公演情報
「マクベス」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★★★★★
終演後谷さんに聞いてみたら、やはりマクベスの話を知っていること前提での演出だったようなので、知らない方は当パンの説明を読んだ方が良いかと。
格好からして今までにないマクベスでしたが、セリフなどは意外に真っ当でした。バスタブのシーンは私もドキドキ。客席も巻き込んだ演出も楽しかったです。
そしてラストにはびっくり。←どんなラストだったのかネタバレにでも書いとけよ!!と自分で突っ込む2025年5月27日。一昨日太鳳ちゃんのマクベス夫人見たのでした。
これでやっと「観てきた!」登録終わりです。今年(2020年)は溜めないように観たらすぐに書くことを心がけたいものです。
満足度★★★
言いたいこと、いっぱいなのだが、一番は「演劇って面白い!!」だし、時間とお金使って、わざわざその場所の、その時間の中だけで観ることが出来ないものなんだけど、それが、やっぱ、面白いってなった。
古典は難しいと思うよりも、どう、時代、時代で、表現されるのかが観ることが出来て、ベースがあるからこその色んな古典を観る事が出来るのだと感じた。しかし、日本語訳の美しいこと。シェイクスピアの含みのある台詞って日常会話に用いられない言葉の表現なんだけど、その詩的さが美しい。
それが、鼻につく場合もあるのは、やはり、演者の力が足りないと思うので、そうではない今公演はかなり、凄いってことではないのだろうか。
東谷英人さんのマクベス、好きだ。
バンクォーの大原研二さんも、好きだ。
魔女(以外もめちゃくちゃ沢山)の百花亜希さんも好きだ。
満足度★★★★★
初日に行きました。遅ればせながらの感想です。
ダルカラさんは初めてですが「福島3部作」の谷さんのインタビューを見て興味あったのと、他のカンパニーに客演ででていた百花さん(アンオーダブル)と佐藤さん(嫌いだ)のお二人をみて「これは行かねば」という動機でした。 普段小劇場で「古典」を避けていた自分をKAATに向かわせたのは以上の3要素です。
要はろくすぽシェイクスピアなど読まぬ人間が今更、、という感もあったのですがこの作品には本当に「持っていかれ」ました。 演出であまり古臭いようにしないよう心がけて頂いたのが良かったのでしょう。
マクベスや夫人の心情の移り変わりが分かりやすく伝わってくるとともに、「これって今の、、、」という感じが伝わってきたところであのラスト。よく出来ていています。
音楽、歌、映像も良かった。 予算ミニマム(初日の谷トークより)の中で素晴らしい作品だったと思います。 22日まで。
満足度★★★★
軽快な音楽に乗ったテンポの良い現代の「マクベス」でした。原作の妙にもったいぶったところも大胆にカットしてあってかなり私好みです。およそ90%まで進んで、自分たちの実力は十分に見せつけることができたというところで、お遊びタイムに移って終了です。マクベス夫人の死の知らせがこないと思っていたらそういうことだったんですね。「福島三部作」では抑え気味だったおふざけと政治メッセージを少しだけ発散してみたということでしょう。「たまにはこんなこともさせてよ(テヘペロ)」という調子に感じました。
マクベス夫人の淺場万矢さん、ルックスも色香も演技も痺れました。通常の冷血なマクベス夫人だとちょっと違うかなと言う気がしないでもないですが、このマクベスにはピッタリです。バスタブのシーンは彼女を見て急遽付け加えたのではないでしょうか。あるいはこのシーンをやりたくて女優さんを探しまくったのかも。
私が前から感じていた「妙にもったいぶったところ」はマルコフがマクダフを試すために自分は駄目な奴だとグズグズ言うところと、すぐ次の場面でマクダフの妻子が殺されたことを使者がなかなか言わないところです。
逆に、普通はカットするマクダフ夫人と息子との会話をしっかりやっていました。もっとも息子は手袋人形でしたが。ここだけのために子役を一人使うのは無駄なのでカットするのですが軽妙な作りだとこういう風にできるよというデモンストレーションになっていました。でも双子の赤ん坊を付け加えていたのはどうしてなんでしょう。3人に増やしてもノーコストってことかな?
