朝方のあさの観てきた!クチコミ一覧

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愛のバカヤロウ!

愛のバカヤロウ!

劇団ズッキュン娘

シアター風姿花伝(東京都)

2015/01/14 (水) ~ 2015/01/19 (月)公演終了

満足度★★★★★

ムリ・・・言葉にできないから
ほかのみなさま書かれてるように すごく良かった!
間の持ち方やテンポの良さも 言葉の掛け合いも。 
プッツンしちゃう 法子さんの壊れ方が・・・ なんとも痛快で見事 ☆☆
ほか出演者さんも 1人1人にカラーがあって よかったです!


って書かせて貰ったものの 
あまりに完璧すぎる作品って もう言葉にデキナイんですよね
というわけで 感動を言葉にすることが出来ないので 書くことを放棄致します (笑) 

ネタバレBOX

ただアフターイベントが・・・ちょっと無理があったかな?
私の日は 出演されてる方も仰ってましたが あれはちょっとポカンとしちゃう。
最終日の イベント藤吉&上野トークショーは見てみたかったですね☆ 

アイアムアリトルオッサン

アイアムアリトルオッサン

小西耕一 ひとり芝居

RAFT(東京都)

2015/12/01 (火) ~ 2015/12/02 (水)公演終了

満足度★★★★★

ラフトで小西ワールド
前作品は『お父さん』と『恋愛』
今作品は『お母さん』と『恋愛』がテーマ☆

ネタバレBOX

小西さんと恋人とのやり取り これがまた面白い ◎
私はメモに書こうとしたけれど 書くのをやめて 物語に引き込まれることにした。


『どこ住み?』とか ←見た人にしかわからない (笑)
ちなみに私は笑いのハードルが高く なかなか笑わないほうなんですけどね。
決して多すぎないお客さんなのに 会場が笑い声 たくさんになりました。
演劇で笑わすのって 実は難しいと思ってるので それってすごいことだと思います。


ただ始まりお母さんとの エンヤのやり取りは ちょっと長いと思う。
あと紹介文に書かれてた『若くもなければ 老いでもない。どこに寄り掛かったら・・・』
という心の葛藤 そこをもっと掘り下げて見れたらと思いました。
でもお母さんとのエピソードやら 良い意味で心にずっしりきました♪
それでいて やっぱり面白かったです。


言葉選びとか きっとほんと繊細な人なんだなーとか 深みであるとか。
観れて良かったです☆


追伸:前回予定していた『パラダイスブス』 やらないのでしょうか?


ここにいる!?

ここにいる!?

BIG MOUTH CHICKEN

劇場MOMO(東京都)

2015/01/27 (火) ~ 2015/02/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

Aチーム観劇
チケット当選頂きまして、ありがとうございます!
こちらの作品 想像していた以上に 良かったです!


衣装が素敵です☆ 死分さま・魔子さま・鈴木さん。。。
首の周りのショールとか 顔が引き立ち 舞台が華やぎましたね!
それから 天熊くんの後半 
黄色パーカーに黄色の絵の書いたシャツ あれも良かった。


ネタバレBOX

幸子が霊児の家に行ったところは・・・すっごくよかったです☆
霊の見えない幸子と 霊の見える霊児の 見事なかけあい・・・
で、幸子は 『また私、うまくいかない』の世界に入ると 歌に入っちゃうしで (笑)


ラストの『別れてもみんなの魂は繋がっている』に泣けました。
終わり方も 意外な展開となり。


ただ笑いの部分が なかなか生かされてなかったのが残念なのと。
田中と霊児のやりとりと、山下と学のやりとりのあたりは 
ちょっと長いというか 間延びしたと思います。
あのあたり もうちょっとコンパクトにしても良いのでは。


印象に残った役は 
○主人公である霊児役の天熊さんは もっとチャラっとしてるのかと思いきや
(失礼でごめんなさい) 最後までしっかり演じきった印象。 
○死分役の富澤十万喜さんは 重要人物で役に負けていなかった。。。
演技力も存在感も 共に強くあり。
富澤さんがいなかったら 作品自体ここまで高くなかったのでは。
と思ったら・・・エグゼティブプロデューサーが富澤さんだったのですね。 
○鈴木役の米倉さん 存在感も坊主も 演出なのかピッタリ。
○ただ義男さん役の垣内さんは 阿部サダヲに演じ方が似すぎかな。 
ご自身の個性はおありなので もったいない気が。
といいますか わざと なのでしょうか?


本当によかったです 良い一日をありがとうございました(^^)
あなただけ元気

あなただけ元気

箱庭円舞曲

ザ・スズナリ(東京都)

