快楽の谷

劇団 背傳館（東京都）

公演に携わっているメンバー：10人

団体紹介

2008年に劇団主宰・演出・脚本の高尾優太が立ち上げた劇団。元々はスタッフ劇団として立ち上げる。なので、現在役者人数よりスタッフ人数の方が多い。
作品の特徴としては「笑えない冗談」がある。笑いを取ることは殆どせず、独特な緊張感で劇場空間を埋める。

応募公演への意気込み

本公演では、長らく目標としていた花まる学習会王子小劇場での初公演作品です。しかし、特別なことをするわけではなく、今まで通りの公演として観客に打ち出していきたいと考えています。近年、背傳館の本公演ではオタク文化やネットカルチャーなどのメジャーにならない文化を題材とした作品が多く上演されており、今回の「快楽の谷」でも、同人エロゲーというあまりメジャーではないオタク文化を下敷きにしています。その下敷きの中で、背傳館の考える「笑えない冗談」の生まれる状況を作ってこうと思っております。

将来のビジョン

今後の劇団ビジョンとしては、年二回程度の公演を恒久的に打つことのできる環境作りと、毎回公演の完成度の高い作品作りを目標に活動していこうと考えております。話題性として、背傳館という劇団が他劇団より面白い、という方向性ではなく、あくまで見て損のない団体として小劇場界隈に広く知ってほしいと思います。あくまで作品作りのための団体であると考えているので、商業化などは考えておりません。長く、良い作品を作り続ける団体でありたいと、考えています。