最新の観てきた!クチコミ一覧

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光の中のアリス

光の中のアリス

小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク

シアタートラム(東京都)

2024/11/01 (金) ~ 2024/11/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

松原俊太郎戯曲とスペースノットの相性よし。と言っても初めてではなかった由で(過去に二作)堂に入った舞台の印象はそれを示すものか。硬質さのあるシアタートラムの色合いも舞台に相応しく、すこぶる好印象である。これはスペースノットブランクの自作公演の掴み所のなさに比べての感想でもあるかな。個人的には全幅の信頼をおく伊東沙保を始め、スペースノットの二人も語りでステージに上がり、絡み具合もよい。
後に詳述の予定。

ネタバレBOX

開演してすぐ「あ、東出だ」と気づく。KAATで「人類史」を観た時はゴシップ記事が出て間もない頃、役者として好感を持っていた分報道に自分がダメージだったためつい「そういう目線」をチラチラと送ってしまったものだが、今回は引っ張られず、舞台に傾注した。これまでピンと来なかったこのユニットを観ようと思ったのは劇場がトラムという事の他に、作が松原俊太郎、そして伊東沙保始めとした俳優陣、だったが観る直前には忘れていた。
舞台奥の一段上がった台上でスペースノットの中澤氏がDJよろしく機材を操作し時にマイクで語りを挿入。その前の広いスペース及びサイドを使って俳優は時にダイアローグをまじえ基本一人語りもしくはリレーで作者の言葉を語る。社会の、人生の風景の断片が言葉を糸として繋ぎながら結晶化して見せる。浮上するテーマは他者への能動性、関心、要は繋がりそして愛、であった印象が記憶に。抽象性の高い舞台だが何かが実を結ぶ感覚だけがあり、劇的であった。
熱海殺人事件 モンテカルロイリュージョン

熱海殺人事件 モンテカルロイリュージョン

KURAGE PROJECT

シアター711(東京都)

2024/11/06 (水) ~ 2024/11/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

オリジナル「熱海」(が一つなのかも不明だが)は二度、「売春捜査官」も二度観たと記憶。だいぶ前に観た最も素朴な「熱海」が私のつか世界との遭遇でこれを超えるは無し、であったが、今回はさらに異形のバージョンを面白く観た。モンテカルロver.という脚本の特徴も一つの発見であり、俳優を凝視させる張り詰めた空間を「観る」観客自身にもある種の覚悟を要求するものがある。
うまく言語化できていないが後刻追記する。