2016/09/08 (木) ~ 2016/09/15 (木)公演終了

満足度★★★★★

ズシーン
始まりは 普通に会社での人間模様なのかと思いきや 意外にもズシーンな感じ。

古川さんの作品は 前回もそうでしたが 数日たって更に味が出てくるというか
スノードームでいう 雪がチラチラしてる感じ 言語化するのが難しい。 

ネタバレBOX

役者さん全員よかったです!
仕事できる望月役(森啓一朗さん) ほんとバリバリ仕事できる人 はまっていたし。

一緒に行った友人のコメントです
椎名役(鈴木ハルニさん) はじめかっこ悪い役だったはずなのに 最後一番まともなこと言ってるし 誰よりもかっこよく見えたとのこと☆ 

~~~

繰り返されるあのシーン
「目薬を人肌に温めると 何も感じなくなる。」→自分のことになるとわからなくなるよ、という意味だったのですね。

人材派遣で(しかも民間)軍隊の人を集めるって 現実おそらくありえないのだろうけど ゾッとしました。怖すぎる。

私はお見合いパーティーでスタッフとして仕事をしていた経験があるのですが「学歴・見た目・条件」などで査定され、どんどん出会うけど、まるで物のように切り捨てられるシステム・・・。
でもそれは 自分も同じように切り捨てられていくのですよね。

それで 婚活うつ・婚活疲れになっちゃうのですが そのシステムを理解しなければ それはうつにもなるよって思います。

人間扱いされなければ 人間の心が壊れるのは 当然のこと。
でもそれは 自分が人間扱いしてないからなのですよね。
もちろん そのことに本人は 悪気や意識はないのですが。

とはいえ、『あんな奴!』自分が他人からいわれてるだなんて 10代で気づく人なんてほとんどいないのではないでしょうか。 そのことに20代・30代で気づけるのって 人として成熟してるように思います。

~~~

ラスト望月は撃たれて死んじゃう風だし、馬場も地下に降りて死んじゃう風だし?考えさせられました。

そうそう、チラシ赤ちゃんの奥にいる女性・・・ボヤけてますが辻沢綾香さんじゃないですかね?ストーリー的には アパズレさんなはずなのに。
男性もあの人のような?だとすると相手が違う??
↑これはあくまで憶測のお話です。

クズになれない

クズになれない

小西耕一 ひとり芝居

RAFT(東京都)

2015/03/19 (木) ~ 2015/03/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

あえてわざわざ
今週は強力劇団が 集中してるなか (?)
私は あえて選んで 小西耕一に行ってきた。


当日パンフの『ごあいさつ』を見て 私の憶測はピッタリだったと確信する。
ごあいさつ文が なんとも良いのです。
自由で ちょっと乱暴なことをかきつつも 必ずその後に冷静な自己分析、
というか自己突っ込み。


決して傲慢になることをしないところ。
結局 なんだかんだ人間らしくいてしまうところ。


ごあいさつ文 すっごく良かったです!
ひとつひとつの選択が おもてなしとなって現れる。


1人芝居って楽しめるのだろうか?思ったけど 十分に楽しむことが出来ました!
間の取り方も上手いので 他に出演者がいなかった事を忘れるくらい。
細やかな部分と言い 仕上がりは高いです。
1人で90分弾きつけるのは ほんとスゴイ!


天才の負荷は 幼少期に課せられる・・・。
私の知ってる天才の 多くは当てはまるような気がします。


そして『天才』と『嫉妬』は必ずセット。
嫉妬による攻撃を真に受けていたら 体は持ちませんな ☆

ネタバレBOX

曲を上手く使ってるところ。
hitomiの曲名はわからないけど キラキラソング。 
励ますような場面に流れたたり。


あと劇中使われていた あのワタワタした曲 
小西さんの生きざまイメージに ピッタリでした (笑)


それから 台詞を話しながらも みんなの空気をしっかり感じ取って 楽しんでいる姿。
さすがだと思いました。
私からすれば そんなスゴ技は聖徳太子だよと思ってしまう。


小西の最高の笑顔→お客さんも最高に幸せな気持ちになる→小西それを感知する→もっともっと→繰り返しグルグル エネルギーが回ってたイメージ。
あの空間 あの時間は 人生何回味わえるかわからない 
なんだか ものすごい事が起こっていたように感じた。


自然と訪れた 意図して出来るものではない なんていうかご縁みたいなもの
だからもちろん 作品のクオリティは全部高かったのだろうけど 
全部の会が ここまでなったわけじゃない気がします。
 

良い意味で 身内感がなかったしね (笑)


大事な事を忘れていましたが 
前売り1500円という 良心的すぎる料金設定。
この内容で このクオリティは 素晴らしすぎます ☆☆


確かに劇場まで 駅から遠いですよね。
でも 今日は小春日和 とても気持ちが良くて
東中野駅から劇場まで 抜け道みたいのがあります。


豪邸があったり この辺に住んでる人たちの人柄まで かいまみれた気がして・・・。
とても気持ちの良い一日を過ごすことが出来ました ありがとうございました!


あっ『クズになれない』再演希望します☆
よく喋るマダム達は、パクチーより食えない

よく喋るマダム達は、パクチーより食えない

東京ストーリーテラー

シアターKASSAI(東京都)

2015/04/08 (水) ~ 2015/04/14 (火)公演終了

満足度★★★★★

オバちゃんコスプレ最高!
チケットプレゼントありがとうございます☆
早口で言いたてるような言い方の 主役:参次郎(中川むっくさん) 
これだけの沢山の台詞を よく覚えたな~と思いました。
むっくさんの存在感は この作品で大前提のもと。
ただ 二時間超えは・・・やっぱり長いです。
どんなに素晴らしい作品も 途中ダレてきてしまいます。


オバちゃんの初めの登場から オバちゃんがいかにもしそうなトークから。
そして あんな強烈なコスプレまで見られちゃうとは・・・ (笑)
あの3人が また引き立っていた !


