廃墟

廃墟

時間堂(東京都)

公演に携わっているメンバー:8人

団体紹介
時間堂は、俳優至上主義の演劇をつくることを目標にしています。
演劇の最小構成要素は、俳優と観客です。俳優同士の関係性、俳優と観客の関係性。
私たちにとって演劇とは関係性そのものであり、俳優の内部にも、観客の内部にもなく、その間に生まれ、瞬間瞬間蜃気楼のように移ろうものだ。

関係性の演劇を最大化するために、俳優たちの訓練を継続して行い続ける。
当たり前のように聞こえるかもしれないが、俳優には教育を受けること、受け続けるとことが必要だ。現在の日本演劇が演出至上主義になっているのは、俳優の教育の不足による、実力不足、応用力不足が遠因である。逆に言えば、教育を受け続ける俳優は、どんな舞台にも応用が効き、必要な変化を受け入れられる、魅力あふれる「いい俳優」となる可能性が高い。

そのために、時間堂固有のスタジオを持ち、俳優教育を定期的に行おうと考えている。そして定期的に公演をし、観客に還元していきたい。
応募公演への意気込み
今公演は、時間堂の1年振りの本公演、大正ロマンの音楽劇。
脚本は、新進気鋭の劇作家、谷賢一氏。濃密で濃厚な物語を得意とする谷氏の脚本を、俳優教育を得意とする黒澤世莉が演出、今までになく楽しい音楽劇に仕上げます。

出演者も黒澤が一目おく人々を集め、大正時代の人間模様を丁寧に描きます。
物語の主人公は女性教師。
関東大震災が起きた日、辺りは焼け野原と化した。そこに1曲の歌が聞こえる。それを頼りに人々が町、人生の復興を目指す。
地震の1ヶ月後には当時の小学校が授業を開始していたという史実をもとに、歌の力、人間の生命力の強さを描きます。

俳優至上主義の演劇を目指し、美術、照明、音響をシンプルに、音楽は歌のみ。演劇は俳優はどこまでできるのか、という可能性を探る公演です。


将来のビジョン
次回公演は、こちらも、今大注目の脚本家、青☆組の吉田小夏氏を迎え、時間堂の黒澤世莉が演出します。

脚本家と演出家が同じことが多い小劇場で、俳優力を生かした演出力に定評がある黒澤世莉が、他人の本を料理します。

緻密で繊細な脚本家、吉田小夏の脚本に正面から向かいあい、青☆組とはまた違う、吉田氏の脚本の上演を目指します。
こちらも、できるだけシンプルに、いい脚本といい俳優で作られる濃密な時間を目指します。

公演に携わっているメンバー(8)

小林タクシー

時間堂サイトをつくってます
きたみゆり

演出助手してます。
ももかあき
役者・俳優

負けません!
おたきり

歌う?
菅野貴夫
役者・俳優

一年ぶりの本公演、気合いを入れて頑張ります。
時間堂

各種割引チケット、公演期間中のイベント等は随時HPにてご確認下さい。 ご来場、御待ち致しております。
黒澤世莉
演出

演出します。重厚な物語を、鋭く軽やかに、魅力的な演劇にします。
きたざわ
制作

よろしくお願いします。

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