【公演概要】

戦後20年。憲法が改定し、バラックだらけの東京は復興に継ぐ復興を辿る。
都市開発が揚々進み、家々は微笑ましげに明滅する昭和も中頃の冬。
あれほど寒さに震えた夜長も、今や電気ストーブの浸透により、
快適で温もりある暖冬へと変わり、街灯は明るみを増し、
夜に暗闇が訪れる地は殆どと言っていいほど見当たらない。
住居は隙間を潰すようにぎっちりと並べられ、
アスファルトの割れ目から生える雑草が寂しく枯れている。
民家と呼ばれる日本家屋は珍しがられる程になった。
東京都中野区鷺ノ宮の、奥まった路地の更に奥に位置する古民家にて。
此処にはまだ、昭和初期を彷彿させる厳冬が残存する。
隣家との雑談も親類との交流も凡そ無い、隔絶された家庭の、厳しい冬、厳しい生活を垣間見る。

鬼の居ぬ間に初の試みである番外公演。演目は「厳冬」二篇、今冬敢行。



【詳細】
番外公演「厳冬 ―父殺し篇―」「厳冬 ―子殺し篇―」
脚本・演出 望月清一郎

会場 :古民家asagoro
公演時期:2016.1.27(水)~2015.1.31(日)計5日間 各7ステージを予定

稽古 :一月上旬開始予定



【オーディション概要】
2015.11.15(日) 13時半～
参加費:500円
参加資格:16歳以上の健康な男女
場所:渋谷近辺(応募者様のみに詳細をご連絡)
締め切り:11.14(土) 24時



【応募方法】
件名を[オーディション応募]と明記の上、
下記内容をoninoinumani02@gmail.comまでお送り下さい。
①お名前
②性別
③ご年齢
④所属劇団・事務所
⑤簡単な芸歴
⑥志望動機
⑦ご連絡先

応募受付後、詳細をメールにてご連絡いたします。


前回公演、
「舞首 ―三つ巴の里―」こりっちページはこちら↓
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=50518