探偵アシスタント:純平役(久住ヒデトさん)も 参次郎と良いコンビでした。
純平役のパーカーは 派手目の色が合っている。


節子役(結城えり子さん) 
幸の薄そうなセレブ役 でもみんなから愛されているという。 
台詞なんて そんなになかったはずですから。 雰囲気にあっていました。
あと、もえちゃん可愛かった。


きみどりの母役(三浦明日香さん?)台詞の間の取り方が すごくよかった。
要は子離れできない母親の 息子を奪われた恨みつらみが よく現れているということなのですが。
ちょっとしか出ていないのに 妙に頭に残ります。 


ここまで1人1人にキャストに愛着がわく作品って 珍しいと思うのですよね。


あとAとBキャストがあったのは わかりにくかったので(確かコリッチにも記載が無かったはず)
次回はわかりやすいようにしてほしいです。 


ネタバレBOX

車のシーン 車輪付きの椅子を使って車に見せるとは あれ好きです。


稲沢(みつるさん)が お金で解決しようとする 行動パターンも。
(お金で探偵を追い返そうとしようとするところとか、他もいくつか)
参次郎が 女性が怖い事 女性から頼まれると断れないところ。
そのトラウマの根拠とか 
子供が亡くなったことにしておけば 財産は自分たちだけのものになるという
稲沢の思惑だとか。
作り込みがしっかりしていて なおかつそれが納得出来るのですよね!


最後 実の娘は現れるし 婚約者:稲沢には 酷い裏切りを受けるし
誰よりも ルイちゃん(佐伯佑佳さん)が可哀想というお話しでした。
関係ないけど 佐伯さんニンベン四つって 本名なのでしょうか?


ラストは 『オレンダー』店名の由来。
旦那さん:高倉(仙崎情さん)からしたら 他の男との思い出を店名にしたって・・・。
そんな愛情深さって・・・。
旦那さんの節子さんに対する愛情の深さといい、みんなが節子さんのことが大好きで、
節子さんに幸せになってほしいというみんなの温かい気持ちに 
私は心がうたれて 泣いてしまいました。


感動で終わるのかと思いきや 
マダム達のしたたかさに 参次郎は最後 みるみるやられてしまう。
『やっぱマダム達はパクチーより食えねぇー!!』 
参次郎の言い方もイイ オチも最高 ☆
最後は涙と笑いで終わりました。


東京ストーリーテラーさんに
『お 礼 状』←見た人しかわからなくてすみません。


弄ばれて

弄ばれて

劇団競泳水着

スタジオ空洞(東京都)

2014/09/17 (水) ~ 2014/09/25 (木)公演終了

満足度★★★★★

繊細さとセンスの良さ
コメントをかくまで 時間がかかってしまったのは 
それだけ感じるものが この作品は大きかったから。


上野さんの繊細さに・・・ シビレました。
言葉のかけあい すごくシンプルだけど 心にぐっときて 会場がシーンと引き込まれ。 
ところどころ オシャレな演出。
そうそう ほかの方書かれてるように靴下や部屋着まで なんだかイイんですよね。 


何度目かの上演とあるように いらない部分を削り 磨かれた部分といい
ひとつひとつが洗練されてると思います。


ただ『渋谷のダメな部分』でイライラする人と 『同じような心の傷がある人』は
シンドくなるかも (笑)

ネタバレBOX

浮気相手って 男女関係なく
パートナーと違うタイプに惹かれることが多いと思うのですが。
(相手に足りない部分を2人付き合うことで補ってるみたいなイメージ)
旦那さんと 好きになってしまった彼は 純粋でまっすぐなタイプという意味では 似てるんですよね~
そこはちょっとだけ不思議に思いましたが。


私はイケメン好きなタイプでは決してありませんが。
主役の和知さんは 演技はもちろん、
とにかく端正なお顔立ちでカッコよかった。 
しかも声がイイだなんて・・・ これはズルいと思います。
ほか俳優・女優さんも 誰ひ1とりとして役に負けちゃう人はいなくて 実力を感じ。


制作役の女の子 『渋谷はホントだめな奴なんですよね~』というのが 
役でしゃべってるというより 実感こもってたように聞こえました。
気のせいでしょうか?(笑)


渋谷の 遊ばれ判明したとき『こんな目に遭ったら書かずにはいられない!!』に対し
『いいですよ』と 彼女のサラリと快諾。
その彼女は観に来てくれたのかな?とか想像してみたりね。


実話とあるけどホントに実話なの??と正直疑いの目で行きましたが、
ほぼ実話なんだろうなと思いました。
この金額で このクオリティの高さに すごく得した気分になりました。


いつもに比べ 贔屓目にコメントを書いてしまったかもしれませんが、
身内でもなんでもなく、 純粋に私の好みだったんでしょうね〜。

鶴かもしれない2016

鶴かもしれない2016

EPOCH MAN〈エポックマン〉

OFF OFFシアター(東京都)

2016/01/20 (水) ~ 2016/01/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

やられた
今年の観劇2本目。なんだか当たりの作品が続いている。
ずっと気になっていた小沢さんの作品を やっと観に行くことができました。


見どころ満載で 息を飲むシーンもいっぱい かと思えばそんな手がという思わぬ演出 とにかく気の抜けない55分。

 
これでもってくらい 沢山のエッセンスを詰め込められた作品です☆

ネタバレBOX

鶴子は同じ女性から見たら とても悲しい生き方の女性でした。
モデルがいるのかなとも想像するけど 悲しすぎるその生きざまに 
個人的な意見になりますが あの子にはもっと幸せになって欲しかったです。 


声の強弱 抑揚のつけ方とか なんとも絶妙。 小沢さんは声がイイ。


小沢さんは 公演のたび雪に見舞われるらしく(今回も楽屋入りが大雪)。
だから鶴子も雪の寒い日の話なのかもね♪と思いました。


会場を後にしても ふつふつと残る独特な感覚まで ごちそうさまでした◎

レプリカ

レプリカ

d-contents

笹塚ファクトリー(東京都)

