演技基礎ワークショップ
+発表会
参加者募集！

「自立した俳優に必要なことは何だろう？」
想像をカタチにすることのできる人ではないだろうか。
演劇に限らず想像をカタチにするにはその分野において基礎力が絶対不可欠だ。短期間で基礎を習得することは不可能だが、何が必要なのかに気づき、基準を作ることが今後の俳優人生の礎となるかもしれない。
夏目漱石「こころ」今回はこの小説を題材に作品を作ってみよう。
「自分とは何か？」夏目漱石の「こころ」は「私」と「先生」という異なる人物の描写を通して、1人の人間の内なる葛藤を物語っている作品である。「私」という第一人称は他者を通さなければ実は存在しないが、昨今この「他者を通す」ということが、情報社会の発達によって希薄になっていると感じることがある。なぜなら私達は他者を面倒臭い存在と思いがちだからだ。しかしその面倒くささがこの時代に必要だと思うのである。
とはいえ、是非お気軽にご参加ください！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(浦 弘毅　山の手事情社)

【日時】
2015年8月28日（金）19:00～22:00 / 29日（土）13:00～18:00 / 30日（日）13:00～18:00
9月11日（金）19:00～22:00 / 12日（土）17:00～22:00 / 13日（日）13:00～17:30
18日（金）19:00～22:00 / 19日（土）13:00～19:00 / 20日(日)10:00～16:30

【場所】岡山禁酒會舘 集会場 (岡山市丸の内１－１－１５)　

【講師】浦 弘毅（劇団山の手事情社 俳優）
1998年劇団山の手事情社に入団。1998年以降の山の手事情社公演全作品に出演。各地でのWSや桜美林大学などでの講師など俳優育成に力を入れている。
劇団山の手事情社は日本を代表する先鋭的な舞台芸術集団。1984年早稲田大学の学生を中心に結成され、一貫して実験的な舞台を通して現代演劇の姿を模索し続けている。俳優育成法《山の手メソッド》は演劇関係者や教育関係者に高く評価され、日本やヨーロッパで幅広くワークショップがおこなわれている。

【ワークショップ内容】
「想像をカタチにする」
山の手事情社の稽古には本番に立つ前の訓練として自らまたはチームで創作する稽古があります。
・《ものまね》他人の仕草、視野、呼吸などを真似る稽古
・《ショート・シーン》 キーワードをもとに抽象的シーンを立ち上げる稽古
・《ショート・ストーリー》現代の我々にとって切実なキーワードを探し、具体的シーンを立ち上げる稽古
これらの手法を用いて夏目漱石の『こころ』を題材に戯曲を使わず創作、最終日に作品を公開する発表会を開催します。

【対象】高校生以上で基本的に全日参加可能な方（応相談）。演劇経験は問いません。定員12名。

【参加費】30,000円(9日間)

≪お試しワークショップ開催!!!≫
どんなことをやるの？まずはお試しWSから！１日だけの参加も可能ですのでお気軽にご参加下さい！
【日時】2015年7月4日（土）・5日（日）13:00～17:00
【場所】岡山県天神山文化プラザ
【参加費】3000円（1日）
【対象】高校生以上の方。演劇経験は問いません。定員20名。

≪『YAMANOTE ROMEO and JULIET』上映会≫

《歩 行》《ルパム》《ショート・シーン》などの《山の手メソッド》や、ポスト・ドラマ的構成など、現代演劇の最先端の手法をあますことなく駆使しておもむきの違う三つの作品として創作された山の手事情社の『ロミオとジュリエット』。公演映像を上映します。お気軽にご参加ください！

【日時】2015年７月４日(土)19:00～21:30(15分前開場。トークあり。)
【会場】岡山県天神山文化プラザ(第２練習室)
【料金】500円(WS参加者は無料)
【対象】どなたでもご参加頂けます。定員30名(要予約)

≪ワークショップ発表会『こころ』≫

ワークショップで創作した小作品を発表、公開します。
参加者たちが想像しカタチにした『こころ』とは？ぜひお越しください！

【日時】2015年９月２０日(日)14:00～(１５分前開場。アフタートークあり)
【会場】岡山禁酒會舘 中庭(雨天の場合は２階集会場)
【料金】無料　(要予約)
【出演】ワークショップ参加者

【お申込み・お問合わせ】
Mail : okayamatheatreouvert@yahoo.co.jp / Tel : 050-5885-2562
メールでのWSお申込みの際には、お名前・年齢・演劇経験・電話番号を記載してご連絡下さい。

ワークショップ情報随時更新中!!!　
→　facebook : www.facebook.com/theatreouvert

【主催】Okayama theatre ouvert
【協力】劇団山の手事情社　第七劇場