ネタバレBOX

政治の季節から、その残滓を引き摺りながら草の根運動へ、あるいはエコロジー、原始回帰(宗教)そして少なくない人々が芸術文化、芸能へと「散った」のが1970年以降の事・・という歴史区分は自分の頭にインプットされている。演劇においては戦後政治的な左翼を担った新劇が舞台芸術において陥ったパターン化を嫌って澎湃と起こったアングラ世代、ただしその「抵抗」「アンチ」の構えは政治の範疇とも言え(私はどうやっても政治から人は逃れ得ないと考えるが)、政治的な立ち位置の「是非」を問う態度とは訣別した演劇表現が生まれる。小劇場演劇さらに静かな演劇(平田の現代口語演劇が一つの画期)、さらにはポストドラマと呼ぶべき演劇もひそかに探究されつつも今に生き延びる新劇、アングラ、商業演劇系と多種多様なスタイルが百花繚乱の都東京である。
そんなざっくりとした時代区分で言えば、つか演劇はアングラと小劇場を橋渡しする存在、と理解している。論じるだけの知識も観劇歴もないが、熱量を見ればアングラを母胎とし、一方語られている言葉は政治的な威勢の良さとは対極の次元。
「熱海」では都会への薄っぺらな憧れと見栄、しょぼくれた青春の一コマしか想起させないとある殺人事件を、捜査責任者である木村伝兵衛が傍若無人にも部下を巻き込んでわが物のごとく捏造し始めるが、彼の情熱は都会の片隅に消え、忘れられて行く最も小さき存在を、逞しい想像によって新聞を大きく飾るに相応しい事件にストーリーを書き換えて行く。絶叫のように台詞を叩き出す終盤、観客がまざまざと見せられるのは、みすぼらしく生きて死んだ若者たちを皮膚が肉薄する程に見据えるならばそこには自分と同じく渦巻くマグマの如く内奥では何かを切望し願ってやまなかった人生があった、という事実だ。政治的・社会的な「正しさ」を超えて、己自身の生を滾らせたいという欲求、願望、これが何にも優る人間の真実だ、というテーマは、思えば当時作られた多くの映画や小説に見られ、持て囃されていた。
さて今回のモンテカルロ・バージョンであるが、オリジナル「熱海」をベースにした亜種として観ないと中々厳しいように序盤では感じた。最終的に繋がりを持つ要素がいまいち関連を感じられずに語られる時間が長い。役者たちの手練ぶりが見えるだけに何故か上がって行かない事に少々倦みを覚えはじめたのだが、リアルベースでは物語の人物の連関は理解が及ばないままに、滔々と俳優が語るモードに入る。ここがつか舞台の恐らく真骨頂で、今回は棒高跳びというマイナーな選手らとオリンピック出場の有無を巡るエピソードが、リアルの土台を築き得ない内に強烈に(強引に?)展開する。そしてそれが聴かせるのだ。「リアル」の部分への自分の不足感は、私の台詞の読み解き力の問題か演技演出による伝わらなさの問題か、脚本の問題かは一概に言えないが、自分的には確固とした人物の物語(人物の関係性も)があやふやなままであるにも関わらず、大山金太郎、水野秘書、そして伝兵衛らの長台詞に、打たれた自分がいる訳である。そこにはやはり名も知られずに消えて行く人間たちがある。その者たちへの作者の眼差しを確信した時、この舞台の世界を、胸を開いて受け入れている。
「熱海」のドラマツルギーしか、私はつか作品を知らないが、他の著名な作品もいつか目にしてみたい。
ジゼル、またはわたしたちについて-Giselle or about us- 2024 TOKYO Remix

ジゼル、またはわたしたちについて-Giselle or about us- 2024 TOKYO Remix

waqu:iraz

スタジオ空洞(東京都)

2024/11/12 (火) ~ 2024/11/17 (日)公演終了

実演鑑賞

良かったです。

人という、間

人という、間

グッドディスタンス

OFF・OFFシアター(東京都)

2024/11/07 (木) ~ 2024/11/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

密室での2人の掛け合いが面白かったです。色んな意味で元気になりました。出来れば続編が観たいところです。

ジゼル、またはわたしたちについて-Giselle or about us- 2024 TOKYO Remix

ジゼル、またはわたしたちについて-Giselle or about us- 2024 TOKYO Remix

waqu:iraz

スタジオ空洞(東京都)

2024/11/12 (火) ~ 2024/11/17 (日)公演終了

実演鑑賞

良いと思います。
私は好きです。

ネタバレBOX

でも全体的にダンスが上手かったら、断然もっと良くなるだろうに。
音響兼ダンスの人とジゼルはとても良かったです。
ジゼル、またはわたしたちについて-Giselle or about us- 2024 TOKYO Remix

ジゼル、またはわたしたちについて-Giselle or about us- 2024 TOKYO Remix

waqu:iraz

スタジオ空洞(東京都)

2024/11/12 (火) ~ 2024/11/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

11月12日観劇。

ネタバレBOX

出演者さんのパフォーマンスを間近に観れて楽しかったです。いろんなパフォーマンスのバランスが好きでした。
人という、間

人という、間

グッドディスタンス

OFF・OFFシアター(東京都)

2024/11/07 (木) ~ 2024/11/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

以前、短編集の中で上演したときは観ていなかったが、そのときの本作のサブタイトルは「失って勃ち上がりたい男と 失って立ち上がった女の行く末の話」だった。うーん、確かに。増田有華の舞台、初めて観たけどとてもいい。

ジキルの告白

ジキルの告白

ISAWO BOOKSTORE

サンモールスタジオ(東京都)

2024/11/06 (水) ~ 2024/11/12 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

登場人物が、教授という頭のイイ人たちの為か、
説明や進行が、とても解りやすかったです!
結末は、その時代だったからなのでしょうかね!?

