カチューシャの人(再演)

カチューシャの人(再演)

けったマシーン(東京都)

公演に携わっているメンバー:5人

団体紹介
劇団けったマシーンは、役者の持つ創造力と観客の持つ想像力を信じ、極力シンプルな舞台での表現を模索している団体である。

旗揚げしてから1年、5本の作品を上演してきたが、今後は公演ペースを下げ、一つ一つの興行の規模を大きくするつもりです。今年9月には初の地方公演を名古屋で行う予定です。今後もさまざまな場所での地方公演を視野に入れて活動していこうと思います。

4回の本公演、1回の企画公演を通してわかった劇団の方向性や作品の持ち味があります。

劇団の方向性とは「日常をビビットに切り取ること」です。丁寧に日本語を扱い、リアルな現代劇を今後もやり続けることにより、観客に目の前で行われている演劇と言う「虚構」を「真実」のように観客に体感させたいです。

劇団の持ち味とは「記憶や思い出での刺激」。今までやってきた作品中4つが記憶や思い出を取り扱ったものでした。記憶や思い出を謎として扱い、描くことで観客を刺激していくことが劇団の持ち味であり、今後もそれを生かした作品作りをしていきます。
応募公演への意気込み
本公演は2010年に初演した劇団の代表作で、大正時代を代表する女優、松井須磨子を題材にした二人芝居です。

ほぼ素舞台の上に役者が二人、約60分の短い芝居ですが、松井須磨子の人生が短くも壮絶だったように、かなりの高密度なお芝居になります。

前回公演でも行った挑戦的な演出に加え、今回も新たに挑戦的な演出をしています。

また、この作品は劇団が演劇をこれからもずっと続けることへの決意表明として作った作品です。この作品をもう一度やると言うことは劇団として大きな意味を持っています。
劇団けったマシーンの今後の強い決意をどうか劇場まで見に来てやってください。


舞台は劇場。
演出家の男と一人の女。
女は歌を口ずさむ。
古臭いけどどこか懐かしいメロディ。
男はそれに誘われ、女の「劇」に巻き込まれる。

松井須磨子の短くも壮絶な人生を「人形の家」や「復活」など、彼女の演じてきた代表的な舞台を切り口に二人の役者が熱演します。
将来のビジョン
劇団けったマシーン第6回公演
「白紙のままの青春事件簿ノート」(仮)
2011年9月、東京、名古屋の2都市で上演予定。

☆あらすじ☆
誰もいない教室に男が一人入ってくる。
彼は窓際の席に腰掛け物思いにふけている。
そして改めて気付く。
この高校3年間にびっくりするほど特別なことがなかったことに……。

そこへ一人の女が入ってくる。
女は男を見つけると、なんだかうれしそうな、そして恥ずかしそうな顔をして彼に近づく。

白紙のままだった男の青春事件簿に、
この日のことが記されるのは言うまでもない。



今までちょっと背伸びをして自分たちより上の年代の人間を描いてきたが、次回は初めて自分たちより年下を描きます。
今までで一番青臭くてポップな話になる予定です。

公演に携わっているメンバー(5)

おおたあきのり
役者・俳優

役者やります。ごりごり素敵な芝居にしています。お楽しみに!
えりか

役者やります。よろしくお願い致します★
ちか

照明です。
カトウ

音響です
age-law

脚本です。

このページのQRコードです。

拡大