ROGO#9 「銀河鉄道の夜」

ROGO#9 「銀河鉄道の夜」

ROGO(東京都)

公演に携わっているメンバー:6人

団体紹介
ROGOとは、2003年に演劇ユニットとしてスタートし、 2010年に劇団となりました。
「LEGO」ブロックのように様々な形をした色鮮やかなブロックを重ね合わせて組み上げていく。子供達が自由に想像して創る遊びのように、演劇作品を創って行きたいとの願いを込め「ROGO」としました。

「新しい」ことを求めるというよりも、「気付いていなかった」というのが正しい気がするのですが、
人や自然や社会の中にはもっと様々な音や色、言葉があって、それらとどうやって関わっていけるか。演劇表現の中でどうやって立ちあげるか。
私たちの本分は「豊かさ」を今の社会だからこそより強く信念をもって発表して行く事。
ただただ、それらを一つ一つ大切に作品を創り続けて行く事を将来のビジョンとさせて頂きます。
応募公演への意気込み
宮沢賢治の名作「銀河鉄道の夜」を上演します。
4回の改稿。そして生前未発表であったこの作品に描かれているもの。
断片。欠片。破片。
記憶や想いの断片を言葉も持って音や色に変換する。言葉を絵具のように使い絵を描き、言葉を音符のように使い曲を奏でる。それも圧倒的に深く、厚く塗り重ねられた世界。
真っ暗闇の夜空に浮かぶ満天の星のようにキラキラと宮沢賢治の破片が今もなお瞬いている。

ROGO童話シリーズの一つの着地点として。
童話は「読み聞かせてもらうもの、自分を振り返るもの、読み聞かせるもの」と人生で3度触れる事があると言います。
ROGO版オペレッタ「銀河鉄道の夜」、どうぞ大切な人とご来場下さい。お楽しみに。
将来のビジョン
2012年10月30日(火)~11月4日(日) シアターグリーン BASE THEATERに於いて、
#10公演「ピトロクリの谷」を上演します。

夏目漱石「永日小品・昔」をモチーフに「無常」を描く三部作の第2作目となります。
イギリス・ロンドンの留学を「尤も不愉快な二年間」と振り返る漱石が帰国直前に訪れたスコットランドについて、滞在したPITLOCHRY(ピトロクリ)について短いながら美しい詩的文章で書いています。
その短編作品をモチーフとして、3.11への想いを描きます。
誰もがそうであったように、あの日メディアから流れる映像から目を離す事ができず、事態を受け入れる事ができずにいました。翌日、瓦礫が散乱する町に美しい朝日が昇りました。あの朝日は忘れる事ができません。
時は流れていきます。それは時として人の支えに、救いになり、時として取り戻す事の出来ない「忘れ物」が現れます。
3年、三部作として「無常」に対峙します。
それぞれの作品は直接の関連性はありません。ただ、できるなら3部作見て頂きたいです。
第1作目は戯曲を無料配布する予定です。
第3作目は2013年、秋。

公演に携わっているメンバー(6)



よろしくお願いします!
たぐち

劇団員です。 素敵なものをお届けできるようがんばります。
ふるた

劇団員です。 作品づくりに全力を尽くします!!
古川

代表です。宜しくお願いします。
チャコ

素敵な作品になりますよう頑張ります☆
たくろう

制作です。

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