お彼岸の魚

お彼岸の魚

ニットキャップシアター(京都府)

公演に携わっているメンバー:6人

団体紹介
ニットキャップシアターは、演劇の本質は「娯楽」だと考えています。
そして真の娯楽とは文学性と大衆性とを矛盾せずに併せ持ったものだとも。
「芸術系」と「エンターテイメント系」という二分法によって語られがちな小劇場演劇ですが、ジャンルを問わず本当に面白い作品というのはこの両者を不可分のものとして内包しているはずです。

これまで、ドタバタコメディからシュールでシニカルな悲劇まで様々な作風にチャレンジしてきた私たちですが、いずれの作品でも劇作家ごまのはえの幸福観に基づいて描かれた戯曲を、楽器演奏、コンテンポラリーダンス、朗読、コロスの使用など様々な舞台手法と、丁寧かつ軽快な会話劇を融合させて表現することで、誰でもが楽しめる舞台づくりを目指してきました。
今後も芸術的価値と舞台としての魅力の両方を追求し、次は何をするのかと楽しみにしてもらえるような劇団を目指していきます。

加えて、他ジャンルに負けない作品を社会に対して仕掛けていくことで、観劇収入により演劇を興行として成り立たせることも目標の一つです。
応募公演への意気込み
第11回OMS戯曲賞大賞・第12回OMS戯曲賞特別賞を連続受賞し注目を集める劇作家、ごまのはえの作・演出による新作「お彼岸の魚」(おひがんのさかな)を上演します。

主人公は30代前半の独身女性。母親が失踪したとの連絡を受け実家に帰ると、昔の友人や母の恋人など周囲の人々が次々と消えていき…。忘れてしまうことはいなくなることと一緒という仏教の「唯識」の考えと、サスペンス仕立てのストーリが交錯する「仏教サスペンス」作品です。
ニットキャップシアターが目指している「芸術性」と「娯楽性」の両立を高いレベルで昇華することで、初めて舞台を観る人から演劇通の人まで、幅広い層の人に楽しんでもらえる作品に仕上がっています。
また、今公演は劇団初の全国4都市ツアー公演です。ニットキャップシアターが京都の劇団から「京都発の劇団」へと成長する契機とすべく、たくさんの人に観ていただきたいと思っています。
将来のビジョン
9月~10月に「男亡者の泣きぬるところ」という作品の再演を予定しています。
2004年に京都のアトリエ劇研でのロングラン公演で1000人以上を動員し、2005年には~2005福岡舞台芸術シリーズ~として福岡のぽんプラザホールでも上演した作品です。
神戸ほか2~3地域での公演を準備中です。

~あらすじ~
故障したエレベーターに一緒に閉じ込められた、二人の男の物語。
1人はサラリーマン風。もう1人はやる気のないフリーター風。
最初は偶然乗り合わせただけだと思っていた二人だが、言葉を交わしていくうちにシーソーゲームのようなお互いの人生関係が明らかになり…

1人が幸せなときにはもう1人が不幸になるという関係性を、笑いを通して普遍的な物語にまで敷衍して描く。
テンポの良く進むドタバタコメディの芝居に、コロスや役者による楽器演奏が絡み合う、誰にでも楽しめる「凄いエンターテイメント」です!

公演に携わっているメンバー(6)

おくさん

ピンポイントな制作スタッフです。 お彼岸の魚は、どんどん進化していきます。 ごまのはえの不可思議な世界をぜひ、ご覧ください! コメントありがとうございました!
せいじん

役者兼サポーターです!
ヤス

役者として出演中。
タカハラン
役者・俳優 制作

制作、役者として関わっていまっす!! 大阪公演を経て、東京→愛知→福岡と、初ツアー公演。 気合い入ってます! ぜひ、会場でお会いしましょう!!
Taku@Onkyo

音響ブースから、日々変移する舞台を見守っています。
shunsuke
役者・俳優 ナレーター 演奏(カホン) 制作 宣伝美術 Webサイト

公演プロデューサーです。役者もしています。 途方もないファンタジーを作っています。

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