最新の観てきた!クチコミ一覧

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雨と猫といくつかの嘘

雨と猫といくつかの嘘

青☆組

アトリエ春風舎(東京都)

2017/05/23 (火) ~ 2017/06/04 (日)公演終了

満足度★★★★

B「雨と猫と・・」華やぎの香り、猫組ver
・・Cプログラム「時計屋の恋」のみ観劇出来ず、割と本命だったので残念。Dは短編二本の朗読と劇中歌ライヴだ。意外やライヴはうま味有り。出し物の発表という体裁だが、コーラスなお揃い衣裳とナンチャッテ振付と吉田小夏女史のMCで臨場感が花開く。もっともD単体ではどうかという所。A・Bあっての企画だ。
そんなわけで、うつらうつらのA観劇から1週間後、かぶりつきの(寝る間のない)B観劇。
再演に掛けるに相応しい、秀作と言える作品。手のひら返しの評だからネタバレ枠の穴蔵へ。

ネタバレBOX

驚くほど何も見ていなかった(先週のAver観劇では)、という事が随所で判明。台本が違ったかと疑った位、だがその理由も判明。冒頭の数分を見なかったためだ。開幕から謎かけの謎解きは始まっており、小まめに回収しながら台詞の応酬を積み重ねていく丁寧な芝居が、時間という線路に植え付けるように緻密に構成されている。開始から凝視しなければ、さり気なく伏線に呼応した台詞もそれとは気付かず、ヒネリの無い凡庸な言葉に感じられてしまうという訳だ。(戯曲では台詞が吐かれるのに複数の意味が付されているが、その意味が読み取れない訳である)
完全に意表を突かれた展開も、幾つかある。これらのエピソード的広がりが、ある時代を映す、とは言わないが一人の人生を映すものにはさせている。平凡、と言ってもその平凡さえ手にしがたい昨今なれど、この主人公風太郎の人生は平凡であり、そしてむしろ主観的には恐らくみすぼらしいものである。そう見る事でこのドラマが立ち上がってくる。
無くて良さそうな猫の台詞などは、ちょっとしたアトラクションだ(タイトルに猫とあるとは言え)。確かにガッツリ泣かせる場面でもあるが、下手にやるとお涙頂戴を臆面もなく捩じ込んで・・と膿まれかねない。余剰と言える場面を、見せ場にするのは高等技術(一見「鉄板」な涙腺刺激シーンに思われるがさにあらず・・個人の感想です)。
微妙で絶妙なバランスの上に、この劇は立っている。
『新撰組伝~沖田総司の一生~』

『新撰組伝~沖田総司の一生~』

別世界カンパニー

シアター風姿花伝(東京都)

2017/05/31 (水) ~ 2017/06/05 (月)公演終了

満足度★★★

【疾風の回】観劇

ネタバレBOX

切らずの総司と呼ばれた沖田総司の生き様を中心に、松平容保の命により芹沢派を殺害する頃の新撰組を描いた話。

男も女も、多くのチャンバラ好きが集まった集団という感じでした。
たとえば君がそれを愛と呼べば、僕はまたひとつ罪を犯す

たとえば君がそれを愛と呼べば、僕はまたひとつ罪を犯す

シベリア少女鉄道

赤坂RED/THEATER(東京都)

2017/05/24 (水) ~ 2017/06/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

お見事!長いフリのあと、徐々に仕掛けが発動し、気持ちよくやられた。この団体の、今まで見た中で一番好き。

宮川サキのキャラクター大図鑑2017

宮川サキのキャラクター大図鑑2017

宮川サキ

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2017/05/29 (月) ~ 2017/05/31 (水)公演終了

満足度★★★★★

今回の新作キャラクターを観ることができました!「うんうん、いるいるーそういう人!」と思いながらニヤニヤしてました。
サキさんが創るキャラクターは憎めないキャラクターばかりなので、手放しで楽しませていただきました!3キャラクターどれも愛せておもしろかったです!!

