宵語り「リュウカデンドロン」

宵語り「リュウカデンドロン」

黒色綺譚カナリア派(東京都)

公演に携わっているメンバー:5人

団体紹介
私達「黒色綺譚カナリア派」の劇風は難解だとされてきました。それは独特の台詞回しであったり、アングラと称される空間美術、音楽が、観客への身構えを作ってきたからです。それらを廃して、受け入れやすい演劇を行う事も良策でしょうが、私達には「演劇とは非日常を楽しむもの」の観念があります。
そして日本文化の素晴らしさを「古き良き」ではなく新しいセンスとして提示し、現代の人々との相違点に着目、一般的に言われる「アングラ」の域とは違った総合芸術としてのエンターティメントを目指します。
劇場に足を運ばない層への、演劇の分かり易い「特色」の訴えかけ、ここでしか味わえない「生の面白味」を前面的に押し出して参ります。
なにより観客の日常に、豊かさを与える非日常であり続けていきたいと考えます。
応募公演への意気込み
「8月公演の台本を朗読劇として再構築する」
物語を、事前に観客へ伝えてしまう事は観客の興味、ひいては面白みを削いでしまう行為かもしれません。しかし、純粋に言葉を楽しみ物語を味わうには「朗読劇」が最良だと判断しました。
そして物語は主軸からではなく、その物語を取り巻く脇の人物達によって語られます。役者1人1人の視点で語られるのです。
つまりそれは別の物語、別の戯曲。1つの事実は、語り部によって全く違う物語に成りえるのです。
客席35席の小さな喫茶店での本公演は、より観客の心に近づき、その心に触れたいというカナリア派の挑戦です。
将来のビジョン
ザムザ阿佐ヶ谷の和空間を飛び出し、次々回は中野ザ・ポケットに進出。ゲストに本間ひとし氏を迎えるなど、年齢層にも幅を広げて参ります。初めてのお客様に受け入れがたかった赤澤戯曲も、近年筆力を上げ、耽美やアングラ性ではなく、1つの物語として多くの皆様よりご好評を得られる物となりました。
私達は確実に今、狭間にいます。観客からお金をとって公演する以上、プロであるのは当然です。
だのにアマチュアのまま興行を続けてきているように第6回公演を終えて感じました。
旗揚げから4年、お客様に我慢強く支えていただいてきました。
しかしもう違います、私達はプロになります。
応援して下さった皆様や、これから出会う観客の皆様に満足行く観劇を提供する「本物」になります。
それを8月の公演で提示させて頂きます。

公演に携わっているメンバー(5)

rab

 
山下

八月の公演とはまた違った雰囲気、面白みを目指します。 役者として出演します。
文鳥の一羽

  ∧__,,∧  (`・ω・´) ワクワク!  (つ旦と)  と_)_) カナリア派の公演をお茶を飲みながら・・・ だなんて、贅沢な企画! 微力ながら当日の受付手伝いをします☆


八月公演の戯曲を、 いったん解体し、再構築だなんて 贅沢な企画です。とても楽しみです。 制作部補助として携わります。
yu-ki

あの世界観が、装飾を廃して、どう構築されるのか! 初の朗読劇、今から期待が膨らみます。 ワンドリンク付1000円と、お得な企画です。 制作部手伝いとして参加します。

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