◆鈴木裕美コメント
コロナにより演劇が一時止まってしまったこの4月以降、 家で1人でもできることとして「戯曲の読み方」 のオンラインミニワークショップを無料、有料と合わせて14回実施してきました。対面で開催していたWSでは参加困難だった多くの方と出会えましたし、私の経験をお話しすることが、今後演劇に携わる方々がもっと遠くに行く道程の、ちょっとしたショートカットにはなるのではないかという手応えがありました。
今、演劇は徐々にではありますが、動き始めています。しかし、今後自分はどのような演劇を作っていきたいのか、どのように演劇に携わっていきたいのかを、それぞれが考えざるを得ない状況は続いていると思います。その時、古今東西の「戯曲を読む」ことは、やはりとても有益だと思いますので、聞きたいと仰る方がいてくださる間は、これからも定期的に「 戯曲の読み方」のWSを続けていこうと思っています。また、実際演じて頂く「俳優のためのWS」は、直接お目にかからなければできないと考えているので、時期が来たら、必ず実施したいと思います。
そもそもは、「戯曲の読み方を教えて欲しい」と俳優さんたちか らリクエストを受けて始めたWSです。教えるというのはおこがましいですし、基本、どう読んでも自由だと思っていますので、あくまで“ 鈴木の考える”「戯曲の面白がり方」「 戯曲を読み解くコツ、法則」 についてお話します。セカンドオピニオンと考えていただいてもいいかもしれません。 5日間連続のWSでは、テキストを用いて具体的に戯曲を読み進めていきましたが、今回はその入り口として、どの戯曲にも当てはまるであろう大きな捉え方をお話しします。
始まりは俳優さんからのリクエストでしたが、戯曲に興味のある方ならどなたでもご参加いただけます。以前開催した時は、映像の監督や、翻訳者の方、 演劇ライターの方、演劇ファンの方など、 様々な方がご参加下さいました。また、戯曲について以外でも、 演劇に関するご質問には出来る限りお答えしたいと思います。
6月までのオンラインミニWSでは、所要時間を1時間半としていたのですが、質問にお答えしてるうちに、大抵2時間を超えていました。また、少々駆け足でお話をし過ぎたかもしれないという反省があり、7月開催のものから、時間を2時間半に設定し、もう少し丁寧にお話しています。ちょうどお芝居一本分の感覚で、短い休憩を挟むつもりです。
鈴木裕美
★日時
①9月4日 (金)19:00〜21:30
②9月5日 (土)19:00〜21:30
①、②の内容は同じです。
※開始15分前より待機できます。接続等不安な方は早めにお入りください。
★参加資格
戯曲の読み方に興味をお持ちの方
鈴木裕美に興味をお持ちの方
演劇ファンの方
以前参加されたことのある方も
どなたでも参加できます
有線LAN、Wifi、モバイルネットワークなどインターネット接続ができる環境をお持ちの方
双方向のコミュニケーションが取れるよう、オーディオ、自分のビデオをONにしてご参加いただける方
当日、簡単な自己紹介をお願いします。
★参加費 2,000円(消費税込み)
★定員 各回 最大24名 先着順
お申し込みはこちらから
https://suzukiworks202009.peatix.com/