時間弱)【EXver.】 

    ネタバレBOX

    暗幕で周りを囲った素舞台。それだけに役者の力量が問われるが5人とも熱演。演技は良かったが、1人だけ汗だくで顔から汗が滴る。最前列で観ていたが、何故か気になった。
    後日追記
  • 満足度★★★★

    とても元気で面白い舞台でした。コメディ仕立てですが、テーマはしっかりしていて。勝手に想像していた内容とはよい意味で裏切られ、2時間弱あっという間でした。役者の皆さんの熱量も半端なく、バンバン伝わりましたよ‼️心に響く作品でした。次回も期待ですね‼️良かったです‼️

  • 満足度★★★

    [E ver.]を拝見。第三舞台での本作は、毎回チケットが取れずに結局未見のままで、戯曲もかなり前に読んだきり。今回、つか風だとの感想が飛び交ってるけど、この回が若手チームだからなのか、あまりそれほどの印象は持てず。正直物足りなさを感じながら観ていたのだが、それでも終盤では妙な感動が。

  • 満足度★★★★

    自分と同じ考えの人以外を拒絶し続ける事は昨日と同じ今日、今日と同じ明日を求め続ける事と同じなんですよね。

    知りたい事を探すために、知りたくない事を拒絶するネットの中の村社会について考えさせらる舞台でした。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2020/01/17 (金) 19:00

    EXver.。120分休憩なし。

    ネタバレBOX

    後日記載。
  • 満足度★★★★

    M verを拝見。
    本当だ!つかこうへいスピリッツがビシバシ、案外鴻上作品と相性が良いのですね。
    かなり自由度の高い作品と思われ、最近の時事ネタやアイテムがふんだんに。
    なるほど演出の手によって器用に容貌を変えながら、いつの時代になっても現在(いま)の作品として生き続けていく事のできる作品なのだなぁと。

    そうそうっこれこそ鴻上ワールドの…と納得したところで終演。
    予定調和ガン無視の展開、ストーリー説明は自分なんかにはとても無理!という手強い公演でしたが、とにかく役者さんのパワーたるや。
    思わずバッカでぇ~な笑い、ゴトーをこんな風にしちゃっていいの?(笑)約2時間の荒波を泳ぎ切った役者さん達に拍手です。

    たまたま、お話しできたお客さんは何と今日の公演を観るために大阪から。
    交通費、宿泊費、時間だってバカにならないだろうに。
    しっかり楽しめたようで良かった。
    簡単な移動で観劇できてしまう環境に感謝しなくてはとつくづく思いました。

  • 満足度★★★★★

    つかさんの芝居みたいでした。5人の熱いこゆ~い芝居すばらしかったです。これはたくさんの方に是非観ていただきたいです。拝見できて良かったです。大満足でした。

  • 面白かったです。この演目は理解はできないですが共感できるところがありました。前回よりも一層複雑に、くどくなっている気はしましたが。

  • 勢いがすごい! つかさんの芝居みたい
    全部出して出して言葉が気持ちがビンビン伝わってきました!
    熱い2時間ありがとうございました

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