パラリンピックレコード

北京蝶々（東京都）

公演に携わっているメンバー：12人

団体紹介

北京蝶々は日本の劇団です。北京蝶々の目標は「日本において演劇がメディアとして認知される事」です。少子高齢化や生活格差など日本をとりまく諸問題について精力的に取材し、これからの日本について考える作品を発表してまいりました。
北京蝶々は脚本家演出家俳優の集団であるのと同時に企画者の集団です。メンバー間で会議を重ね、企画を実現する為に最もふさわしい方法を選択して公演を制作しております。
「物々交換」という公演に合わせて物々交換マーケットを開催したり、双方向ドラマを表現する為に観客のアンケートを作品に反映させたりと、「演劇」の外枠から作品作りに取り組んでまいりました。
近年では流山児★事務所の流山児氏、時間堂の黒澤氏、柿喰う客の中屋敷氏など公演の企画に合った演出家を招いて作品を作っております。
今後も北京蝶々は様々なアーティストやメディアとコラボレーションしながら、演劇の可能性を広げてまいります。

応募公演への意気込み

本公演は若手演出家コンクール2007審査員特別賞・観客賞受賞作品「あなたの部品」のスピンオフ作品です。二度目の東京オリンピックが開催される事となった近未来の東京に生きる人々を描きます。マスメディアが障害者に関する話題をタブーとして避け表現を自粛する中で、北京蝶々は演劇のメディアとしての可能性を最大限追求いたします。出版業界や映像業界が表現規制に怯える今日この頃、規制と戦う事が出来るというのは演劇の強みであると私共は考えております。
シアタートラムの大きな空間を、柿喰う客代表中屋敷法仁氏とのコラボレーションにより俳優の身体で満たします。
ご期待ください！

将来のビジョン

北京蝶々は2011年下半期、ツイッターやユーストリームやCoRich舞台芸術!などのウェブメディアと連動した「演劇とインターネットのコラボレーション作品」を発表いたします。
稽古の過程や俳優の実生活を作品の要素として取り込み、「フィクションとノンフィクションの境界」に位置する作品を制作いたします。
演劇のメディアとしての可能性を追求いたします。
併せてご期待ください！