2016/01/13 (水) ~ 2016/01/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

公演期間が短いのはもったいない!
皆さまうまく書かれていて ほめ言葉いっぱいで それが出尽くしても なお止まらず~ そんな良い作品だと思います☆


(普段は話の矛盾点や細かいこと 自分は気になるタイプなのですが)
突っ込みどころは確かにあるのだけれど それらがそこまで気にならないのは
伝えたいことが まっすぐそのまま 伝わってくるから。
あと役者さんがみなさんが とても素晴らしかったから。
(数名を除き女性の層が薄かった気はしますが それを男性陣が引き上げていたイメージです)。


会場のすすり泣きがここまで多いのは初めて。
ほかの方も書かれてますが 役者さんだけでなく お客さんのすすり泣きを見て感じるというのも とても良いものなのですね。
最近少しのことでは泣かなくなった私でさえ 涙してしまったです。。


ただこれもほかの方書かれてますが 段差のない席の後ろだったので 観にくかったです。もっと良い席で観れたらもっと良かった。


久保田唱さんの愛がいっぱい詰まっていて そして何よりピュアな作品 
年初めに こんな良い作品を観れて良かった
素敵な作品を ありがとう♪


ネタバレBOX

大月先生(高田淳)の 狂気的な雰囲気と 愛情も含まれてるところが余計に怖い あの危なさ加減って 

あの人 天才で奇才で 多分変態だと思います。
AQUA

AQUA

メガバックスコレクション

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2016/04/29 (金) ~ 2016/05/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

純真無垢な彼女が たった一つついた嘘。
こりっち常連さんの中でも とても評判の良くて 前から行きたかったメガバックスさん。
独特な世界観で入り込めるか心配だったけど すぐ物語に引き込まれていきました・・・。


みんな良かったなか キリマンジャロ伊藤さんと 杉坂若菜さんの 演技力のたまもの 
杉坂さんの 後半狂気っぷりに びっくりでした☆


こんなに詰まった内容を 1時間30分にまとめあげられたことも またスゴイ!
(良い脚本を書ける作り手はいても いらない部分を削ることができない作り手は 意外と多くいると思ってるので)。


スタッフさんも親切で感じよかったですし 通し券6000円はお得すぎるし 
劇団として とても印象が良かったです。


メガバックスさんの魅力が これでもかとぎっしり詰まった作品☆
この熱量で 1日4本やってるとしたら (当たり前ですけど)とても大変なことと思います。

ネタバレBOX

(ちなみに当日パンフより) 
公演成功祈願と 荻窪から電車を使わず徒歩で 高尾山山頂まで行ってこられたとのこと。
1日4本公演も とんでもない企画ですが そちらもこれまたとんでも企画で  (汗)


演劇で伝えられること 演劇にひきつけられること ・・・改めて感じることができました。
私にとって 見逃せない劇団が ひとつ増えました☆  
『痕跡≪あとあと≫』◆◇終演。ご来場ありがとうございました!!!◇◆

『痕跡≪あとあと≫』◆◇終演。ご来場ありがとうございました!!!◇◆

KAKUTA

シアタートラム(東京都)

2015/12/05 (土) ~ 2015/12/14 (月)公演終了

満足度★★★★

完成度の高さに驚き
自分は観劇したらすぐに書き込むほうなのですが こちらの作品はなかなか言葉が出てこなかったです・・・。


目撃者:若狭勝也さんから始まる語りのシーン 韓国料理マスター:大神拓哉さん お母さん:斎藤とも子さん あの日の連れて帰ってしまう吉川竹夫さんといい ほか役者さんも全員 すごく良かった!


メイ:桑原裕子さんも母親のわりに不自然に若く 息子と親子にみえなかったのも 納得。
あとあの役にメイという名前があっていた(←そういうとこ大事☆)


ほかの方も書かれてますが 照明も素晴らしいし ストーリーもしっかり作ってあるのに とてもわかりやすいのはすごいことだし キャラクターも光っていた☆


ネタバレBOX

(韓国マスター:大神さんは 割り切ってお店を盛り上げる姿 ラーラ:四浦麻希さんを お店の商品のように多少気は使いつつも 心理的にはとても冷たかったり 生きるしかないから仕方なく生きていて やっぱりその根底にあるものは冷たい でもどこかひたむきで・・・ 大神さんのあの役がなにしろインパクトが強くて好きだ)。 


最後の意味深自転車も良かった!


ただ 『(法的には別として)誰も何も悪くなかった』見事にまとまってる分 もっとえぐって欲しかったかな。
もちろん作品としてすごく良かったという前提でです(^^)


KAKUTAさん良い劇団に出会えました これからの作品も楽しみにしています☆ 

あの子と旅行行きたくない

あの子と旅行行きたくない

月刊「根本宗子」

BAR 夢(東京都)

2014/12/13 (土) ~ 2014/12/23 (火)公演終了

満足度★★★★

あるよねトーク
女子にありがちな 内容のない話の連続に「あるある!」と思いました。
流れのつくり方や、テンポに惹きつけられる感じ。
根本ファンになる気持ちは分かりましたが。細かくはネタバレにて失礼します。


最後出て行く観客たちの 軽い表情、笑顔・・・が印象的な作品でした。
皆さん幸せな気持ちになられたのだと思います。
特になんでしょうか 男性が・・・
しかも普段笑わなそうなタイプが・・・ ほくそ笑んでるみたいな (笑) 
幸せそうで 楽しそうなお客さんの表情に 私のほうが癒されちゃいました ! 

