Vector(ご来場ありがとうございました!)

613（東京都）

公演に携わっているメンバー：12人

団体紹介

何万人もの動員を、なんてことは今は望んではいません。ただ、そろそろまた観たいな、そんなことを言ってもらえる団体でありたい、そう思っています。そんなお客様たちに支えられて少し小さめの劇場でロングランが打てるそんな団体に成長して行けたらと思っています。

もの凄く個性的なことをやっているわけではありません。そのことにこだわりもありません。ただ、思い出してもらえる、そんな何かがしっかりと存在している作品づくりをこれからもしっかりと続けていきたいと考えています。

613と聞けば、芝居をやっている人たちという認識を持ってもらえるようなそんな団体に成長させていきたいと思っています。

特別でないようで特別な、そんな作品、団体になりたいと思っています。

応募公演への意気込み

今回の作品は遺伝子治療を研究しているチームと、そのチームリーダーのお話です。

その研究を研究している科学者やその取り巻きの人々がその研究をどのように扱い、どんな結果が生まれていくのかが物語の筋になります。

研究することも、仕事です。そんな仕事をすると言うこと、研究すると言うこと、つまり、個人の思いが社会という仕組みの中で葛藤していく物語を613ならではの表現方法でリアルな世界観と共にお届けいたします。


今を生きていくと言うことは、いつの世でも簡単な事ではありません。今の今、私たちの目の前にはいったい何があるのでしょうか。私たちは何を目の当たりにしているのでしょうか。そして、それは私たちに何を強いるのでしょうか。私たちは何を思ってしまうのか。それらを、交錯するいくつものシーンによって紡ぎ出していきます。そんな物語をお楽しみいただきたいと思っています。

将来のビジョン

ある特殊な経歴を持った女性を主人公に、その女性が抱いた結婚したいという思いを描いていこうと思います。

他人と結婚という契約を交わすことを、現代を舞台にもう一度捉え直してみようと思っています。

価値観は時代と共に変化していくものです。それはすでに一般化することすら難しくなっているのかもしれません。そんなことを考えられてしまう今だからこそ、そんな少し変わった経歴を持った女性が結婚しようとする様を描いてみたいと思っています。

リアルであり、ちょっと切ないそんな物語にご期待いただければと思います。