上松知史

対象作品

劇団UZ「牧神の星」

受賞コメント

この度はこのようなすばらしい賞を頂き大変光栄です。今回の賞は私ひとりのものではなく座組みんなで共に受賞させて頂けたものと思っています。観に来て下さった審査員の方々、また本催事の開催に奔走されたCoRichの方々に心より感謝申し上げます。この賞を励みに、これからも真摯に表現と向き合ってまいります。

お祝いコメント

（劇団UZ　脚本　伊豆野 眸）

かれこれ２０年の付き合いになるでしょうか。どうしようもなく芝居に魅せられてしまった彼は、自分たちが暮らすまちで、いかに表現を続けていくかを模索しています。答えはまだ見つからないようですが、正解もなさそうです。ただ、彼の芝居は変わり続けています。たくさんの感情を突きつけてきます。それはとても楽しいことです。まだ前に進むとのこと。さらなる挑戦と飛躍を期待します。俳優賞受賞、おめでとう。友人を代表して。

小林冴季子

対象作品

世界劇団「零れ落ちて、朝」

受賞コメント

まさか私がこの様な賞を頂けると思っていなかったので、今でも驚きが隠せません。本当に嬉しいです。

ただこの賞は、世界劇団さんや共演者の本田椋さん、並びにこの公演に関わった全ての皆さんのおかげで受賞できたと思っています。感謝の気持ちでいっぱいです。

人生初めての賞で足が浮いてしまいそうですが、ツアー最後に控える吉祥寺シアターでの公演も、この受賞を励みに頑張ります！

お祝いコメント

（世界劇団　代表　本坊由華子）

世界劇団は拠点日本を掲げ、これまで札幌から九州まで全国各地の俳優に出演いただきました。良い俳優とは演技力だけでなく作品の責務を背負う俳優だと私は思っています。本作品は仙台の本田さん、広島の小林さん、私の三人で共に同等の責務を背負いながら創作し、国内7都市で高い評価を受けてきました。この度の受賞が、本作品における俳優の美意識を実証するようで、非常に嬉しく思います。12月吉祥寺シアターにて！お見逃しなく！

花屋敷鴨

対象作品

コトリ会議「おかえりなさせませんなさい」」

受賞コメント

まずは、今回このような演技賞をいただいて、とても嬉しいです。
また、これまでお世話になったたくさんの方へ、深くお礼申し上げます。
演劇は役者だけの力では成り立たず、座組の皆の力強さに支えられながら、私もそれに応えたいと思い舞台に立ってきました。
今回このような形として賞を頂戴して、私も恩に報いることが出来た証となれたなら、嬉しいことこの上ありません。
この度は本当にありがとうございました。

お祝いコメント

（コトリ会議　主宰　山本正典）

鴨さん、おめでとう
いつも配役が山姥だったり雀だったりゾンビだったり女神だったり犬だったり、たまに人間の役かと思えば脳みそを改造されたり光線銃で撃たれたり実は宇宙人だったり幽霊だったり…。「人間になりたい」あなたはいつも嘆いていましたね。そんなあなたが珍しく「ただの人間」で幕をむかえられたお芝居で、とても素敵な賞を戴けました。これまでの幅広い役作りの賜物ですね。
鴨さん、いつもありがとう

松田弘子

対象作品

ウンゲツィーファ「湿ったインテリア」

受賞コメント

演技賞をありがとうございます。審査員松岡大貴さんの「特別でない、一人の母親」（の役）として「特別でした」という言葉が本当に嬉しかったです。私は、現実の生活は予測不可能でおろおろしてしまうことも多いです。逆に繰り返しは大好きで、決まった台詞とストーリーを新鮮に繰り返すタイプの演技は自分に向いていると思っています。そしてそのような場を今回与えてくれたウンゲツィーファ、共演者、スタッフの皆さんに感謝します。

お祝いコメント

（ウンゲツィーファ　主宰　本橋龍）

劇団青年団が学生劇団のころから所属しているという大ベテランのまちこ（松田弘子）さん。現代口語演劇に多大な影響を受けた僕らの作品でまちこさんが受賞されるということは光栄だし、得難い体験です。まちこさんは野生の俳優だなと感じてます。ただ俳優として生まれた。お腹が空いたからご飯を食べるように、演劇が始まったから演技をする。だからまちこさんの演技は全部本当なんです。

松永玲子

対象作品

ムシラセ「なんかの味」

受賞コメント

大感謝！　最多クチコミ賞＋演技賞＝作品賞だと勝手に思い込んで大喜び！

保坂萌さん＋全キャスト＋全スタッフを挙げて、前のめりでトライし続けながら全力疾走した作品なので、本当に嬉しい。自信を持って【再演】を希望します。地方公演も希望します。更に多くの人に観て頂きたい。

バーのママ薫役。私の中には無い人で。昨年逝去したナイロン100°Cの長田奈麻さんに降りて来てもらいました。命日に稽古中だったので。私の中の長田さんが爆走していました。ありがとね長田さん。

お祝いコメント

（ムシラセ　主宰　保坂萌）

松永玲子は最高です。
毎日稽古場に小ネタ道具を集め、マラカスを振る芝居を一度見たいからやって欲しいという橘花梨の無茶リクエストに全力で応え、私に「それは無しです」と言われ崩れ落ち、中野亜美は爆笑し…。

受賞時の有馬自由先輩の言葉をお借りするなら「うちの母ちゃん日本一！」です！
再演を視野に、地方へこの面白家族たちと行きたい！どこへでも行きますので、是非呼んでください。更にブラッシュアップをし、高みを目指していきます！