新しい生活の提案

新しい生活の提案

壱劇屋

HEP HALL(大阪府)

2017/05/26 (金) ~ 2017/05/31 (水)公演終了

満足度★★★★

壱劇屋らしさ満載でした!段取りの多さ、壱劇屋にしかできないパフォーマンス。客演の高安さんも息ぴったりで素晴らしかったです。皆さんの努力に、信頼関係に、思いやりに、感嘆いたしました!
だからこそ、いつもの壱劇屋にある、おっと驚く想像を超えてくるパフォーマンスが足りなかったことだけが、残念でなりません。日々進化される壱劇屋。愛知、東京公演でまた一段と進化されるのだと思います!!
ストーリーはまさに世にも奇妙なお話。生活という身近なテーマなだけに、身につまされたり、ゾッとしたり。日常に不満はあれど、その日常は実は幸せなのかもしれない、その変化は必要なのか、なんだか色々考えてしまっています…観劇している間はお腹抱えて笑ったりしてるのですが(笑)もしかしたら今回もまた、私は壱劇屋さんに生きていくことに対して背中を押してもらっているかもしれませんね。

ALL OUT!! THE STAGE

ALL OUT!! THE STAGE

「ALL OUT!! THE STAGE」製作委員会

Zeppブルーシアター六本木(東京都)

2017/05/25 (木) ~ 2017/06/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

男子の熱さとお馬鹿さとかわいさが凝縮された楽しい舞台でした!一緒に行った友人がこのラグビーコートだけでお話がすんじゃうの?と言ってましたが、観劇後は大変満足していました。体力勝負の感がありますので、最後まで怪我無くがんばってほしいです。日替わりネタ的なところもあり、余裕があったらまた行きたいです。

新しい生活の提案

新しい生活の提案

壱劇屋

HEP HALL(大阪府)

2017/05/26 (金) ~ 2017/05/31 (水)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/05/31 (水) 13:00

価格3,800円

展開の速さ・共感できる内容・
シュールでありながら
セクハラにおいても
臆する事なく警鐘を鳴らす
今の生活を
より一層楽しめる
バイブルになるでしょう
面白く良く出来たお芝居です

アトレウス

アトレウス

演劇集団 砂地

吉祥寺シアター(東京都)

2017/02/09 (木) ~ 2017/02/13 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/02/09 (木) 19:00

座席F列16番

複数の悲劇を組み合わせて構成されており、そのさまはアトレウス単体と言うよりは大河ギリシャ悲劇「アトレウス家の一族」総集編…みたいな。(笑)
照明に浮かび上がる人物や装置など、画的に美しく、絵になる場面が沢山。
いろんな組み合わせ方で使われる4つのテーブル状の装置は「ハムレット」での水槽(だったっけ?)を想起。

ぼちぼちそろそろ~farewell

ぼちぼちそろそろ~farewell

劇団SHOW&GO FESTIVAL

「劇」小劇場(東京都)

2017/05/30 (火) ~ 2017/06/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

良い公演でした。適度な笑いと感動。時間構成も上手でした。次回の公演にも是非足を運びたいと思います。

『あぁ、自殺生活。』4月~6月/365

『あぁ、自殺生活。』4月~6月/365

劇団夢現舎

新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)

2016/12/31 (土) ~ 2017/05/29 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

無人受付(改札)を通り抜け、自分で硬券(「青春18キップ」ならぬ「黄昏18キップ」)に改札鋏を入れる。場内は暗幕で囲い薄暗がり。物語はタイトルのように矛盾…自殺と生活という死と生の狭間を揺れる様な公演。
この芝居、観ているのが現実なのか心内の彷徨なのか、その判別は難しい。敢えてその線引きを明確にせず、観客の感性に委ねたと受け留めるべきか。
(上演時間1時間40分)

ネタバレBOX

置き物としては中央に椅子のみ。いたる所にキッチンラップが張り吊るされている。また2人の男もラップを体に巻き付けている。ときどき現れる1人の女性。登場人物は3人のみだが、その関係に緊密さは感じられない。

