
Hamlet
演劇集団 砂地
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2016/05/21 (土) ~ 2016/05/31 (火)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2016/05/21 (土)
固有名詞を排し、スーツ姿や赤いハイヒールなど現代風な衣装をまとった人々の、普遍的な愛憎劇としてのハムレット。
この演出家らしいスピーディな展開と荒々しい感情の発露が観る者の神経を揺さぶった。

ぬるい体はかたくなる
深夜ガタンゴトン
インディペンデントシアターOji(東京都)
2017/01/05 (木) ~ 2017/01/09 (月)公演終了

青森に落ちてきた男
渡辺源四郎商店
ザ・スズナリ(東京都)
2016/05/03 (火) ~ 2016/05/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2016/05/07 (土)
実際にあった出来事を、わずかに位相を変えて寓話めいた形で描きつつ、その筆致は生々しい。
敵兵を「鬼」の姿で描くけれど、実際に鬼の所業を行っているのは人間、それも同じムラに住む人々だ。
欲望や憎しみや見栄や保身やウソ。力尽くで女を襲ったり、権力を嵩にきて人々を死に追いやったり、生体解剖をしようとしたり。
物語の最後に置かれた70年後の戦争。この舞台の原型となる作品は、戦後70年を迎えた年に上演されている。寓話というには収まりきらない時代への思いが、そこにこめられているのだろう。

LADYBIRD,LADYBIRD
アリー・エンターテイメント
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2016/05/06 (金) ~ 2016/05/08 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2016/05/07 (土)
舞台いっぱいに踊る子どもたちのキラキラした笑顔と、大人がニヤッとするようなシニカルなやり取り、そして、それぞれの事情を抱えながら精一杯に生きていく人々(いやムシだけど)の姿に、大人も子どもも楽しめるミュージカルとなっていた。

ミュージカル「ハルらんらん♪―和崎ハルでございます」
わらび座
わらび劇場(秋田県)
2016/04/16 (土) ~ 2017/01/03 (火)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2016/05/03 (火)
女性の、いや人間の権利や尊厳、誇り、そういうものを言葉で説明するよりもっと切実に描いて、我々が我々らしく生きることを考えさせる。
英雄でも超人でもない当たり前の人々が、精一杯生きる姿の強さと美しさが印象に残った。

憧憬新道 DOUKEI SHINDO
新生 萬屋錦之助一座
ウッディシアター中目黒(東京都)
2016/04/27 (水) ~ 2016/05/01 (日)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2016/05/01 (日)
戦国時代を駆け抜ける義賊とその周囲の人々が描く、アクションあり、ダンスあり、笑いありの気軽に楽しめるエンターテイメント時代劇。
突っ込みどころももろもろあれど、言うだけ野暮、笑って泣いて楽しめばいい、という印象の舞台。
ダンサーさんをきっちり入れた劇中レビューや殺陣などのアクションも見どころだろう。

イントレランスの祭
サードステージ
よみうり大手町ホール(東京都)
2016/04/29 (金) ~ 2016/05/06 (金)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2016/04/30 (土)
テンポ良く進む物語に笑ったりハラハラしたりしながら、いろいろ考えたりもさせられる。
うーん、美醜による区別も、差別のひとつかもしれないけど、好みだって恋愛だからなぁ。
ある人物の自己犠牲による偽悪的な振る舞いで、主人公が救われる『泣いた赤鬼』的な物語の座りの良さが、シリアスなテーマをこじんまりとまとめてしまったような気がして少し気になった。

MU、短編演劇のあゆみとビジュアル展(当日精算予約開始しました!)
MU
東京芸術劇場アトリエイースト(東京都)
2016/04/21 (木) ~ 2016/05/02 (月)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2016/04/30 (土)
A・B2つのうち、Aプログラムのみ拝見した。
『戦争に行ってきた』
登場人物が皆、普通の人のように見えるのに絶妙に気持ち悪くて、何でだろう?と思っていたら、ラストまで観て腑に落ちる。もちろん人物だけでなく内容もしっかり気持ち悪い(←褒め言葉)。いわば、リアリティについての物語。
生理的な反応を、会話劇と地続きに挿入していくことによって見せる、ある種の生々しさ。それをギリギリで嫌悪ではなく演劇的な面白さに見せているのは、演出と俳優のチカラの確かさだろう。
作品としての好き嫌いは別れるところかもしれないが、ひりつく感じが否応なく印象に残る作品となった。
『その好きは通らない』
喫煙所での男ばかりのよもやま話がいつしか恋バナへ発展し。そこへ現れる女たちとのやり取りは、「ありそう」な感じを超えて面白かった。大森茉利子さんの佇まいが「いつもの喫煙所」に違和感を持ち込んで、「人生」みたいな何かを感じさせた。

DAICHI
(株)ユアストーリー
中目黒キンケロ・シアター(東京都)
2016/04/24 (日) ~ 2016/04/29 (金)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2016/04/29 (金)
仕事。家族。跡取り。パートナー。親と子。そういう当たり前の人間の営みや、人々の喜怒哀楽がこんなにしみるのは、自分も当たり前の人間だからだろう。
大地と向き合い、食べ物を育てる農業という仕事。そして、「ありがとう」という言葉。
大切なものを喪った嘆きとそこから一歩ずつ歩き出す姿に素直に寄り添える、そういう舞台だった。

