- HOME
- 舞台芸術まつり!TOP
- 舞台芸術まつり!2011春
おやすみ・ザ・ワールド
非・売れ線系ビーナス(福岡県)
公演に携わっているメンバー:5人
- 団体紹介
- エンタテイメントと現代口語演劇と悪ふざけのちょうどいいバランスを模索しています。現代口語・ミュージカル・エンタメ・時代劇・コメディなど、いろんなタイプの作品を作れる団体であり、対応できる俳優たちでありたい。また、3000人キャパから50人キャパまで、大小さまざまな劇場を目的に応じて使い分けられる、使いこなせる団体を目指しています。脚本を田坂(男)、演出を木村(女)と二人の人間が分業している特色をさらに磨き、より壮大で濃密な世界観の構築をめざします。
制作的には、福岡を拠点にしながら、全国で公演ができるようにしていきたいです。地元で売れたら東京に行こう、というのではなく、地元も含めた全国にお客様がいる、というのが理想です。そのために、持ち運びしやすい作品作り、旅公演に対応できる団体力アップにも今後は力を入れていきます。5年後に全国ツアーを組むことが目標です。
- 応募公演への意気込み
- 誰か起こして。
このくだらない世界から。
毎年小説大賞を取り続ける元俳優とその妻。
誰が一番の冒険者か競い合う部活。
トイレの神様。
様々な物語が交錯する中、ある殺人事件が起きる。
なぜ女は、箱の中に詰め込まれたのか。
昨年は初の東京公演も果たした非・売れ線系ビーナスが、二年連続で福岡演劇フェスティバルの公募枠にも選ばれ、「ここが勝負どころ」と気合十分でのぞむのが今回の作品です。
シンプルな舞台の中、役者の体と言葉だけで次々に空間・時間を移動しながら物語をつむいでいく田坂得意の手法で、「ナンセンスでくだらない世界」と「女の悲しい一生」を描き出します。また、演出のアプローチとして、一つのキャラクタを複数が演じたり、複数のキャラクタを一人で演じるなど、キャラクタの存在と俳優の身体の自由な関係を探るなかで、人間関係の脆弱さ、そこから生まれる不安感を表現したいと考えています。
- 将来のビジョン
- 次回公演は、10月頃を予定。劇団員も増えパワーアップした体制で、いつもの非・売れ線系ビーナスらしい笑えて切ない過剰な物語をお届けします。持ち運びしやすい仕様にして、他都市ツアーも計画中です。
公演に携わっているメンバー(5)