「ゼリーの空間」

空間ゼリー（東京都）

公演に携わっているメンバー：7人

団体紹介

「女性の為に演劇」をコンセプトにデパートで洋服や化粧品を買う感覚で劇場に足を運んでいただける舞台作品の上演を目指しています。
2003年2月より活動を開始し、第6回目公演「さよなら、マリー」で、目標であった1200人の集客を突破し、2007年現在、7回目公演を迎えます。
映像で育った世代にも違和感なく受け入れられる演技スタイルと女性の心理、世界を細やかに描いた戯曲で
女性には”共感”を。男性には”驚嘆”をそれぞれ感じられる作品作りを目指しています。
より多くのお客さまに作品に触れていただくきっかけとして、高画質のDVD作成等の舞台公演の映像化と人気企業とのコラボレーションにも力を注いでいます。
小劇場という一般になじみがない世界への扉を様々な人に開いていける演劇集団でありたいと思っています。

応募公演への意気込み

2007年3月3日雛祭りから3月11日まで全１３ステージ上演される劇団名を関しての意欲作「ゼリーの空間」では
「固体にも液体にもなれない不安定な存在達」の世界を繊細に、それでいて骨太な一幕劇で上演します。
今回劇団名をタイトルに冠しての意欲作です！
女性作家の作り出す女性の持つ毒を濃密に描いた戯曲世界が、男性演出の目を通して濃いだけで終わらないシンプルに製図され、
女優陣の手によって美しく儚い舞台空間に生まれ変わる瞬間をこの機会に体験して下さい。
2006年度企業メセナ協議会助成認定活動。

将来のビジョン

「金魚」
異型の物は美しい。
人の手で改良を重ねられる金魚たち。どんどん綺麗に鮮やかに。
けれど改良を重ねれば重ねるほど金魚は短命になって行く。
それでも人間は改良がやめられない。
もっともっと美しく。もっともっと鮮やかに。
「美」を求める女達の「業」を陰惨に、そして鮮明に描く作品をプランニング中です。