ネタバレBOX

ラストは ボクシング3分試合のような言葉の 
見事なかけあいを5分くらい(?)やるのですが。


早いテンポに乗って 流れる言葉の見事なかけあい 
確かにあれを作れるのは 根本さんしかいないと思う反面。
私は人の気持ちに敏感なせいか、役者さんのシンドそうなのが伝わってきて ちょっと楽しめなかったかな。
もっと「間」を作ったほうが シンドさがないと思います。
いえ、私はそう思いました。


あと役者さん 役不足な人は1人もおらず 全員がご自分のカラーや力量を発揮されてて キラリと光り ☆
全員が実力が合って いい役者さんでした !


ラストは そこまで好みではなかったけれど 
でもでも、、こちらはなかなかの作品だと思います !
オバケの太陽

オバケの太陽

劇団桟敷童子

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2015/10/23 (金) ~ 2015/10/30 (金)公演終了

満足度★★★★

舞台美術も素晴らしい
ずっと気になってた劇団だけど 劇場の場所が遠いのもあり なかなか行けなかった。
錦糸町の駅を降りたら やたらと活気がある。
なんでだろう?と思ったらスカイツリーまで歩いて行けるらしいです。


劇場について。
駅から劇場まで遠いのは目をつぶるとして(ちなみに家から劇場まで2時間かかったー)。
 コンビニが近くにない!食べるところも近くにない!
ロビーは飲食オッケーとのことなので 買っていかれると良いのかも。


客席について。椅子も小さく 席が狭くて 
両脇女性なのに それでも狭かったです(私は普通体型)。
背もたれはあるけど古い為 1時間で背中が痛くなる。


それでも入場案内を役者さんがやってくださり とても良くやってくださいました☆
後からわかったけど 入口ギャルは なんと大手忍さんだったのですね!
役がらのイメージと違いすぎて 気が付きませんでした (笑)


お勧めは3段目より上かなあ。純粋に観やすいと思います。
あと当日パンフは人数が多い為 写真なしではわかりにくかったです。

ネタバレBOX

肝心のお芝居の感想です。

ひまわりの舞台セットが素晴らしい!

「オバケの太陽って何?」 最後謎が解ける。

そんな演出がー!の ラストは驚きと感動なのだけど 
私はなぜだか あの世界にあんまり入り込めなかった。

~~

入り込めなかったのは ハンイチに現実感がないからだと思います。
ハンイチはハジメに心を開き 『ここにずっと居させて!』となるのだけど 
あれだけ奇行が目立った子が 急にイイコになるのも 不自然に見えて。 
それだけハンイチの心を開かせるようなエピソードも 私には見当たらず。
そこまで深く傷ついた子が そんなに簡単に心を開くとは思えないです。
(とはいえ役者さんが良かったので けなげで可愛らしくは観える瞬間はありました、大手忍さんスゴイ)。


なぜ ハンイチはハジメの家からも出されちゃったのか?
(他の方の劇評を読んで理解しましたが 別れのシーン そこはわかりやすく表現していなかったように思います)。


あとこれは他の方が書かれてて 後から思いだしたのですが
 『オバケの太陽』の意味がモヤモヤしていて 
言葉の意味を引っ張った割に
『そうだったかー』みたいな衝撃があまり無かったことで 深くまで感じなかったです。
でもまさかの機関車の登場は 良かったです☆

~~

役者さんも・シナリオも(一部気になったけど)・舞台も 何を取ってもレベルが高く。
それ以上に お客に対する姿勢が 素晴らしかった。
主宰の方の 始まる前のご挨拶も心が籠っていました。 
良い劇団・良い作品、という前提で書かせて頂きます☆
パラサイトパラダイス

パラサイトパラダイス

ワンツーワークス

ザ・ポケット(東京都)

2016/06/23 (木) ~ 2016/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★

良い劇団です☆
初見です

ネタバレBOX

ほかの方かかれてるように 気配りに気遣いに 満点の劇団でした☆


夫婦セリフが入れ替わっちゃうところとか。
ワンツーワークスさん お家芸の? スローモーションのとことか。
言ってはいけないことを 暴露するのは心の中なので 周囲は止まってる見せ方とか。
激しい曲では シャキシャキ早く動くとことか。
ホントうまく作られてるなーっの連続でした☆


主婦のあるある、旦那さんのあるある、お父さんの血と汗の積み重ねと言い、心理描写に演出に とても良かったけど 
ただ、本筋であるストーリーは ちょっとだけ弱い感じがしました。


確かに弟の言い分にイラッとする方はいると思います。 
しかし個人的には どっちの意見もわからなくはないのですよね・・・。
企業戦士(50代以上)と、今時の若者(20代以下)とすると。


私も就職人生それなりに長いので 
せっかく正社員として入社してきたのに さらっとやめていく若い子が増えたのは 事実だと思ってます。
でもそのあと、正社員として 案外よそでちゃんとやってたりするのですよね。
どこまで『我慢』『犠牲』にするか 程度の問題?
どっちが正しくて どっちが間違ってるという話ではなく。
どちらにもジャッジせず そのまま描いてるのが 作者(古城十忍さん)のすごいところだと思います。


ああ、古城さんは元新聞記者で ジャーナリスティックスな視点とのこと うなずけます☆


誰だって 生まれてきて 与えられた環境でただ生きてきただけ、
どの世代に生まれてもそれは同じことだと思うのです。
昔 男たちは国のために命を捧げてきました。
女は何もできずに・・・