表層的には、こうえんまえ という駅ホームに佇み飛び込み自殺しようとしている男。別の男が何となく自殺しようとしている行為を妨げる。その後、暗転し場面は こども公園へ移動しているようだ。その公園に現れる人々を1人の女性が演じ分ける(衣装を変えるなどの見せる工夫)。
男2人の会話…自殺しようとしていた男に対し、”自殺許可書”を持っているかと奇妙な質問をする。その”天邪鬼(あまのじゃく)”のような質問、求められる頓智(とんち)のような回答、その繰り返しの言葉が漂流しており、いつの間にか立ち位置が分からなくなる。実際に見える光景、その現実性をシュールに描いたもの。

一方、実際いるのは男1人。もう一人は自分自身。その分身(ドッペルゲンガー)がお互いを照らす。心内の彷徨を通して自問自答を繰り返し生活か自殺か、その生死の挟間を漂っている感じだ。台詞の端々に社会、特に会社での理不尽な扱いを嘆く。分別ゴミになぞらえて会社でのダメ人間をイメージさせる。通勤で利用する駅ホームは「死」に近い。その反対の「生」は公園という憩いの場所で見せる。未来に対する希望と怖れを炙り出すようだ。

作・演出としてどう観せるか、その確固たるコンセプトがあるのかどうか。観客の感性に任せるという自由裁量なのか。1年間を通じての公演であり実験的な試み(都度、演出等を変化)であるとすれば、その変化に注目したいところ。

演出…女性の存在は、物語に漂う曖昧模糊とした景色・状況に現実感(第三者、傍観者)をもたらすようで重要な役割を担っているようだ。さらにラップを引き裂くような行為は、心の呪縛を解き放つ、自由への解放をイメージさせる。この2点は秀逸で印象的であった。

台詞が説明口調、それゆえ雰囲気、世界観が理屈っぽくなり硬くなったのが残念だ。また演技面ではラップを取り去る作業に気を取られたのか、物語の流れがぎこちないのが勿体なかった。個々の役者の演技は軽妙でテンポもよかったが、全体の雰囲気が硬くなりすぎたと思う。

1年間を通じて、どう変化していくのか楽しみな公演である。

天の敵

天の敵

イキウメ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2017/05/16 (火) ~ 2017/06/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

これぞ ”演劇”  素晴らしい芝居でした☆ 

ネタバレBOX

イキウメ らしい  フィクションなんだけど、 もしかしたら現実にありそうって思ってしまうお話でした。  ”不老不死”  というのは誰もが一度は そうなれたら と思ったことがあるはず。  だけど、もし本当に 老いもせず 死ななかったら…。  それは とても辛いことなんじゃないか?   命に限りがあるからこそ  今 を精一杯生きることができるんじゃないか?   そんなことを考えさせられました。

役者さんは 皆さん良かったですが、 特に 小野ゆり子 さんが良かったです☆
次回作も期待します!

ズルい奴ほどよく吠える

ズルい奴ほどよく吠える

雀組ホエールズ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2017/05/17 (水) ~ 2017/05/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

大変楽しめました。
ハスキーな役者さん、素敵でした。

新しい生活の提案

新しい生活の提案

壱劇屋

HEP HALL(大阪府)

2017/05/26 (金) ~ 2017/05/31 (水)公演終了

満足度★★★★

努力をせずに今の生活を変えるというまたとないチャンス。
変えたはいいものの、だんだんと変化に翻弄されていくサラリーマンのお話。
劇団のツイートでもあるように、星新一的なダークな展開。
変化によって生じた物質と内容の変化によって変な会話になったりと妙な面白さもありました。

