「パノラマ?」 公演情報
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公演地:神奈川県

観たい!

公演地:神奈川県

「パノラマ?」

演劇活性化団体uni(東京都)

公演に携わっているメンバー:6人

団体紹介
2010年に阿部健一を中心に設立した、東京都練馬区を拠点に活動している演劇団体。現在のメンバーは5名。
観客の五感を刺激する演出と、人間と社会のありようをドライに描く作風が特徴。小劇場に限らず商店街や喫茶店といった「生活に近い場所」での公演も積極的に行う。題材はさまざまだが特に「食」に関心をもち、パンや牛鍋、農業など食べ物を直接テーマとした作品も多い。
演劇と社会をつなげることにも重点を置き、2013年より練馬区にて地域に根ざした演劇活動を展開。同年7月に(公財)練馬区環境まちづくり公社より「まちづくり活動団体」として認定を受け、2014年には地域のオーラルヒストリーを題材に作品を製作する「ちょいとそこまでプロジェクト」(同財団まちづくり活動助成認定事業)を始動させた。
2016年、第7回せんがわ劇場演劇コンクールのファイナリストに選出され、uni007農耕演劇「そだててたべる」を上演。また同戯曲で第16回AFF戯曲賞一次審査を通過する。
応募公演への意気込み
「パノラマ?」は距離と侵略をめぐるuniの新作演劇です。
今日、通信技術や移動手段の発達により、昔より世界はずっと近くなったように感じます。
しかし一方で各地でのテロや武力衝突が報じられ、そのことを考えると急に彼方の異国が靄がかったものにも感じられます。
生まれた場所を離れ、文化の異なる人どうしが出会い、衝突する。これは長距離移動の発達の歴史でもあります。16世紀、スペイン王国の征服者たちは船に乗り込み、発見されたばかりの新大陸で多くの土着国家と衝突し、征服しました。こういう出来事は単なる歴史の話でしょうか。どこか知らない遠くの話でしょうか。
今作でもある探検家が航海に出て、先々でさまざまな理不尽を経験していきます。その衝突の物語を、ジャズの生演奏や人形、ジオラマといったアナログな方法を織り交ぜて賑やかにお送りします。はるかな距離をまたいだ物語とアナログな表現を重ねて一つの空間に詰め込んだ時、今のわたしたちには何が見えてくるのか。拠点から少し離れた横浜の劇場にて、uniとしては新しい表現、新しい問いに挑む、大きな実験です。さまざまなお客様にご覧いただけることを願っています。
将来のビジョン
ここ4年間ほど、劇場を少し離れて、東京都練馬区の江古田駅一帯にて地域に根ざした演劇活動を行ってきました。それは単に地域のため、まちづくりのためではなく、生活の中で流されていく細かなものを拾い上げ、ミクロからマクロを見つめる批評的な視野をもった活動として行ってきたものです。そのような活動を経て、現在は演劇を「人と人、人とものや場所をつなぎ、社会/演劇のありようを再確認する場所」として捉え、その実践として劇場内外での本公演や地域のプロジェクト、その他さまざまな人との協働によるWSを行っています。
今後は拠点での活動に加え、より様々な場所で創作をしていきたいと考えています。今回の横浜公演は単に劇場公演というのではなく、他の町に出かけてみる流れの一つにも位置づけています。また江古田での活動が発展し、来年度より練馬区の高松地区で都市農業をテーマとしたプロジェクトを始めることになりました。東北、北陸、九州など、少しずつ活動の幅を広げ、数年のうちには国外、特にすぐ側にあるのに見落とされがちなアジア諸国での滞在製作へと結びつけたいと考えています。
上を目指すというよりは、より横へ、あるいは下を深く掘るように創作活動を展開し、未踏の領域を開いていきつつ、人々の生活が少しでも豊かになるように演劇を通して取り組む、そんなプロフェッショナルチームになっていきたい次第です。

公演に携わっているメンバー(6)

高橋由佳
その他(その他ではなく高橋由佳です。)

「「パノラマ?」」に携わっているメンバーです。
阿部健一
脚本 演出

作・演出です。よろしくお願いします。
新藤秀将
役者・俳優 その他(スタッフ)

横浜、JAZZ、パノラマ? 参加してます。
まつばやししゅうと
役者・俳優 声優 ナレーター お笑い 宣伝美術

浦島太郎、他。
谷 l 陽 l 歩
制作

制作として関わっています。
齋藤 優衣
役者・俳優 制作

当公演の制作ですよろしくお願いします。

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