末原拓馬
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人生最大の挑戦。公演の度にそう豪語しているのはビッグマウスなわけでもなく、毎回、事実としてそうだからです。数年前から考えれば、おぼんろは素晴らしい段階にあると思っています。応援してくれる仲間も増え、当初は荒唐無稽と思われていた倍々作戦も、なにか大きな力の流れに支えられ、成功を続けています。前回公演、1000人動員を超えた時点で目上の方々には言われました。「シアターコクーンなんて目指さないで、1000人動員くらいを繰り返し続ければリスクも少ないし、食っていけると思うよ」・・・安住を諦めていた身としては、それは悪魔的で魅惑的な言葉のようにも聞こえましたが、でも、でも、です。シアターコクーンに行こうというのは、いまやこれは、自分だけの目標じゃありません。カーテンコールで約束したとおりです。シアターコクーンでおぼんろ公演を行うことになった暁には、自腹でワインを振る舞います。1359人動員した公演の次は2718人動員しなければならないんです。それは、50000人に続く、重要な一歩だから。これまでも、「絶対無理だ」と言われながら、しっかりと成功してきました。営業はがんばりますが、最大の武器は現状1359人の仲間と、そして我々の物語りです。今作は、長年温め続けていた案をついに作品化します。第9回公演がある意味成功公演だったことを受けて、次の一歩を躊躇するのではなく、今回もハイリスクの大股ふ踏み出します。三週間公演。もう、お金は払ってきました。後戻りはできませんし、する気もないです。みんなで成功させましょう。