紅の舞う丘

紅の舞う丘

風琴工房(東京都)

公演に携わっているメンバー:5人

団体紹介
90年代の演劇は現況を写し取った悪意の時代でした。しかし、わたしたちはそのことにどこかで疲れているように感じます。風琴工房は、その不安の時代を一歩進め、このように生きれたらいい、そのように観客に思っていただけるような理想(しかしそれは絵空事ではなく、わたしたちの心ひとつで可能であるもの)を探していきたいと思っています。
応募公演への意気込み
昭和50年代の日本を舞台に化粧品会社を起業した女性の姿を描きます。起業するということのなかには、ただ会社を起こすということのみならず、ひとが生きること、その途上で悩むこと、苦しむこと、喜び、それらがすべて含まれています。それはまさに観客が演劇に求めることそのものともいえます。事実取材の途上でお会いした企業家たちの姿は、そのどれもが劇的な時間のなかにありました。その忘れがたい印象を2時間の芝居のなかに凝縮しました。
将来のビジョン
2006年4月に行ないました公演「砂漠の音階」が北海道に呼んでいただけることになりました。キャストも変わり生まれ変わった「砂漠の音階」を東京でもお披露目することとなりました。「砂漠の音階」は実在の科学者中谷宇吉郎をモデルに、世界ではじめて人工の雪の結晶を作ったその日を描く評伝劇です。

公演に携わっているメンバー(5)

さんずい
役者・俳優

丸谷隆幸に捧ぐ
ちびりり子。

自分らしい美を求め、葛藤する主役の咲子と一緒に自分らしさの道を発見できる…。そんな作品になったらな、と思います♪
ふーひー

素敵な客演陣をお迎えして、日々稽古に励んでおります!生きること、働くってなんだろう?といったことを前向きに考えられる作品と自分では思っています。
ろば
脚本 演出

作・演出として関わっています。かならずいい作品になりますのでぜひいらしてくださいね。
みやよ

出演者の宮嶋です。どこかにあるような、じつはとなりにあったような、手触りの確かな作品にします。どうぞよろしくお願いします!

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