劇王東京Ⅲ
劇王東京実行委員会
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2017/01/06 (金) ~ 2017/01/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/01/07 (土)
座席1階2列3番
価格2,500円
Cブロックの岩瀬晶子さん企画・脚本・出演の作品、観覧車です。
いつも通り期待以上の作品でした。今回は上演時間僅か20分の作品でしたが準決勝進出に決まり決勝戦での優勝も間違いないと思います。

夢の劇 -ドリーム・プレイ-
KAAT神奈川芸術劇場
KAAT神奈川芸術劇場・ホール(神奈川県)
2016/04/12 (火) ~ 2016/04/30 (土)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2016/04/29 (金)
美しいものを観た。久しぶりに、そんなふうにシンプルに感じられる舞台と出逢った。
遠い昔どこかで観た絵画のような物語。その非現実感を醸し出しているのは、逆説のようだけれど生身のダンサーたちだったかもしれない。ありえないくらいしなやかな身体が物語を牽引していく。
キャストもそれぞれ味わいのある演技で物語によく似合っていた。
詩的な言葉に満ちたどこか懐かしい物語。それを彩るしなやかな舞踏と生演奏。描きだされた世界に浸って、しばし日常を忘れた。

サイクルサークルクロニクル
monophonic orchestra
APOCシアター(東京都)
2016/04/06 (水) ~ 2016/04/11 (月)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2016/04/10 (日)
奇妙に飛び去っていく時間は、目を背けていた私自身の人生。その自覚が観る者の胸を刺す。
誰もがそれぞれ違う時間を生きてるのだと寓話的にあるいはSFとして描く筆致は、少し辛口で同時に少し優しい。
終演後にふと当パンを見る。役名につけられた説明(それぞれの時間の経過の仕方?)にニヤッとしてしまった。

「全 員 彼 女」「全 員 彼 氏」
劇団競泳水着
小劇場B1(東京都)
2016/04/08 (金) ~ 2016/04/17 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2016/04/10 (日)
ナンセンスなラブコメ風の設定からにじみ出る、女と男のそれぞれのせつなさ。
観る者の角度を変えて、同じ場面が繰り返される様子が、すれ違う男と女の心を浮かび上がらせた。
男女2両サイドから描いた公演のうち、女性が主人公のバージョンしか拝見できなかったのが残念。

たたかうおとな
演劇企画アクタージュ
荻窪小劇場(東京都)
2017/01/06 (金) ~ 2017/01/09 (月)公演終了
満足度★★★★★
またまた演劇企画アクタージュさん。ふらっとお邪魔させていただきました。セットは演劇祭ほどのクオリティはないとお聞きしてましたが、素敵な舞台セットができていて、これはこれで良いのではないのでしょうか。いつもの主宰さんの脚本ではない外国の戯曲。テンポのいい重厚な会話劇でした。お芝居中の仕掛けもびっくりすることばかりの1時間15分。時間がなかったため、ご挨拶もそこそこに退出してしまいました。池袋演劇祭受賞おめでとうございます。

Hana
赤猫プロジェクト
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2016/10/07 (金) ~ 2016/10/09 (日)公演終了
満足度★★★★
ウクレレの演奏が最高でした。あんなウクレレ初めて聴きました。
ストーリーは、4人姉妹のダークな愛の物語。それぞれに大切な姉妹を想い、起こした事が悲劇に転じていく。堕ちていく歪んだ心を見事に表現されていました。
空山さんの歌声がとってもよかったです。

【音楽劇】ギター弾きのウタ
満月動物園
ACT cafe(大阪府)
2016/12/09 (金) ~ 2016/12/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
満月動物園さん、初めての観劇でした。
小道具が可愛くて、次は何かなぁ?っと役者さんの手元を見てました。笑
お話はほっこりして、でもどこか切なくて、まっすぐな愛に涙が溢れました。

あしたは全力モンキー
超人予備校
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2016/11/02 (水) ~ 2016/11/06 (日)公演終了
満足度★★★★
初めて超人予備校さんを観劇しました。
何度も転換があり、最後は全員揃うところが面白かったです。
小さい劇場にひしめき合ってダンスしてたり、全体的にほんわかと楽しめました。
開演前の音楽祭も楽しかった。

夜のむこうの知らないじかん
からくりトイボックス
東演パラータ(東京都)
2016/12/17 (土) ~ 2016/12/18 (日)公演終了
満足度★★★★
お芝居にジャグリングをパフォーマンスとして取り入れていて、軽快な感じでした。
お話は少しメルヘン?な感じで、でも衣装は可愛いし、主役の女の子がよかった。
前説もとってもよかったです。

小説家の檻
廃墟文藝部
千種文化小劇場(愛知県)
2016/09/03 (土) ~ 2016/09/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
シンプルな舞台美術に役者さんが引き立ってました。
照明が美しく、文字が降ってくるのが大変よかったです。
お話もえっ?おぉ!と思わず反応してしまうシーンが多く、とっても楽しく観れました。
終演後に台本が欲しくなる、そんなお芝居でした。

僕の居場所
劇団あおきりみかん
G/PIT 名古屋市中区栄1丁目23-30中京ビル(愛知県)
2016/09/21 (水) ~ 2016/09/27 (火)公演終了
満足度★★★★★
あおきりみかんさん初めての観劇でした。
開演するまでの間、いつお芝居が始まるんだろうってあんなにソワソワしたのは初めてです。笑
物語が進むにつれ、主人公を演じた役者さんの迫力に惹き付けられました。
舞台美術も素晴らしいですね。あれは、あっと言わせられます!