ORGAN 【ご来場ありがとうございました。次回公演は9月中旬】

elePHANTMoon（東京都）

公演に携わっているメンバー：11人

団体紹介

elePHANTMoonの描く「心地よいアンバランスな世界」、どこかがズレているが、そのズレが絶妙に交錯している独特な世界観を確立させたいと思っています。
その世界観を通じて、舞台上で起きていることを現実に起きているのではないかという錯覚をさせる。観客を物語上の出来事の目撃者、または共犯者にする。そして終演後に観客が感想を言葉で表現できないような、人に伝えてはいけないと思わせるような後味が残る作品を創っていきたいです。

応募公演への意気込み

今年から臓器移植法が改正されます。その一つに、本人の臓器提供の意思が不明な場合も家族の承諾があれば臓器提供できる、というものがあります。これにより少しではあるが臓器不足が解消されると言う人もいるようです。
この物語は臓器移植法の改正が進み、ドナー(提供者)がレシピエント(受容者)を選べる制度が確立した世界を描くSFです。何だか真面目でお堅い物語になりそうですが、elePHANTMoonは物語にこだわって作品を創っている劇団です。この状況だから見える人間の滑稽さ醜さをご覧下さい。

将来のビジョン

2010佐藤佐吉演劇祭参加作品
elePHANTMoon #6 again
「心の余白にわずかな涙を」
2010年9月16日〜20日

08年の演劇祭に参加した時に公演中止になった作品です。本来なら第10回公演となりますが、第６回公演にしました。この作品を上演することで公演中止が許されると思っていませんが、やらなければいけないと思っています。