『男だから』が強かったのは 命がけだったから仕方ないことですし。
いまは平和になり『男女平等』唱えられてるから それが弱まるのは自然なことですし。
戦争二代目と三代目じゃ 変わるのは当然のことに思います。


↑知らないで書いたのですが、次回作がまさにこちらがテーマとのことです。
私が心理学をやってたとき 「日本人は最後GHQにたどりつくことが多いと」先生は言ってました。
『お前の親はとんでもないことをしたんだ』
親を尊敬する気持ちと 日本を愛する愛国心と 敗戦によって大きく変わってしまった。
GHQは親と子を分断するのが目的のひとつとのことです。
(偉そうに書いては観たものの 私は歴史には疎いですし GHQの多くを知ってるわけではありません 何か間違えがあったら申し訳ありません)。
 

それとカップラーメンと清涼飲料。劇中では若者しか口にしていない。
あれもメッセージなのだと 私は思っていて。
体は食べ物作られるもの 精神もそれに同じ。
添加物と科学物質 どれだけ影響しているのでしょうね。


お父さん(奥村洋治さん) 存分に才能を発揮されていました。
お姉ちゃんの彼(町田慎吾さん)は やたらカッコイイと思ったら 元ジャニーズの方なんですね。
私はイケメン好きでもないのですが、普通にカッコイイとかのレベルではなかったです。
ほか役者さんも 良い役者さんぞろいでした!


戦後70年で戦争を扱ったものは多かったけど GHQ洗脳政策を取り扱ってる物は 私の知る限りなかったように思います。
是非古城十忍さんには それをいつか表現してほしいと思った気持ちがあります。 しかし逆に 洗脳が強まってしまう危険も考えちゃう自分も、います。
(これらも 関連したこと・感じたことを書かせて頂きました 的外れでしたらすみません)。


政治や歴史を書くと 長くつまんない文章になっちゃって 
最後までなんてとても読めないよ、、、な方を たまに見かけますが。
私の文章は 少しでも面白く読んでいただけるといいな。
ロクな死にかた

ロクな死にかた

アマヤドリ

シアター風姿花伝(東京都)

2016/04/27 (水) ~ 2016/05/01 (日)公演終了

満足度★★★★

初アマヤドリ
劇団さんと関係なかったらすみません。 
決して長くない100分という時間だったのも関わらず 椅子が硬くて お尻がいたいのが気になってしまいました (汗)


椅子のことではなく
観終わってからも なかなか言葉にならなかったことを 言葉にしてみます。 

ネタバレBOX

芝居の一番基本である(と私は思っている)会話劇も良かったし ダンスも心に残るもので それは効果的だった。


ただ『死んだ後のことを考えてみる』きっとそれが伝えたい事なのだろうけど 
話がちょいちょい逸れて 一番伝えたいことが 伝わりにくかったのは残念でした。
もうちょっとストレートでも良かったのでは。


中でも一番すごいと私が思ったのは これだけの内容を100分にまとめ上げられたこと。
良い脚本を書くことはできても いらない部分を削る作業ができない脚本家は意外といる。
せっかくの良い作品が ダラけてしまい 帰るころには残念なことになる・・・ 
それこそもったいないと思うので そこも広田さんの良いところだと思いました☆


毬井を引きずって 引きこもって生きてると思った女の子が 結果ああなったのは意外だった。
それから 最後までたーくんは謎でした。。
こちらの作品 何回観ても楽しめる作品だと思います♪

ビッグマウス症候群

ビッグマウス症候群

劇団フルタ丸

「劇」小劇場(東京都)

2016/05/25 (水) ~ 2016/05/29 (日)公演終了

満足度★★★★

レミングス
ほかの方も書かれてますが 席は前より後ろのほうがおススメ☆

ネタバレBOX

はじめ精神科の先生がストーリーテラーみたいに 皆の症状を話していくところ 
そんな人いそうだし 自分にもありそうだしで、しっかり心をつかまれました。
どんなお話になってくのだろうって ワクワクしました。 
そして先生がはじめから どこか冷たいのも 話はつながっていくのです・・・ 


真帆さんの「子役の演技」 すごく練習されたのだろうなって 
抜擢されたのが納得の演技でした。まあそれも過去の栄光なのですけど。


精神科に通う人たちのお話かと思いきや 話はまさかの一転。
『自分やる気ないよ!』の一点張りの人たちを まさかのビックマウスで やる気にさせちゃうシーン。 
コロッと調子よく変わるとことか そもそもその斬新さも テンポも良いし すごく楽しかった(笑) 


演説には熱い思いが伝わってきて(主張の内容に多少疑問や不安はあるのだけど)純粋に引き込まれました。
最後の演説は ちょっと長かったように感じつつも 自分が投票したくなりました(笑)


だって『ビックマウス症候群』悪いこと、病気、という概念を 
才能というプラスにしてしまうだなんて。


『この町から才能飛び出る人は出さない』
わけのわからない薬で 皆の個性という才能をコントロールしてきた先生。
でもそのメカニズムって 世間に存在してる気がします。
そのことに 疑問を持つことは大事。
自分はそのあたりのテーマにもひかれました。


フルタ丸さんは 笑いをちょいちょい取り入れて外さないところ 
あと愛があって 心がほっこりするところ  
前回に引き続き『良い劇団だなー』って思います☆

カテゴリーボックス

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9-States

小劇場B1(東京都)

