おんな忠臣蔵

劇団Spookies（東京都）

公演に携わっているメンバー：5人

団体紹介

【娯楽精神と生命力】それが“スプーキーズ”のテーマです。
2006年夏。三者三様の作品を描く、京都の劇団6.89の三谷昌登、東京の劇団グワィニャオンの渡部美穂、秦組の小坂逸が「役者だけでなく、様々なジャンルの方々と一緒にコラボしながら、自分たちの可能性を広げ、面白い舞台創りをしよう。」と集まり、ユニット集団を結成。
メンバーは事務所所属に囚われず、小坂作品を慕い集った役者陣で構成されています。
2009年からは年2～3公演を基本に心地よい笑いと大河ドラマのような壮大なストーリー展開。まだまだ発展途上ではありますが【エネルギーを一気に放出する】その生命力が、見終わった後に何かお客様にもたらす心の感動であって欲しいと思っております。
劇場を出ても余韻が残る～そんな役者の素材を活かしたストーリー＆音楽＆照明、これらすべてを凝縮させた舞台を目指しています。
また、毎年品川、世田谷等のお祭りやイベントにも参加。時代劇の野外劇や花魁道中等も行っています。

応募公演への意気込み

若手女優陣プラス熟年女優陣が、ライトコメディータッチで戦時下の劇団を描きます。
人と人との絆、ものづくりへの想いと情熱。「時代は違えど、その気持ちは人間の心を豊かにしてくれる。」そう信じて彼女たちは懸命に時代を歩んでいきます。
苦しい時代を生きた方々に敬意をはらい、真摯に臨みます。
◆今回の作品は“今を生きる人々に「命の在り方」を芝居を通して共に考えよう”という想いから、スタートし2013年に初稿として生まれました。
太平洋戦争勃発。我々の世代にはひと昔もふた昔の前の想像のお話ではありましたが、広島や長崎や沖縄、そして東京での資料館を巡り、実体験のない私たちには、その出来事の衝撃が大きすぎて涙が止まりませんでした。 ただ、その中にも力強く生き抜く人々がいて、苦しみに耐え、共に支え合い、前を向いて今日の日本を作り上げてくださった方々がいたからこそ、今の幸せがあるのだとも感じられました。時代背景をしっかりと胸に留め置き演じて参ります。

将来のビジョン

舞台とは、映画やテレビとは違い、短い期間でその日、その時間、その場所でしか観る事が出来ません。ですが舞台は、演者が観る側にダイレクトに感情をぶつける事ができ、また観る側はそれを受け取る事が出来る「生のライブ感」。それが舞台の良いところです。
スプーキーズの舞台は、人の持つ感情エネルギーを爆発させ、魂のこもった言葉をぶつける！そういう作風が一番の魅力です。そして観て頂いた方を魅了し楽しませる。そんな姿が娯楽である演劇の姿だと考えると同時に、世の中に対し「これはおかしくないか？」「これはどうなんだろう？」と問題提起できるのも、演劇、舞台の可能性だと思っています。
そこを踏まえ、ライブにこだわる舞台人でいたいと思います。

現実、役者自身も子育てや仕事で休止するメンバーも増えて参りましたが、クオリティを下げず、永く続けられる環境作りを目指していくことを念頭に置き、舞台公演と地域活動としての施設訪問やイベント参加の充実、またメディア出演のバックアップも継続していく予定です。