丹青の新・牡丹灯籠 公演情報 丹青の新・牡丹灯籠」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.6
1-6件 / 6件中
  • 満足度★★★★★

    この時期にぴったりの内容で、さらに時代劇、人情もの。。。 大変楽しく、時にほろっと見させていただきました。大変よくまとまっていて、下町の人情が伝わってきて、こういうのって、いいなあ とつくづく感じながら心温まる作品だったと思います。
    以前から気になっていた劇団でしたが、機会がなく伺えませんでしたが今回観劇出来て、期待通りの内容でとてもよかったです。次回作も期待です

  • 満足度★★★★★

    とっくり座さんのお芝居はいつも楽しみです。今回も期待を裏切らない笑ってほろりとさせる90分でした。蒸し暑い毎日ですが良き時間を過ごせてよっかたです。役者さん達のチームワークの良さも感じられました。

  • 満足度★★★

    成仏できない幽霊も袖振り合うも他生の縁という、深川の地にふさわしい長屋の人情噺
    昭和の夜8時台のバラエティ番組の涙と笑いのコメディドラマの匂いがした
    夏の夜に下町のおとーさん、おかーさんとリラックスして楽しんだひと時

  • 満足度★★★★★

    あっという間の1時間半。笑って泣かせて驚かせる脚本・演出・照明に音響、本当に良かったです。
    そして役者さんたちの演技も素晴らしかったです。江戸情緒あふれる長屋の住人達が幽霊と相対してドタバタするさまが本当におかしくてお腹を抱えて笑ってました。ありがとうございました。

  • 満足度★★★★★

     自分は幼い頃、深川の長屋暮らしをした経験がある為か、下町が好きである。

    ネタバレBOX

    ガキの頃は縁日と祭り、喧嘩神輿が大好きで良く出掛けたものだ。喧嘩神輿は死人が出ることがあった為禁止されてしまったのが残念で仕方なかったことを良く覚えている。権威や権力を笠に着る連中とマッポが大嫌いなのは、こんな育ちの所為かも知れない。何れにせよ、下町の人々の持つ温かさが好きなのだが、とっくり座作品にもこの下町独特の温かな人情がいつも滲んでいる所が好みなのだ。今作でも生き延びた新三郎が屑拾いをしながら没した船から落ちたおつゆ、おちよを地を舐めるように何年も探し、近隣の寺を回って無縁仏を調べた挙句見付からず、おちよの忘れ形見・おきみを育てながら20年を過ごした後、偶々、長屋の者が野ざらしになっていた白骨を供養したことから縁あっての再会となり、おつゆらの身の上話を長屋の者らが聴くに至ったものの、新三郎はご隠居との将棋の約束があって会う事が無い辺りのじらしも上手く、逢瀬の段になって直後に、あの世とこの世の定めに泣く泣く従わざるを得ない場面での命掛けの恋相手との別れ、親子の別れの痛切な痛みは胸を撃つ。この時の照明も実に良い雰囲気を醸し出していて感心した。役者陣のこなれた演技も良い。彼岸へ旅立つ刹那、おつゆがリクエストする兎の歌も何とも言えない間を作り出して効果的。
  • テレビ等で見る事が最近少なくなってきた時代劇。
    その中でも深川とっくり座さんは常に時代劇をやっているだけあり、衣装や話し方等もしっかりしていて見応えあり!
    チャンバラとかではなく、人情あふれるホームドラマ…みたいな感じ。今回はちょっと切ないホラーでした。

    関係ないけど、幽霊が出てくる時のヒュ〜ドロドロの音は何故あんなに怖いんだろう 子供の頃からお化けが出る時に聞かされているから、怖いと刷り込まれているのかな…

    次回も楽しみにしてます!ありがとうございました!

このページのQRコードです。

拡大