つきかげ

つきかげ

劇団チョコレートケーキ

駅前劇場(東京都)

2024/11/07 (木) ~ 2024/11/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/11/08 (金)

斎藤茂吉の晩年を劇団チョコレートテイストで投げてくれた。
面白かった。優しかった。
女性の強さに狡さに健気さに巻き込まれる男たち。
でもそこには家族の愛がある。
素敵なお話でした。

ジキルの告白

ジキルの告白

ISAWO BOOKSTORE

サンモールスタジオ(東京都)

2024/11/06 (水) ~ 2024/11/12 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

 今作は実際に起こった事件をベースに書かれた。事件は井上陽水の「氷の世界」が流行った頃起きた。大学助教授による教え子殺人事件の舞台化である。痴情のもつれ、そう言ってしまえばそれだけの事件である。然し犯人はインテリ、名の知れた大学の助教授であり犯人が罪を認めてから被害者の遺体が発見されるまでに7か月以上を要した点は極めて特異である。このように解明に時間が掛かったのには、無論理由がある。

ネタバレBOX


 その理由とは錯綜化である。犯行を犯したのは芥川も激賞した「The turn of the screw」を書いたHenry Jamesの研究者・大迫だが、事件を起こした年、彼がゼミで使った教本はStevensonの「Strange case of Dr Jekyll and Mr Hyde」という設定になっている。この設定が起こった事件通りなのか或いは創作であるのかという点迄自分は調べなかったので不明であるが作品化するに当たっての常套手段ではある。閑話休題、本題に入ろう。
 今作の錯綜は作家が事件を起こした犯人よりも周囲の人間を描くことに重点を置いて書いていることが無論その契機となってはいる。然し日本の研究者の一般的な在り様というか体質が関係していると解釈したのが自分の観方である。先にも述べたように事件自体は何処にでも転がっている痴情のもつれに過ぎない。特殊なのは周囲の対応なのである。自分はこのような特殊性に着目したという訳だ。研究者になる過程で修士課程、博士課程を経て多くの研究者はその道の専門家となるが、修士論文、博士論文を提出しなければ過程を終了したことにはならない。そして論文が通るか否かは査読で決まる。当然の事ながら指導教授を含め幾人かの先達が書かれた論文を読み判断をする訳であるが、論文提出者の今後の為に先達はサジェッションもするのが通例だ。そして研究者として生きて行く為に必要な最低限のことは、論文に記されていることに客観性があるか? ということである。無論他者の論文を真似たり、データを盗用するなどはもっての外、判明すれば忽ち落とされる。こういった事情もあるので兎に角、自らの視座で集めたデータを用いて客観化するという手法は謂わば研究者たる者の宿命と言えるかもしれない。それで大迫の犯行自認後も中々事件の解決への端緒が開かれなかった。而も航空機ハイジャック事件等もあった時代であるから成り行き次第で学生たちが大学を占拠して大学サイドの「倫理的腐敗や隠蔽」として問題化することも警戒せねばならなかった。周囲の者たちが置かれた状況はかようなものであった。だが被害者の遺体が発見されるのが極めて遅くなった理由は、矢張り大迫の個人的な心理的傾向に原因があったと思われる。この大迫の心理を心理学的に解いてゆく展開であったら、自分にはより面白い作品になったと思えるが、犯人そのものが犯罪を犯すに至り、事件の未解決化を図った心理的闇が抉られ描かれなかった点が自分には表層的に思えた。
La Memoria del pueblo ~民族の記憶~

La Memoria del pueblo ~民族の記憶~

ARTE Y SOLERA 鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコ舞踊団

渋谷区文化総合センター大和田・さくらホール(東京都)

2024/11/06 (水) ~ 2024/11/07 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

歌、踊り、演奏…全てが素晴らしかったです!!

