眠る羊 公演情報 十七戦地「眠る羊」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    嘘か真か
    面の皮の厚い面々でした。

    ネタバレBOX

    防衛族である比良坂家の三人の息子に降り掛かったスキャンダルの真偽と真相が、想定問答集を使った証人喚問の練習を通じて明らかになる話。

    ラストで、全ては息子を切り捨ててでも自分の意志を喧伝したいとする今は亡き父親が仕掛けた罠だったというどんでん返しはありましたが、スキャンダルは嘘か真かの話が大半で、新たな真実が明らかになるなどの驚きは無く、面の皮の厚さの問題に終始しました。

    面白さでは、検証していく中で真相が二転三転していく『獣のための倫理学』の方が上でした。

    オペラ好きの長男は軽薄で隙だらけで確かに政治家向きではありませんでした。次男は、「従う」や「謝罪」などの言葉や実践が大嫌いな傲慢な性格で面倒くさがり屋の男でした。ただ、彼らの性格付けはちょっとスパイスを効かせ過ぎのようにも感じました。

    父親の後継者として政治家となった次男は、父親も死ぬ間際は憲法九条維持に転向したとして、九条維持と武器輸出三原則の緩和を主張していましたが、資金管理団体の責任者である妻(次男の母)も含めて息子たちを失脚させてまで、父親は九条の改正を訴え続けたかったことが明らかになりました。ただし、世間に伝わるかどうかは父親の元秘書次第ですが。

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    2014/02/22 10:15

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