労働です

範宙遊泳（東京都）

公演に携わっているメンバー：13人

団体紹介

作品をつくることがきちんと「労働」として結びつくようにしていきたいと考えています。
社会的な生産性を持ちたいということです。

範宙遊泳は作品を創作することが団体周辺の規模に留まらず、しっかりと経済的な生産を生み出し、その生産性が作品や自己を豊かにし、社会との繋がりをつくっていく、その流れを重要視していきたいと考えます。

ではなぜ演劇という職業なのか。
というと、範宙遊泳は人間が大好きな集団だからです。
演劇は、どうしてもどうがんばっても、実質的に一人の人間ではつくれません。
二人、でもつくれないでしょう。場合によっては二十人でもつくれないかもしれません。
人間と関わらざるを得ない芸術、そして人間を生で表現できる芸術、ということで範宙遊泳は演劇を選択しています。



「僕自身人間ですから、人間を好きになっていかないとちょっと楽しくやっていけないかなと思いまして、こういうスタンスになりました。経済的な生産性とか難しいこと書かれてますが、要はお金を稼ぎたい、働いているという実感を持って演劇やっていきたい、ということでしょう。だれかお金ください」（山本卓卓より）

応募公演への意気込み

「労働です」は演劇本編以外の要素にも力を入れた作品となっております。
具体的には公式WEBの充実化、twitterの充実化、終演後のイベントの充実化、などがあります。
公式WEBでは出演者のコラム・小説などを二日に一度アップし、twitterは広報担当のイカ子が公式アカウントを乗っ取ってつぶやいています。
終演後は構成員の山本卓卓の架空結婚式を行ったり、熊川ふみがマッチ売りの少女を、埜本幸良が映画「ブレードランナー」を基に作品をつくったり、また楽曲提供のバンド「ROTH BART BARON」がライブを行ったりと多様なイベントを用意しております。もちろん、本編だけをお楽しみいただいても構わないのですが、よろしければこれらもお楽しみください。

公式WEB　http://www.hanchu-yuei.com/
twitter　　http://twitter.com/HANCHU_JAPAN
ROTH BART BARON 公式WEB http://rothbartbaron.blogspot.com/

また、グッズ物販もたいへん充実しております。２０１０年の範宙遊泳アーカイブ本（２０１０年を総括するパンフレット）イカ子Ｔシャツ、労働です限定アイテム、など。
これらをご覧いただき、お手にとっていただければ、意気込みも感じていただけるかと考えています。




「イカ子はこりっちにも登録されてますね。これ、怒られませんかね。とにかく　労働です　本当にたくさんのお客様にご覧いただきたいです。だれかお金ください」（山本卓卓より）

将来のビジョン

次回は6月、水天宮ピットにて五団体同時のショーケース公演に参加します。
他団体（ジエン社、バナナ学園純情乙女組、マームとジプシー、ロロ）との競演ということで、他団体との競演の中でしか生まれ得ないものをつくりたいと考えています（他団体出演者間の本編での交流、など）。




「せっかく若い若いと言われていることですし、若いことを最大限利用していきたいと思います。いつか舞台上にでっかいプールとか作って寒中水泳（範宙遊泳は寒中水泳と間違われます）とかやりたいやってみたい。だれかお金ください」（山本卓卓より）