第6回の講師には、映画『シャブ極道』、『竜二Foever』などで注目を集め、舞台でも活躍される細野辰興(ホソノタツオキ）監督を迎えて、広島で開催します。
細野監督は日本映画大学の准教授であり、演出力や指導力に定評があります。
「細野メソッドを学ぶ」ワークショップ、細野監督最新作「貌斬りKAOKIRI～戯曲「スタニスラフスキー探偵団」より～」の鑑賞、そして監督を交えた懇親会と充実の2日間に渡るワークショップです。

「細野メソッド」を学ぶ　演技ワークショップ
◇講師：細野辰興　(映画監督／日本映画大学准教授）
開催概要
4月1日(土)
13:00～ ワークショップday1
◇西区民文化センター（広島市西区横川新町６番１号）
17:00～ 「貌斬り KAOKIRI ～戯曲「スタニスラフスキー探偵団」より～」鑑賞
上映後トークショー付
細野辰興監督ｘ鴨義信（脚本家/ｸｫｰﾎﾞ･ﾋﾟｸﾁｬｰｽﾞ代表）
司会：松本裕見子
◇横川シネマ(広島市西区横川町3丁目1-12)
20:30～ 講師＆受講者による懇親会 ◇横川駅周辺

4月2日(日)
13:00～ ワークショップday2
　17:00 ◇西区民文化センター（広島市西区横川新町６番１号）
参加費
・20,000円
　（劇場上映鑑賞料、懇親会費用を含む）
対象
・中学生以上の男女。経験不問。
※支払い方法は、応募受付後に運営部より返信いたします。
※いづれか1日のみ参加希望の場合、メールにて運営部へお問合せください。
※未成年応募の場合は、保護者の同意が必要です。
応募方法
・パソコンからの場合
下記より、応募必要事項を明記してご応募下さい。
クリックするとメールが送信できます（ws999@quobo-pic.com）
郵送の場合
・応募必要事項と写真2枚以上（全身・顔アップ）を同封して、下記宛先に郵送してください。 ※未成年の方は保護者の同意書同封。
＜応募必要要項＞
氏名／カナ／性別／生年月日（西暦）／年齢／電話番号／メールアドレス／応募動機／経歴
応募宛先
〒150-0031　東京都渋谷区桜丘町25－18　NT渋谷ビル7階
クォーボ・ピクチャーズ　第6回ワークショップ係宛
応募締め切り：2017年3月26日(日)
お問い合わせ
クリックするとメールが送信できます
　

第6回演技ワークショップ
「細野メソッドを学ぶ」
　講師：細野辰興(ﾎｿﾉﾀﾂｵｷ)　映画監督／日本映画大学 准教授
このワークショップの目的は、『ドラマの本質の定義』を皆様に体得して頂くことです。
「ドラマの本質の定義」は俳優、演出家にとって映画、演劇を創る上で一番、重要且つ必要な定義です。現在、日本映画大学の演出コースや俳優の事務所で実際に私が行なっているメソッドでもあります。短いドラマの脚本をテキストに使用し本読み、エチュードで演じて貰いながら『ドラマの本質の定義』を徹底的に解りやすく体得してもらいます。
「ドラマの本質の定義」は、プロでも知っているようで中々、正確には理解しておられる方は多くはありません。しかし、体得すると的確に脚本を読める演技者やスタッフになることが出来ます。映画やドラマの見方も違ってきます。正に、目から鱗、の体験です。
短いテキストで「ドラマの本質の定義」を掴んで頂いたら、年齢や経験値によって違うテキストを使用してのレッスンに移ります。応用編ですね。応用編で更に体得できるようになります。
ワークショップのもう一つ目的は、魅力ある才能と出遭いたい、と云うことです。
若しくは、参加してくださる方々の内部に潜む魅力ある才能を探してみたい、と云うことです。参加して下さった方の中から私たちの作品に出演して貰う人も出てくるかも知れません。（現に、『貌斬りKAOKIRI～戯曲【スタニスラフスキー探偵団】より』の出演者の半数は私のワークショップ参加者です。）
今回、観て頂くことになる私の新作『貌斬りKAOKIRI～戯曲【スタニスラフスキー探偵団】より』（出演・草野康太、山田キヌヲ、畑中葉子、木下ほうか）には俳優なら避けて通ることが出来ない「スタニスラフスキー・メソッド」のことが面白おかしく解る様になっていますので。更に、理解が深まります。
一人でも多くの方との出遭い、脚本を読み込む面白さを伝えられれば幸甚です。


講師プロフィール
◇細野辰興（ほその たつおき）
映画監督／日本映画大学 准教授。
今村プロダクション映像企画を振り出しにディレクターズ・カンパニーズで助監督時代を過ごし、今村昌平、長谷川和彦、相米慎二、根岸吉太郎の4監督に師事する。。映画『シャブ極道』、『竜二Foever』、『燃ゆるとき』などで注目を集める。ジャンルに捉われず社会性のある骨太なエンターテインメント作品を発表。2010年からは創作の場を演劇にも広げている。
主な監督作品
『貌斬り KAOKIRI〜戯曲「スタニスラフスキー探偵団」より〜』(2016年)
『私の叔父さん』(2012年)
『燃ゆるとき THE EXELLENT COMPANY』(2006年)
『竜二Forever』(2002年)
『シャブ極道』 (1996年)
主催：プロフィール
株式会社クォーボ・ピクチャーズ
脚本家の鴨義信が代表となり2011年8月に設立。
これまでに2本の劇場公開映画を制作・配給する。
映画制作だけでなく、舞台や番組企画、海外での映像作品制作・提携など広く展開している。
代表プロフィール
鴨　義信（かも　いしん）
広島県出身。日本映画学校（現・日本映画大学）卒業後に渡米し、映画や舞台、CFの制作に携わる。帰国後の‘99年に『安藤組外伝　群狼の系譜3』（成田裕介監督）で脚本家デビュー。その後、映画、TVドラマ、アニメ等、様々なジャンルの脚本執筆に携わる。脚本家・真辺克彦と脚本ユニット、“公園兄弟”としても活動している。脚本以外にも企画制作会社である株式会社クォーボ・ピクチャーズの代表を務める。
主な脚本作品など、詳細プロフィールはこちら
http://www.quobo-pic.com/company3.html