抜かりない奴らに、ジレンマ。

電動夏子安置システム（東京都）

公演に携わっているメンバー：6人

団体紹介

電動夏子安置システムは、脚本･演出を担当する竹田哲士を中心に2000年に結成されました。以後、1年に3公演以上のペースで本公演・番外公演を行い、現在に至ります。
　
深く絡まる糸のように物語はお客様の想像力をひきつけ、またそれを解きほぐしていくかのような演出構成が皆さまの心をワシヅカミます。また魅力あふれる役者たちや、オリジナルの楽曲をはじめとする劇団所属の専属スタッフたちがそれをサポートします。そしてそれを我が物にする至福を感じるのは、お客様の役目です。
　
皆さまがご覧になったその後で、低温火傷のように心の内にいつの間にかジワリとした感動、興奮、納得、わだかまりを。何かしらの違和感をお持ち帰りいただけたら何よりです。何処にでもありそうで何処にもない、そんな喜びの120分をお受け取り下さい。

なお劇団は今までもこれからも、あらゆる方向に野心と関心を持って進んでいきます。単純ですが、最大級の配慮をこめて。

応募公演への意気込み

昨年は9月・12月と立て続けに番外公演であったため、約1年ぶりの本公演となります。

主宰・竹田の真骨頂とも言える作風のひとつが、「情報の操作」です。ちょっとした言葉の聞き違いから生まれるささいな誤解や、状況を読み違えた人のおかしな気の使いよう。誰もが人生でちょっとは経験したことがあるような、ささやかな失敗。けれどそんなものが積み重なるとき、それは大きな流れを作る。それをひたすらロジカルに、何処までもストイックに、けれどどこかユーモラスに作り上げるのがその作品のスタイルといってよいでしょう。
　
そしてその真骨頂とも言うべき作品が、この4月にお目見えします。ヒントは「時間」と「場所」。そしてとびきり心地よい違和感を皆さまに。

将来のビジョン

次回公演は2007年11月3日（土）～11日（日）の9日間、池袋シアターグリーンBASE THEATERにて予定しております。
内容ほか詳細につきましては、申し訳ありませんが今しばらくお待ち下さい。