2015/03/26 (木) ~ 2015/03/29 (日)公演終了

満足度★★★★

沢山感ずるものが・・・。
チケットプレゼント ありがとうございます☆
家族から見捨てられてしまった精神疾患の方たちが集まり 
そこで 仮の家族となる 隔離病棟に家族制度を付けた『インナーハウス』  
『インナーハウスって 本当にあるのかな?』と まず思いました。


その題材が良かったこと、ドキッとひきつけられたし なかなか仕上がり度も高い。
けどちょっと わかりにくかったのと (詳しくはネタばれにて)
飽きっぽい私を 二時間飽きさせなかったのは確かにスゴイ。
けど 個人的には やっぱり長いと思います (笑)


それこそ 性の方向に行きそうなものの
(まあ他人同士が家族になるわけですから)いかないのが特徴的。
話が広がりすぎちゃうのかな。


あと当日パンフは 登場人物が多いので 
役者さんの写真なしでは わかりにくかったです。
後から思ったのは 医者役が無駄に多すぎるということ。
役者さんの個性が埋もれたし 話も余計にわかりにくくなった。
(役者さんの力量の問題ではありません)。

ネタバレBOX

インナーハウスでは 常に『月曜日』なんです。


かれらにとって 時間は止まってるものらしく。
『日曜にピクニック行くよー』→『山にする?海にする??』→『楽しいね!』→『先生今日は何曜日ですか?』→『今日は・・・・・・月曜日です』。
を 繰り返すインナーハウスの人々。
要するにピクニックの日は訪れないのです。


曜日が変わらない事に 誰も気づく事をせず。 
そして 同じ個所で間違えて 同じ個所で同じ突っ込みし それを何度も繰り返す人々。
その事に 誰も気づく事をせず・・・。


その家族の中に 精神疾患者として (当然健常な)医者が数名まぎれている。
そこまでする必要性、というか 人件費をかけすぎて非現実的なのと 
話を盛り上げるためだったのだろうけど 
そのことに意味が そこまでないような気がしました。


始まりが 『まさき兄ちゃんをインナーハウスに入れるか?』家族会議が開かれているけど 
そもそも既にインナーハウスに入ってる人々で会議、ということでして 
みんなインナーハウスに入ってるわけで 
私が解らないだけかもですが  ほかもわかりにくかったです。
2回3回観て 更に楽しめるのかもしれません。


それからお父さん役  体が大きい割に 誰よりも声が通って無かったという(^^;
そのギャップがとても気になったけど もしかしたら体調が悪かったのかもしれませんね。


ミワは多重人格者 シロとクロと合計3人の人格がある。
けど本物のミワの人格が クロだったとは・・・意外な展開で良かった。


そして 熱血医師のうっしーが最後刺されちゃうなんて。
で、うっしーも 精神疾患者としてインナーハウスの人となるという。
その意外な展開も 斬新でした。
院長の名前が出なかったのは そういうことだったのか。


『医師があそこまで言うかな』ってくらいの ドクハラ発言の医師よっちゃん。
あの人は本当に医師だったのか? 微妙に怪しい設定。


アフロの方 演技良かったです。
家族との面会シーン 最後突き放されちゃうところ とても悲しかったけど 
あれが現実なのだろうなと思います。


私が一番気になったのは、精神疾患の方たちが 症状がどう考えても軽い方たちばかり、ということです。
隔離病棟どころか 精神科に入院さえ出来ないくらいの程度の人たち、でないかと。
重い鉄のドアの音以外は 閉鎖病棟感ゼロだと思います。


それから 劇団9-Statesさんとは関係ないけれど。
具合が悪くなられたお客さん:気になるくらいの音量でちょいちょい隣の人と話しだすお客さん:携帯バイブとはいえ ブーブー数回鳴らしてるお客さん・・・。
ほかの公演では 起こらないような事が 多々起こったように感じました。 


意外な展開やオチに驚かされたし テーマは良かったし 
良いところはあったので・・・ 再演を見てみたい気がします。
公演では色々考えさせられました ありがとうございます。
本当にあったら怖い話

本当にあったら怖い話

江古田のガールズ

「劇」小劇場(東京都)

2015/08/05 (水) ~ 2015/08/09 (日)公演終了

満足度★★★★

コメディ濃い目
チケットプレゼントありがとうございます☆
他の方も書かれてますが お化け屋敷のセットが 本当に上手くできていました。
しかし仏壇だけピカピカだったのだけ ちょっと違和感かな。


劇団の方が『霊が怖くて観にこれない方もいらっしゃるので、この作品は怖くないよと教えてあげてください』と仰ってました。
でもラストは怖いかも。


ネタばれで劇団さんに迷惑かけたくないし どこまで書けばよいか 悩むな~
↓ネタばれが強いので これから行かれる方は観ないでください↓

ネタバレBOX

お化け屋敷の潜入レポートその撮影のお話です。


始まりがお化け屋敷に向かうロケバスでのやりとり スクリーンに映し出されるところから始まります。 
『どんな展開になるの?!』ワクワク☆とテンションが上がっていきました。


しかし 霊を信じていない監督は 事前に仕込みをしてしまい(要はヤラセ番組)。
仕込みをプローデューサーにも秘密で行い 霊能者:霊屋にさえ秘密で行うところから
ヤラセがバレたり トラブルになったり アイドル:パインちゃんといろはちゃんの 性格悪いのをよく表したエゲツない戦いだとか・・・。
(パインてパインて、そのセンスが・笑)
それらが怖い展開となります☆


途中 まさかダンスになるとは思わなかった (笑)
マネージャー:陣内ユウコ 
あれだけ色気のない髪形と服装なのに・・・それでも美しかったこと。
監督:この方もはまり役だった。


他の方も書かれてますが 路線を外さないラストがよかった。
 

アフターイベントがあって 三元茶屋ミワさんの歌がとてもよかったです。
次は出演してた女優陣の リアル怖い話となり それが思いのほか良くて。
役者だけに劇場での怖い話が怖かった。
その後再度歌となり 歌に除霊されるようなイメージを持った それが愛を感じるものだったから。


・・・って主宰の人と三元茶屋ミワさんって 同一人物疑惑?!
私にとって それが一番の 恐怖だったかも (笑)




谷間にカンパイ!

