公演情報
「ENDLESS-挑戦!」の観てきた!クチコミ一覧
女性社長のもと、環境に配慮した産廃処理事業をしている、埼玉の実在の会社がモデル。その取り組みに感動した女性制作者が、作家に執筆を依頼した。
まず説明的。特にはじめの方。産廃処理反対から、洪水の後片付けで会社を見直すようになる住民たちも戯画的すぎる。自然なリアルが基調の舞台とそぐわない。
モデル会社そのものは、主人公の女性社長が目標にする存在として、距離があるのは良かった。この目標の会社の社長はスマートでキビキビして、かっこよかった。好演。
文句はあるとはいえ、一度は仲違いした社員が帰ってきてまた仲間になるところでは素直に感動した。
満足度★★★★
テーマはとても良かったと思います。絶対に必要な仕事だとは思っていても、平素それを考えることはあまりありません。そのせいで不勉強な私にはよく分からないことが多く、最終処分場は想像できても中間処理とか一貫処理が分かりません。終演後に当日パンフに用語解説があるのを見つけましたが、その文章だけではなかなかピンと来ません。思うに、そこらへんが分かっていればアスレチック(でしたっけ?)とか野菜作りとかが、なんで無理なくできるのかということが理解できたのかなと。説明台詞が多いという方がいらっしゃるようですが、私にはそうも思えませんでした。当日パンフを読んでおいてくださいねというアナウンスと、素人にもわかりやすい用語解説、できたら劇中で何気なく理解できてしまうような台詞をお願いしたいです。「プラント」も理解しにくい言葉の1つと思います。
台風の中、救助のシーンはもう一工夫ほしいです。
追記:アンケートに住所を書いたら、さっそくお礼状をいただきました。私もゴミについて考え、行動して行こうと思います。全国公演に旅立てる日が来るように応援しています。
満足度★★★★
劇団球主宰田口萌作、文学座西川信廣演出コンビによる劇団銅鑼公演は二度目という。最近知った書き手(未見)だが他劇団にまで書下ろす書き手とは露知らず。産廃という題材をどうドラマ化するのか戯曲と作家への関心で拝見した。
先進的取り組みをしている埼玉の実在の産廃業者の題材を、先代の家業を継いだ新米女性社長の奮闘記として舞台化。
地域の厳しい目や不当な抗議、やる気がなく従わない従業員等ネガティブ要素を克服する過程と、持続可能社会を見据えた改革への挑戦とを重ねたドラマになっているが、あまり知られない企業努力の事実性がフィクションに重みを与えている。
今回の事例に改めて感じた事は、産業イノベーションに失敗したと言われる日本では、こと環境部門は国が十分に投資し成果を期待して良い部門に関わらず、構造転換が見込まれるためか既得権益構造(原発含む)を揺さぶる予算配分(インセンティブの設定)は為されない、ばかりか、国民が環境部門に成長を展望するような材料=情報を積極的に流さない(これはマスコミの忖度)という事になっているように感じられる。自分も「言っても仕方ない」病にいつしか感染している。
今回の公演は劇団がこれに目を付け、田口氏に執筆を依頼した事のようであるが、非常に判りやすい紹介となっていた。
満足度★★★★
鑑賞日2019/08/31 (土) 19:00
社会派の作品。社内、社外の問題をアイデアと根気で乗り切り、エンドレスで前に進んでいくパワフルな二代目社長と社員たちの姿がすがすがしかった。みんな作業着が似合いすぎ。
満足度★★★★
バイタリティあふれる二代目女社長が様々な困難(周辺住民の反対運動や社員たちの不平不満等)を、自身が成長することによって乗り越えていく物語。
物語が数年間にも及ぶため、女子社員や社長自らがナレーションで説明していたが、会社の転換点となるISOの取得まで「一年後に取得し」で済ませたのはどうだったか。
ほぼ知識のない私のようなものは「お手本にしているグリーン環境も1年で取得してるし、言うほど厳しくないんじゃ?」と思ってしまいます。会社のターニングポイントになったこの取り組みについては、上演時間が90分から100分に延びたとしても、会社の環境の変化、社員の意識の変化などの例を提示した方が後の活動に説得力が増したのではないか。
全体としては丁寧な舞台づくりに良い印象を持ちました。
満足度★★★
初見の劇団さん。芝居は悪くはない。90分というちょっと短めの時間,コンパクトに纏められていましたし,役者さんの演技にも不満はありません。ただ,真面目か!なんか,会社の研修で意識改革のため見せられたような内容で,心底共感することは出来ませんでした。
満足度★★★★
90分という短い時間ながら濃密な内容でした。3Rでごみ問題はある程度乗り越えても、便利になると住みずらくなるという矛盾は平行線なんだろうな・・・と思いました。
満足度★★★★
実在する会社に取材を重ねての物語として楽しむと、とても希望の持てる作品。
近隣住民からは反対運動を起こされ、従業員からは不満たらたら。
近隣住民の不安は良く分かるし、かと言ってそう高くもない賃金に加えて悪者扱いされたんじゃあ従業員もたまったもんじゃない。
まさに八方塞がりの女社長。
産業廃棄物事業・・・数々の問題と打開策、業界モノとして産廃に対しての興味も大いに沸きましたが、どうやら本作の目玉は「働く者達の姿」
故に業種こそ違っても特にブルーカラーとされる職種の方に是非観てもらいたいと思える公演でありました。
導入部は特殊な業種ゆえの状況説明が台詞に課せられて、どこか不自然。
新入社員役の方が新人だからこその目線で良いナビゲートをされていたので、その説明的な部分も併せて担ってもらえば、冒頭はもっと自然な台詞回しになったのではないか。
女社長の挑戦を実現させるシビアな部分をより深く理解するには、更に具体的な産廃の情報が欲しい。
などの欲が湧いてくるのですが、それはこれからの更なる挑戦、今目の前にある仕事の意義を積極的に考える大切さを知らしめてくれる、より素晴らしい作品へと成長していく期待を持てるからこその欲だとも思えました。
開演前に当日パンフ(立派な無料パンフ!)の用語解説を読んでおく事をお勧めします。
満足度★★★★
趣旨には最初から賛同なのだが、後半まで共感はできなかった
災害時の人命救助を見守るシーンが印象に残った
ISO14001は取得よりも継続が難しいと言うことがどこまで伝わったろうか
セリフによる説明が多すぎたか
ちょっともたつき加減のキャストの中、馬渕真希の演技が気を引いた
さすがにスタッフはしっかりしていた
満足度★★★
廃棄屋の二代目女社長と従業員の終わりなき挑戦。期待して観に行った分、思ったより流れが悪くて少し飽きてしまう場面がありました。
ですが、止まらずに改革しようと進み続ける姿は正に大人達の熱き挑戦。かっこ良かったです。
満足度★★★★
鑑賞日2019/08/27 (火) 19:00
座席1階
埼玉県三芳町の産業廃棄物業者の再生の物語。ごみ処理と蔑まれ、悪臭や健康被害の原因だとして立ち退きを求める運動まで起きたが、2代目女性社長がリーダーシップを取り、徹底したリサイクルをしてゴミを再生することで、地元に支持される環境企業に生まれ変わっていく。
実際にある企業の実話を舞台化。取材を重ねて構想を練り上げたという。テーマは「あきらめない」。次々とエンドレスに前向きで新たな発想が出てくる。
見ていて気持ちがいい舞台。1時間半というコンパクトさにまとめ上げてあり、切れも良かった。ただ、説明調の長い台詞が目立ち、ちょっと教科書的な感じだったのが惜しまれる。