満足度★★★★
鑑賞日2019/10/13 (日) 15:00
これはひとつのラブ・ストーリーではないか。
優しく切なくて、焦がれるような、諦めきった、奇妙な愛の物語。
平岩紙さんのやわらかな声が、儚い夢と現実の間を行き来する。
金内喜久雄さんはかき混ぜながら、それをゆったり包み込んでいる。
ラブ・ストーリーは、リアルな現実を突きつけて突然終わりを告げる。
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舞台芸術学院『この道はいつか来た道』別役実が亡き老名優夫婦のために書いた二人芝居を、親子以上に年の離れた金内喜久夫(4回目)と平岩紙(初役)で。平岩が透明感を生かしキャリアの差を全く感じさせず、また年の差故に枯淡の味が身上の金内に火が点いた。二人が死と堂々と向かい合うラストに涙。
約5年前
【公演レポート】“面白うて、やがて悲しい物語”、別役実×鵜山仁「この道はいつか来た道」開幕(コメントあり) https://t.co/sHawGY3A7l https://t.co/zg9RaD0SGw
約5年前