見えそうで見えない

パセリス（千葉県）

公演に携わっているメンバー：5人

団体紹介

今後はさらに「斬新っぽい」仕掛けを持ちつつも、
玄人向けにならないような作品を作り続けることで、
より多くの人に演劇の可能性を提唱していきたいと思っています。

作品として楽しんで頂くと同時に、
「舞台上でこんなこともできるんだ」、
「これができるならあれもできないか」、
というクリエイティブな魂を少しでも喚起できたら幸いです。

また一方で、演劇作品に限らずweb企画をさらに充実していくつもりです。
現在webでは３つの企画を毎週更新しておりますが、
さらに水面下でいくつか企画が動いております。

「斬新っぽい」ことは演劇作品に限らない、というコンセプトで、
演劇作品の広報としての役割だけではなく、
できるだけ日常の再確認を意識した企画を今後は行っていきます。

「劇団は演劇や映像しかやらない」という観点からパセリスは脱却していきます。

応募公演への意気込み

今回は「結婚」に関する作品を、見せ方だけ変えて３回繰り返して上演します。
同じストーリー、同じ配役。舞台上で繰り広げられるストーリーは３回とも一緒です。

よく思うのが、
私たちは演劇作品を一度観ただけで、その作品の全てを理解することができるのかということです。
一度聞いたセリフを最後まで観た後にもう一度聞くだけでもその重みは変わってくるような気がするのです。

だから今回は同じ作品を３回お見せします。
もちろん３回とも全く同じ見せ方ではありません。

私たちは演劇作品を観る時に、何を見て、何を聞いて、何を想像するのかということを、
どこか頭の片隅にでも考える機会になってくれれば幸いです。

なんて固いことを言っておりますが、難しいことは考えずに楽しんで頂きたいと思います。
演劇界に一石を投じるとか私たちはあまり考えたりしません。

上演時間は85分です。３で割れないのにもきちんと意味があります。
「斬新っぽい」作品を作り続けるパセリスならではの作品となりますので、ぜひご期待ください。

ちなみに本公演は「リピーター割引」を実施しております。
３回繰り返した上に、それをさらにリピートしたいという方はぜひ半券をお持ちの上、
劇場までご来場ください。

将来のビジョン

2010年9月22日（水）～9月27日（月）まで、下北沢OFFOFFシアターにて、
第六回公演「何にも知らないわけではない」を上演いたします。

作品の内容は未決定ですが、「知識」に関する作品になる予定です。
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学生時代、僕たちが「立派な社会人になるため」という漠然とした目的で、
何時間も勉強して詰め込んだ知識は、果たして役に立っているのだろうか。

世の中には知っておいた方がいい知識があって、知らなくてもいい知識がある。

でも僕たちはさすがに、何にも知らないわけではない。
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知っているからどうなのか、知らないからどうなのかという視点から、
シチュエーションコメディのようなものに「斬新っぽい」テイストの何かを入れた形で、
作品をお送りできればと思っております。