この劇団の特徴でもあるパフォーマンスは、客演さん含めてチームワークの良さが出てて素晴らしいと思います。

ただ、座席によっては舞台そでの物の多さや段取りに目がいってしまいストーリーに集中しにくかったです。
舞台そでのあれこれを見せることに意味があるのか(意味があるのならそれをくみとれなかった自分が悪いのですが)そこが気になりました。
この点については別の日に後方で見ると緩和されたので席の運かもしれません。


”隣の芝生は青い”という言葉があるように、何でも他人のものはよく見えてしまいがち。
今の生活を受け入れるのも必要だし、結局は自分次第なのかな。
妙な力(?)に頼っててはダメですね。

ネタバレBOX

ネタバレに入れるほどのものではないとは思うのですが念のため。

ラストの選択を選び切らずに暗転エンド。
これは見た人たちそれぞれが判断するのですが、個人的にどちらを選んだと思ってる人が多いか気になります。
木ノ下歌舞伎『東海道四谷怪談ー通し上演ー』

木ノ下歌舞伎『東海道四谷怪談ー通し上演ー』

木ノ下歌舞伎

あうるすぽっと(東京都)

2017/05/26 (金) ~ 2017/05/31 (水)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/05/30 (火) 14:00

鶴屋南北の作品における「お岩さん」の怪談話はエピソードのひとつであり、
実は当時の社会の縮図のような、濃密な世界を描いた作品であることがよくわかる。
登場人物の個性が、それぞれの出自と生育環境の違いもあって鮮やかに描き分けられ
その結果としての悲劇が際立つ。
原作に忠実な現代語の台詞が的確で、普遍的な人の心情がストレートに響く。
6時間の長尺にも拘わらず、アフタートークに残った人数が満足感を示している。
いつもながらこれほど面白く、内容の濃いアフタートークを、私はほかに知らない。
江戸の歌舞伎の時代性と勢いを、新しい装いで蘇えらせてくれてありがとう!

ネタバレBOX

おなじみ客席に向かって傾斜した舞台は、汚しの入ったような定式幕柄の床。
もしかして役者さんは歩きにくいかもしれないが、
この傾斜は本当にどこからも見やすく、奥行や距離感が解って好きだ。

第一幕
浅草寺境内で“ことの発端”がいくつか描かれる。
伊右衛門は妻のお岩と復縁したいのだが、義父の左門は彼の素行の悪さを理由に拒む。
お岩の妹お袖は、許婚の与茂七が主君の仇討ちの為、今は離れている。
そのお袖に横恋慕する直助は、お袖と再会した与茂七の後をつけて殺害、
伊右衛門も、激しく叱責されて左門を切り殺してしまう。
お岩は父左門を、お袖は与茂七の亡骸を発見して悲嘆にくれるが
犯人の二人はそれぞれ「敵を討ってやる」と持ち掛け夫婦として暮らすことになる。

第二幕
仇討ちを口実に復縁した伊右衛門とお岩、生活は困窮しお岩は産後の肥立も良くない。
二人に仕える小平は伊右衛門の家に伝わる秘薬を盗んで伊右衛門に惨殺される。
裕福な伊藤家からは度々見舞いの品などが届けられ、今日は薬がお岩に届けられた。
が、その薬を飲んだお岩は突然苦しみ始める。
一方伊藤家でもてなしを受ける伊右衛門は、大金を積まれて
「孫娘の梅と結婚してほしい」と乞われるが、一度は妻があるからと断る。
しかし、お岩に毒を盛ったこと、顔が変わるであろうことを聞いて決心する。
お岩は失意のうちに命を落とし、伊右衛門は梅を妻とする。
ある日、伊右衛門が釣りをしていると戸板が流れつき、そこには
お岩と小平が打ち付けられていた。

