加害少女の記録

加害少女の記録

劇団☆End-UP-Roll(東京都)

公演に携わっているメンバー:5人

団体紹介
劇団名の「End-UP-Roll」は、楽しいこともつらいことも終わりはなく、常にまた進化していくという意味の造語です。団員自体もいつまでも完成などを感じずに進化する充実感を忘れないでいくというスローガンの下、芝居を作っています。
現在は台詞中心で会話重視のオリジナルの脚本を使って、一人一人の対話力をのばすことを目指しています。しかしながら、今後は一人一人の個性に合わせて、オリジナル、既成を問わず、多様なジャンルの脚本を選んでいきたいと考えています。具体的に最近は、在籍中の役者を想定して、今作品から発展して演劇的パフォーミング・アーツという構成でさらに多くの技能を取り入れた一人芝居や、アトリエやギャラリーなどの薄い色で覆われた小さな空間を存分に使ってのオリジナルや既成作品の上演を企画しています。
創造の幅を広げるため、現在も完成を自覚していない未経験者を中心に新規団員を募っています。
応募公演への意気込み
本作「加害少女の記録」は、演劇的パフォーミング・アーツという独自のジャンルで構成した作品です。断続的な効果音のみの音響や、箱馬や平台打ちっ放しのシンプルな大道具を特徴的に用いていて、舞台上に現実世界と仮想世界を表現します。
作品のテーマは、「加害責任」です。女子高校生の起こした対人加害を想定して、病院を舞台に、裁きの求めるのではなく、後悔や反省から何を思っていくのかを考えていく、医師と加害少女の二人の台詞芝居として作っています。そこに台詞をかぶせるようにして、加害少女の思う被害者像を投影した一人芝居を進行させていく内容にしました。
団員全員が作中の加害少女、被害少女の年齢に近く、タイムリーなテーマに強く共感して、自分の在り方を問いながら臨んでいます。
将来のビジョン
展示ギャラリーを使い、多様な視覚効果を考えた油絵なども取り入れ、現在より発展した演劇的パフォーミング・アーツでの一人芝居を考えています。
20人の同年代の男女を、順に様々な表現方法で作っていくようなオリジナル作品になる予定です。
現在はまだ詳細は未定です。

公演に携わっているメンバー(5)

aya

当日は音響です。経験が全く無い未熟者ですが、精一杯頑張りますのでよろしくお願いします!!
ゆり

私の役は旋律少女という役です。私から見る旋律少女。それは見事なまでに私と同じ女の子です。
yoshihiko

医師役で出演します。タイトルだけで訴えられそうなタイトルですが、これを見ていただく全ての人は、加害者少女であり被害者彼女でもあるかと。加害者になったことのない人もいなければ、被害者になったことのない人もおりません。 誰の身も起こり得る、誰の身にも覚えあるそんな物語。
ともこ

いろんな人に支えられて今の自分があるんだなぁ・・・とか1人ぼっちになってしまったら何もできないなぁ・・・なんてコトを思いました。
さやか

作・演出をしています。 リアルな脚本ですが、タイトルから想像されるような残酷さはなく、誰でも強く共感できるような作品です。

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