ROCKS!

ROCKS!

サプライズメーカーPandA&MousePiece-ree

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2024/11/07 (木) ~ 2024/11/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

大阪と福岡の劇団 コラボ作品…とても面白く、楽しく観劇できました。

つきかげ

つきかげ

劇団チョコレートケーキ

駅前劇場(東京都)

2024/11/07 (木) ~ 2024/11/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

今春に見た同じ劇団チョコレートケーキの斎藤茂吉伝の後編。独立した二作としても見られるが、斎藤茂吉の実像をかなりフォローしているので、フィクションとは言っても伝記劇である。もうすっかり手練れになったチョコレートケーキで、全編とのカップリングもうまいものだ。
斎藤家の男たち、茂吉(緖方晋)、長男(浅井伸治)、次男(西尾友樹)、それに側近の歌人山口茂吉(岡本篤)のキャステイングはそのまま、前編が家族の男たちが物語を織りなす部分が多かったが、後編は女編、妻の輝子(音無美紀子)、長女の桃子(帯金ゆかり)、次女の雅子(宇野愛海)が物語の中心を占める。前編は終戦によって東京での生活が出来なくなった茂吉一家の疎開生活での家族の物語だったが、後編は東京で戦後の新しい家ができあがる直前の物語である。今回は、茂吉と戦争の葛藤には全くと言って良いほど触れられて居ず、最晩年を迎えた茂吉の老いとの葛藤が、家族それぞれの父との別離の予感の中に描かれていく。男たちについては病院経営を背負うことになった長男、ヨーロッパを見たいと願った次男の海洋観測船への乗船、側近の山口茂吉では茂吉の個人全集の編集、などのストーリーはあるが、今回は女たちの活躍がめざましい。
ようやく茂吉と共に生活することになリ家族を取り仕切ることになった妻・輝子の生来の奔放な自己中心的な生活信条と、しかし茂吉との長い生活から生まれた夫婦(男女)の情愛のある生活描写が音無美紀子の熱演(こんなに上手い女優と思ったことがなかった。前編への夫・村井國夫の突然降板への埋め合わせか)で活写される。こういうキャラクターは、現代の女性にはよくあるタイプだが、本質的なところで違う。それは、長女の贅沢好きにも、次女の家庭万能主義にも通底するもので、今の女性にはないものだ。こういうキャラクターは、終戦後もまだ東京のそこここに残っていた大正モガの末裔で、音無の周囲にも居たのかも知れない。古い松竹映画や劇団新派の芝居にもよく登場するが、この古川健の新作の女たちは生き生きとその時代を生きている。今作を買うとすればそこが第一で(音無はきっと今年の女優賞を受賞すると予言する)、茂吉が老年と人生の短さにおびえるところなどは型どおりで物足りない。
緖方晋も今回は老年になって、工夫の余地がなかった。若い姉妹はどこから見つけてきたのか新鮮で今後に大いに期待したいが、役となるとさすがに掴みきれず形からはいっている。茂吉の家の一杯セットで2時間5分、休憩なしで、十分に面白いが、前後編かと言うと内容が前編は戦争責任が表に出、後編は家族と人生と言うことで全く異質のものなので、併せて見るものでもなさそうだ。内容的には前編か。客的には今回も満席。

大きな泡の巣の中で

大きな泡の巣の中で

ハグハグ共和国

萬劇場(東京都)