第三幕
与茂七の仇討ちの為、直助と仮の夫婦になっているお袖は、
ある日家にやって来た按摩からお岩の死を聞かされる。
その夜お袖を訪ねて来た与茂七を見て、殺したはずなのにと、直助は驚愕する。
与茂七を亡き者にしたい直助と、仇討ちを知る直助の口を封じたい与茂七。
お袖は二人別々に策を持ちかけ、二人は隠れているのがお袖とは知らずに襲撃する。
お袖は二人に詫びながら死ぬ。
伊右衛門に惨殺された小平は、かつて仕えた又之丞が病のため歩けないのを
何とか救いたい一心で伊右衛門の家から高価な薬を盗んだのだった。
その薬を飲んだ又之丞はたちまち歩けるようになる。

七夕の夜伊右衛門は美しい女と出会い、恋に落ちる。
身を隠していた庵でその夢から覚めた伊右衛門は、ついに与茂七の手にかかる…。


スピーディーな場面転換、ヘリの轟音でいや増す不穏な空気、観ている私も
ロックとラップのテンポに巻き込まれながら登場人物と共に奈落の底へと転げ落ちる。
忠臣蔵をバックに、凋落した一族と栄華を誇る一族の対比も鮮やかな人間模様。
現代の比ではない格差社会の、やり場のない鬱積したエネルギーが
負の方向へと向かっていく様がとてもリアル。
登場人物はみんな少しズルくて少し依存して、でも優しいところもある。

お岩(黒岩三佳)お袖(土居志央梨)の姉妹がたおやかで声も良く品がある。
武家の娘である故の“仇討ち”に縛られる人生の哀しみが伝わって来る。
按摩(夏目慎也)の、土壇場でお岩に対する態度の豹変ぶりがリアルで説得力あり。
エネルギーがほとばしるような本音の台詞が迫力満点。
第一幕で一瞬登場する按摩の妻を演じた小沢道成さんの
「どこの女優さんか?」と思うなめらかな女っぷりに目を見張った。
難病の浪士役にも色気があって、実に魅力的。

出世のために愛する女を裏切り、結局すべてを失ってひとりになった男。
「お前は何がしたかったんだ?」という問いかけが本当に虚しく響く。

アフタートークでも語られたが、原作の台詞を忠実に現代語訳する
卓越したセンスがこの作品のキモだろう。
古典の持つ品格と下世話な猥雑さと、庶民の行き場の無いエネルギーの放出。
それらを今に再現する木ノ下歌舞伎の底力を見た思いがする。
杉原氏はキノカブを卒業とのことだが、また次の作品を見るのを楽しみにしている。
何たって最強タッグにちがいないのだから。
半日コース、楽しかった、ありがとうございました!








激熱

激熱

ユーキース・エンタテインメント

STUDIOユーキース(東京都)

2017/05/27 (土) ~ 2017/06/03 (土)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/05/30 (火) 19:30

価格3,500円

無題2064(17-067)

19:30の回(曇)、18:45会場着、受付(整理番号あり)、19:00開場。階段を下りて中へ、比較的高い位置、L字にザブトン席、舞台には2つのドア、レスポールタイプのE.ギター(黒)とアコギが各1本。

客入れではAチームのみなさんが明るく誘導。Help!やSmoke on the Waterなども聴こえる。

19:32前説(飲食可、85分)、開演~20:59終演。

ユーキース・エンタテインメントの公演は2回目、「アブニール夢見ヶ丘~壁一枚の物語~(2012/2@ゴールデン街)」以来。

森原彩夏さんが出ているのでBチーム、日付が変わる直前の夜に予約。

森原さんは「糸、あと、音。(2015/8@楽園)」「クルりクルりと、光の方へ(2015/9@サンモール)」を
観ていましたが、MIBURI.Lab「ミブリ(2016/4@バニラ)」にいらしていたのでガラ劇「キューブ(2016/7@萬)」にも。

「漢字」と「ひらがな」による独白であり対話でもあるような「会話」が熱い。いくつもの分岐点を過ぎるたびに遠ざかる「私」。振り返っても見えていた景色の記憶はおぼろげ。