一番ハッとしたのは最初のキャバクラのシーンです。もしかすると、原作でも魔女というのはメタファーで、実際はマクベスとバンクォーが戦いの帰りに町はずれの飲み屋兼売春宿に寄ってクスリを飲んでの乱交パーティーで見た幻覚のことを言っているのではないかと夢想しました。KAATでなく「スズナリ」なんかだとそういう展開にしたのかも。
マクベスの世界を借りた、似非マクベス作品?
単なる勧善懲悪の否定を超えた枠組みで再構築された
贋作・マクベスか。
このままでいいのか、いけないのか、
悲劇なのか、喜劇なのか、
それが問題。
『蝶の力学 警視庁殺人分析班』に出てくる
バタフライ効果ではないが、ほんの些細にみえる
(設定も含めた)改変(改ざん、misdirection)がそれを
取り繕うためにさらなる改変を呼び、本来の道筋
(筋書き、公文書)から外れ、やがて(オリジナルとは
かけ離れた)想定外のカタストロフィ?が出現する。
ある人物が妄想の中で紡ぎ出している物語とみれば、
いいも悪いも等価(同値)、ボーダレス状態ということで、
成り立たないわけでもない(もっとも今回は、
バタフライ効果というよりは「風が吹けば桶屋が儲かる」
かもしれないが)。
劇構造的には、パルコ・プロデュースで何年か前に
佐々木蔵之介主演で上演されたNTS版『マクベス』に
なにかしら近いものを覚える。
どんな人であれ、些細なきっかけで心に魔が差す瞬間があり、
特に価値の混沌化された世界にあっては、風向き一つで
どう人生転がるかわからないといったあたりを
物語の在り様自体が転変する様になぞらえて反語的に
アイロニカルに提示した作品、趣向を凝らした書替狂言としては
悪くないのかもしれない。ただ、演出面にムラがあり
既視感のあるものが多く、求めすぎは承知の上でいうと、
例えば、魔女たち登場のシーンでも、『朧の森に棲む鬼』の
オボロたち登場の場面ほどの趣向がないと、魔女たちの
仕掛けた世界に入り込んだということがぐっと伝わってこない。
これなら、訳が分からないところは多いが、同じ松岡さんの
翻訳をもとにしたadaptation『メタルマクベス』の方がまだよいか。
マクベス斬り!... 残念!!
満足度★★★★★
今作の演出で最も気になるのが魔女の、一見ハチャメチャで矛盾だらけの科白を如何に身体化し、この科白の不可解だが迫真性に満ちた予言の怪しいまでに不気味な雰囲気を舞台で視覚化できるか? という点だろう。追記後送 華5つ☆)
満足度★★★★
演劇ならではの色々な仕掛けが有り、とても刺激的でサービス精神溢れる舞台ですが、肝心の内容があまり面白味が感じられなかった。
なにもマクベスでなくても良かったんじゃないかと思ってしまった。
満足度★★★★★
客いじりやお色気(特にバスタブ!)も交えて愉しい休憩無し約95分、男女各3名でほぼ演じきる趣向、装いは現代風ながら内容は意外とオリジナルに即しつつ(以下ネタバレにて)、
谷賢一翻案・演出「マクベス」。約1時間半だけど凄く原作に忠実だなぁと思ってたら、最後に完全にヤられた…!ゲラゲラ笑ってしまったよ!!今を映す舞台芸術の一か八かの賭けに勝ったのでは?(笑)東谷英人さん演じるマクベスは小心者で卑怯者の現代人。私にはヒトラーや昭和天皇にも見えたけど、正体は…