2024/11/07 (木) ~ 2024/11/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

舞台上の空間的にも、物語的にも密度が半端なかった。
萬劇場の舞台上に20人以上がいるのに全ての進行が本当にスムーズで、それだけで感動してしまった。
ダンス、歌、殺陣、全部盛り。これだけ盛り込んで100分程度の上演時間。
入口の飾り方から、受付、入場、着席後の前説アナウンス、本当にね、手作りの温かみがありながら、行き届いてる団体さんなんですが。そのうえで、芝居の質もね、本当に高いんです。

今作は決して難解すぎるわけじゃないけど、押し寄せる密度を浴びせられる感じが強く。
自分としては、かなり詩的、散文的に感じたんですが、テーマパークを体感する感じってのも、そうだと思った。
全体的には楽しいテイストに覆われてます。
ただ、ハグハグさんは物語の真相に、残酷さ、切なさがあって。
そこに創作で寄り添うような作風とゆうか。

本当に密度がある芝居なので、一回でも十分楽しめますが、リピートすることで見えてくるものも本当に多いので、出来ればリピート出来る環境で観てほしいなって思います。

ネタバレBOX

マルチエンディングは、同一のエンディング(真相)の視点を変える感じです。
エンディングを観ることで芝居全体の見え方は変わるけど、エンディングによってハッピーエンドがバッドエンドに変わったりはしません。
ただ、一回エンディングまでみてからもう一度本編を観ると、マルチじゃない部分にある、色んな要素が浮かび上がってくると思う。
トモダチガーデン

トモダチガーデン

壱劇屋

「劇」小劇場(東京都)

2024/11/07 (木) ~ 2024/11/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

初めての壱劇屋大阪本隊。思ってたよりも尖がった芝居だなって。
実際に自分にそういう時期あったのですが、孤り沈んで一日中テレビばかり観てる。いい歳してEテレ。
そんな時に観た夢みたいな芝居だった。

パントマイムをパントマイムって感じで出してくる芝居って久しぶりに観た気がして新鮮だった。
色んなアイデア、身体表現を、「劇」小劇場で観るのは、すんごい没入感ある贅沢でした。

阻む壁

阻む壁

Oi-SCALE

新宿シアタートップス(東京都)

2024/10/31 (木) ~ 2024/11/05 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/11/01 (金) 15:00

男が通勤すべく自宅から駅に向かう下り坂に、ある朝突如「壁」が出現して……な不条理系。ある日、障壁が現れ周囲もあれこれ動き出す、という設定は国家レベルでそれが起こる小松左京「首都消失」を個人レベルにしたオモムキ?(笑)とはいえもちろん展開/内容は全く異なり、また「壁」は人生に出現する何らかの障壁の隠喩などでもない(私見)。
壁に翻弄される主人公やいろんな動向を見せる周囲の人々に共感したりしなかったりするのが本作の楽しみ方かも?
また、A列・B列をつぶしC列からE列の席数を減らして(本来の)舞台前に建てられた「壁」の装置が前作で舞台中央にあった段ボール製の壁をグレードアップしたようでポップかつリアルだし、本来の舞台に置かれたあれこれも含めて舞台美術も良かった。
なお、灰二さんの一人語りで始まり、またそれで終わるのはいつものパターンだが、今回初めてロッド・サーリングやタモリ(あるいはバカリズム)を想起したのは内容が「そっち系」に感じられたからか?(笑)
あと、ああいう舞台装置ゆえ複数の出演者さんが「憧れのシアタートップスでの公演に出演できたのに舞台に上がれなかった」と残念がっているのが(申し訳ないが)微笑ましい。(いや、いずれその舞台にも上がれますって!)

