満足度★★★★★
素晴らしい
アトリエ公演でした。目の前で行われる展開にぐっと引き込まれ、あっという間の時間でした。役者陣はもちろん、脚本・演出も素晴らしかったです。
政界の話だったので難しい言葉が多かったのですが、内容が深くなる前にわかりやすく解説してくれるシーンをうまく挟み込んでいただいていた点が観客への親切心を感じました。会話のテンポが早く、言葉一つを考える時間が少なかったので、それがなければついていけなかったかもしれないです、本当に感謝です・・・
また丁度良い頃合い笑いも挟みつつ思わずプッと笑ってしまうシーンがあるかと思いきや、シリアスなシーンで緊張感を感じたり、本当に素敵な時間でした!!
満足度★★★★★
濃厚濃密
初めて行くスペースでしかもあの広くはない空間に見事に出演者さん達がマッチしててとても濃厚で素敵な時間でした。観劇前は小難しいかと感じてましたがそんなこともなくあっという間の80分でした。
満足度★★★★★
この臨場感が楽しい。
☆4.5
狭小スペースでの緊密なやりとりがとても贅沢な味わい。リピート観劇したいくらいだが、とりあえず家族や友人に勧めます。
満足度★★★★★
2度目
2度目を拝見。シナリオの質が非常に高いだけに、役者相互の役作りで、もっとがちのぶつかり合いを練習で積んで、そのあと、滲み出るようなものが、出せるようになると、もう、これは、鬼に金棒、鉄壁だろう。非常に大変な作業になるが、今後とも目の離せない劇団である。
満足度★★★★★
必見!
必見の舞台である。初日に拝見し、このあとが長いので、あらすじなどは書かないが、相変わらず、見事なダイアローグで成立した舞台である。(追記2014.2.20)
満足度★★★★★
ワンシーンの80分間だけど大満足
ワンシーンだけの80分間でしたが、緊迫したシチュエーションの中でいろんなことがどんどん明らかになり、登場人物が次第に追い込まれていく。そして最後には仕組まれた意外な筋書きが明らかに・・・。しかしところどころに笑いも散りばめられ、とても盛りだくさんで観応え十分でした。大満足です。
満足度★★★★★
奢る平家
「国民の理解を得て比良坂家を守るため」平易な言葉を使って
証人喚問のリハーサルをするものだから、政治の話が大変解り易くなった。
国を守ると言いながら、守りたいのは一族とその立場、プライド、既得権。
過去作品のようなダイナミックな展開や大胆なファンタジー要素は薄れたが
その分現実とリンクして“多分絶対あるある”的なリアリティが色濃く漂う。
キャラの立った一族に加えて有能な秘書達が事態を引っ張るのが面白く
過去の経緯はともかくラスト次男の選択は、潔くて清々しい。
このラストは作者の理想・ファンタジーか、国の行方を託すひとすじの光か。
それにしてもスペース、テーマ、人数など、敢えて難しい制限をかけた中での
この設定と会話の緊張感は素晴らしい。
また意外なキャスティングで役者の新たな面を見事に引き出している。
満足度★★★★★
守るべきもの
憲法改正を巡る小難しい話かと思いきや二世議員とその一族の「守るべきもの」を問う、息もつかせぬ論争劇。合間合間にずっこけたシーンもあり、とても観やすかったです。十七戦地さんは「土台が腐ってる」集団なり組織なりの話が上手ですね。
満足度★★★★★
無題1006(14-045)
19:30の回(晴)。ドアのガラスに「受付開始、開場までもう少しお待ちください」、ポストイット。19:00受付、会場は地階。「花と魚(2011/7@バビロン」からで5回目になります。此処は3回目(「獣のための倫理学:2013/2」、「AFTER shock:2013/12」)。
客席は入口側、奥(前列は椅子、後列は木製ベンチ)の対面式、奥側にはエアコンがあるので奥へ、入口側は上演中の出入りあり。左右の壁沿いにテーブル、椅子、錆びた鳥かご…調度品、みな茶系統で此処の備品なのでしょうか、座席後方にも。
19:26前説(柳井さん)、19:32開演〜ひとり入ってくる〜20:52終演。
決して広くはない空間に濃密な空気が満ちてくるようでした。
満足度★★★★★
凡庸な悪
政治家(特に二世議員)や官僚の中にある「凡庸な悪」を描いた作品だと思った。
おそらくこの芝居で描かれているような構造で、為政者は国を動かしているのだろう。とてもリアルに感じた。
硬いテーマだが、随所にユーモアがあるのもよい。
風刺的でありながらも、一つの立場から主義主張を提示している作品ではないので、その感覚もとてもよかった。
満足度★★★★★
まるで
小さな部屋の両端に客が座り
中央で繰り広げられるドラマ
こういう形式は初めてで、ドラマの中の一人になったような感覚
音も照明も普通の劇場とは違うのに
違和感なく話に入り込めるのは
脚本と演出とキャストの良さだろう
スピンオフのリーディング目当てで行って
劇団のFANになって帰ってきた。
これはお薦め!
満足度★★★★★
結局
3代に渡って政界の家系で それぞれが要所についていても
やっぱり 人間なんだなと
それぞれが家名に誇りを持って 自分に正直に生きて
外から見れば悪いコトでも 当人には一生懸命で
コミカルでもあり シリアスでもあり
それでいて考えさせられる
とにかく とても80分とは思えない緊張感
こんな創りをする劇団は初めて!
キャストさんも魅力的!
次回公演も期待出来る
満足度★★★★★
見応えあり
脚本・演出は素晴らしく、実にリアルな社会派作品だ。演技は狭い空間で濃密に繰り広げられ、一瞬たりとも目が離せない。心地よい緊迫感があり、見応えがある。重要なテーマを扱いながらもストーリーは極めて坦々と進む。多少、演出・演技で誇張した場面はあったが、ひとつの山場と捉え楽しませてもらった。この作品、観るなら「今でしょ!」、見応え十分あり。
満足度★★★★
緊張と緩和
物語の内容がここまで思想がかかわるのをはじめてみたのでそれも新鮮でした。
自分の今の暮らしが金銭的に豊かになることだけ目先のことだけを考えるのと、この国の行く末を考えることと…。もう一回見たかったです。
主人公の嫁がほんわりしたしゃべりなのに、きっとこいつはぶれないんだ芯が強いんだって思わせる演技好きです。
息の抜ける笑のシーンはしっかり笑えて、あの狭い中で人が程よく立ち位置を変えていくのも、当日券で見切れ席でしたがとても楽しめました。
満足度★★★★
始まりは突然…
劇場に着くまでに迷ってしまった。
地下室の小さな劇場で、左右から真ん中で行われる劇を観る。
大道具、小道具がすごい凝っていて雰囲気が出てる。
場面展開はほぼ無く、全て一つの部屋で完結する会話劇。
斬新でシリアスで面白かった。
満足度★★★★
緊迫した会話劇
濃密なワンシチュエーションの会話劇で、ぐいぐい引き込まれて観劇しました。
クライマックスの緊迫感、空気の流れが止まるような感覚を肌で感じられる、そんな演劇の醍醐味を存分に味わえました。
面白かったです。