谷間にカンパイ!

劇団ズッキュン娘

シアター風姿花伝(東京都)

2015/04/22 (水) ~ 2015/04/27 (月)公演終了

満足度★★★★

もっと藤吉みわがいい☆
これから行かれる方は 出来るだけ前の席がお勧めです。
あとはネタばれにて☆

ネタバレBOX

ズッキュンは前回と今回しか見てないとはいえ 
どうしても印象が大きかった前回との比較になってしまうのですが。
(なので 前々回やその前を見ていたら もっと違うのかもしれません)。


出だしが入り込みにくいこといと ちょっと長いと思います。
・・・今思えば 出だしが水着シーンなので 
男目線を意識したからかな?とも思ってしまう。
別に私は露出反対というわけではないですけどね。


あと出だしの登場人物人が多すぎ。 
出ては戻ってが数回 誰が何の役なのか覚えにくかったです。
良い演技をしても それが流れちゃう感じだし。 
芝居の最後になっても 『この子何の役だっけ?』と思うことも。


自分は芝居にすぐ入り込めるほうなのだけど 今回の作品は 入るまで時間がかかりました。
↑この辺の違和感があったから 
病気の深刻さやら いまいち伝わってこなかったのかもしれません。


登場人物が多いと どうしてもそうなってしまうのかもしれませんが。
要らないと思われる役であったり(注:これは役者さんの問題ではなく)。
せっかく魅力ある方が出てるのに 生かされてない傾向を感じました。
前回のわきの方が 全員すごかったので比べてしまいます。


それから お母さんは天国から来てる役なので ああいう衣装なのでしょうけど。
派手なドレスみたいで どこか不自然に思います。
(これも役者さんの問題ではありません)。


それから前回に比べてですが
藤吉みわさんの出る場面が少ないのは ちょっと残念でした。


相変わらず みわさんのキレる場面 痛快でまっすぐで 大好きです ☆
愛情のあまりの大きさに 純粋でまっすぐさに いつもながら 心の深い所に突き刺さります。
今回も涙してしまいました。


みわさん出演度合いが前回9とするなら 今回は4 個人的には7は出てくれたら嬉しいです。
ズッキュンは もっと藤吉みわで良いと思います。
↑ まあ個人的な意見にすぎませんけどね。


ナイフでダンスのシーンは 引き込まれました !
わかばちゃん(山田梨佳さん)の 性格悪いキャラは 印象的だった ☆
ナイフでダンスシーンでは 『そんな女は そうやって細かく切り刻んでしまえー!』と本気で思ったし。
あんな嫌な女の役を 最後までしっかり演じ切ったという 山田梨佳さんの清々しさ。


田辺さん・・・・・・ じゃなくて田所さん(真寿美さん)も (笑)
女医さんも(小宮凛子さん) 看護師さん(ERIさん)も 他の子もよかった。
ただモモコ(アイリさん)は 主役をはるにしては印象が弱いのが気になったかな。


それからアフターイベント 今回はすぐ始まるのではなく 
照明を一旦明るくして 帰っても良い感じにしてくださり その配慮が良かったです。


今回は全体的にバランスが良くないと感じるところはあったけど 
次も ズッキュンされに行きたいです ☆

リボーン・チャンス

リボーン・チャンス

カムヰヤッセン

ワテラスコモンホール(東京都)

2015/10/14 (水) ~ 2015/10/18 (日)公演終了

満足度★★★★

ワ(和)テラスホールとは区の施設だったのですね
工夫されてるのはわかるし 良い作品なのだけど 
120分のうち始まりから90分が 長くて退屈。
しかし ラスト30分の急な展開に みるみるひきつけられ。
会場を活かした見事な終わり方に 思いのほか涙してしまった☆


♪観劇された方へお勧めリボーンチャンス予告編♪ 
https://twitter.com/kamuyyassen/status/654101288360128512

ネタバレBOX

舞台セットが良く出来ている。良く出来てるからこそ見逃しそうになったけど。
6個の部屋が存在し進行していきますが  6個はいらないと思います。
(これは持論です。目に入る情報が多くなれば多いほど 集中とは分散されてくと思います。なのでより集中してみれなくなってしまうのですよねー。ってそう感じるのは私だけなのかな)。


末娘のすずねちゃん 始まりから終わりまでずっと舞台にいて(正確には始まる前から)。 
役者さんの問題ではなく あの子をずっと出しておく必要はあるの?と思いました。


多少専門的にどうなの?と思う部分もあるのかもですが 
ラスト女弁護士2人の戦いが良かったです☆☆
中でもコロさんの存在の大きさって 凄まじいものがあると思います。


厳しい事を書かせて頂きましたが 
役者さんが良かったし ラストはやられたーって感じだし なかなかの作品だと思います!

 

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