Be colorful

Be colorful

@emotion

上野ストアハウス(東京都)

2024/11/02 (土) ~ 2024/11/11 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/11/11 (月) 15:00

Blurチームの千秋楽(公演全体としても千秋楽)同じチームの初日を見て面白かったので大前提として面白かったのですが「公演期間、長すぎたのかな?」というのが正直な感想

ネタバレBOX

好みの問題ですが大千穐楽だったからなのか小ネタが進化していて「深化」するべきはそこじゃないと気になってしまい今ひとつ集中できず。3回目の観劇にして初めて硬めの椅子のダメージが感じられ2時間10分が苦痛でした。
人という、間

人という、間

グッドディスタンス

OFF・OFFシアター(東京都)

2024/11/07 (木) ~ 2024/11/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

最高!めっちゃよかったです。今までにないタイプの舞台ですごく楽しめました。若干R指定なテーマというかネタではありましたがいやらしさも感じられずすごくよかったです。不幸のマウンティングのおかしさとかそういったレベルの話じゃなく会話そのものが非常によかったです。あの空気感は出演者お二人じゃないと出せないでしょうね。すばらしい時間をありがとうございました。

いびしない愛

いびしない愛

(公財)可児市文化芸術振興財団

吉祥寺シアター(東京都)

2024/10/25 (金) ~ 2024/10/31 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

劇作家協会新人戯曲賞受賞からリアルタイムでシェアしているから親近感も違う作品であり作家。(公開審査が無くなって淋しい..何度も書いてるが。)アゴラでの初演、続いて同作家の作品を二作観て(もう一作は見のがした)、再び代表作(今の所の)がala collectionでのお目見えである。
一回り大きな劇場をゆったり使い、工場の一角らしい空間は悪くないが、この作家の特色である幡多弁の出方はもう一つだった。その事によるのか、キャスティングの問題か、劇の世界観を作る俳優たちの全体としてのまとまりと言うか統一感?バランス?はもう一歩と感じた。南沢奈央とか出てたんだ。。(と後でパンフを見て。)もう一つ、古い従業員役として振られていたのが神戸浩だったとか。軽い知的障害があり、ドラマの進行に関わり、かつ芝居に色調を与える部分で、体調不良で降板して代役として入ったのは大柄ないかつい体のこれも特徴的な役者で、芝居にハマる役作りが見えたが、イメージは違う。当初のキャスティングありきで配された俳優陣と見えなくない。そこから逆算してあれこれ思い描くと、確かに・・。この役の存在は、障害ゆえの「不安定さ」ではなく真逆の「安定」を担うのだ。絶対に流儀を変える事がなく、それゆえの(扱いにくさ以上の)信頼があり、変わらなさの救いがある。
揺らぐ主人公の対極。「無能の人」等で見せた神戸浩の(どこから来るのか知らない)動きの確かさを思ったりした。
最初に不法侵入する男も、影響を受けながら変わる人物の一人(と言っても変われる人物像として主人公に影響を与える、という事でもあるが)。
主人公(工場を苦手ながらに切り盛りしていたがコロナによる停滞に逆にホッとしている)の出戻り姉が、「やり手」である事からかき乱され、確執があからさまになる、その姉も主人公に影響を与えつつも少し変わる。
残るは自分を「働く者」として律するためにローンを組み、その確固たる人生哲学を人に勧めるという役所だが、これも「変わらない」役。のはずなのだが、登場時から特徴的なしぐさや喋りに表れていた初演の記憶に対し、今回はその揺るぎない像を押し出せてなく、割と普通に変わり得る人物として存在させてしまっていた感じがある(演技的にはそれを目指していたかも知れないが、登場からそれが見えている必要がある)。
もっとも開演後10分以上遅れて見始めた印象であるので、そうだと断定する自信はないが。
演技の質感が、もう一つ馴染んで一つのものと見えたかった感想に変わりはないが、と言って再演のある企画ではなく、勿体無い感がある。

La Memoria del pueblo ~民族の記憶~

La Memoria del pueblo ~民族の記憶~

ARTE Y SOLERA 鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコ舞踊団

渋谷区文化総合センター大和田・さくらホール(東京都)

2024/11/06 (水) ~ 2024/11/07 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

フラメンコ、初体験でとても興奮しました!素晴らしいの一言です。見惚れてしまいました。また、体験したいです。

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