決して広くはない舞台に現れる2つの時間軸をめぐる個性。

バンドとして弾くのか弾かないのか。

ギターは置いてあるだけかと思ったらちゃんと弾き語りしている。色はレッドブラウンのサンバーストだろうか(Morris?)。

終始無言のレスポールタイプのギターを眺めているとかつて通っていた来日バンドのライブ公演を思い出す。それはたくさん観にいった。一番は、ダントツでMetallicaの初来日公演(86/11@渋谷)。

2組、6人による舞台は、緩急の兼ね合いもよく観にきてよかったと思う作品でした。

ミロクとホクシン

ミロクとホクシン

NOLCA SOLCA Stage

AI・HALL(兵庫県)

2017/05/19 (金) ~ 2017/05/21 (日)公演終了

満足度★★★

初めて観劇する劇団さん。スクリーンを使った演出が面白く、エンドロールからのカーテンコールは斬新な演出でとても良かったです。ただ、プロローグなど、ところどころ文字が小さくて見えにくかったのが残念。
ストーリーは兄弟の絆が主軸でしたが、改変する展開にあまり説得力がないように感じてしまったので、個人的にはそこが残念でした。
キャラ一人ひとりが魅力的で、衣装もかわいくて、殺陣もなかなか見応えありました。
印象的だったのは、シリアスな後半に突然始まった笑いのコーナー。最高に面白かったです。あのシリアスな場面でもってくるあたり、なんて強い(笑)
これから劇団再スタートということらしいですが、頑張ってほしいと思います。

雨と猫といくつかの嘘

雨と猫といくつかの嘘

青☆組

アトリエ春風舎(東京都)

2017/05/23 (火) ~ 2017/06/04 (日)公演終了

満足度★★★★

『青色文庫 -其参、アンコール選集-』C観劇

ネタバレBOX

『時計屋の恋』 妻を亡くし、時計屋を廃業したばかりの初老の男と息子の嫁が暮らす家に、男の弟、妹、近所の若夫婦、中華料理屋で働いていた中国人などが出入りする様を描いた動きのある朗読劇。

息子は単身赴任先で不倫してしまったのか、元々父と自分の妻の関係を疑って出て行ってしまったのか分かりませんが、一線を越えないというか、むしろ超えるつもりはないと感じさせる男と息子の嫁の関係、いずれ土地売却ともなれば分け前がほしい弟や妹の思惑等々が小津風に描かれていました。
まつろわぬ民2017

まつろわぬ民2017

風煉ダンス

座・高円寺1(東京都)

2017/05/26 (金) ~ 2017/06/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

せんがわ劇場での初演が、風錬ダンスを見た最初(もしや渋さ知らズのライブで目にしてはいたかも?)。粗さはあったがエネルギッシュに舞台を本気で作りこんだ土っぽい、ライブっぽさもある芝居であった。
座高円寺は広い。その前の野外劇がこの劇団の本領を出す場所だとすれば、この劇場はどうだろうか・・当初は再演を観る予定はなかったが急遽時間ができたので当日券を求めて観た。
舞台の板の上を、遠慮なく走ったり跳んで着地をし、そこが土の上の想定であろうがドン、ドタンと板の音を鳴らす。だがそんな不協和は屁でもない。巨大な作りこみ美術にとってはむしろせんがわ劇場があまりに狭かったと再認識する。再演に加わった伊藤ヨタロウが冒頭から登場して自らの提供した楽曲を歌い、一気に引き込む。演奏はカミ手手前に三人、複数の楽器を分担し、分厚い音を聴かせ、音楽ライブの要素が次第に侵食し始める。主役の女性がそもそも歌い手らしい。
この反骨、理屈抜きの反骨は最後に来てその場所を得、物語を締めくくる。圧倒され、鳥肌が立つ。広くて高い座高円寺1の空間(劇場建造物)に負けている(双方和解の上?)舞台は多々あるが、この種の芝居が空間を埋めるばかりでなく外へ流れ出る熱度を持ったことに、ただ驚いた。
ゴミ屋敷よ永遠なれ。

雨と猫といくつかの嘘

雨と猫といくつかの嘘

青☆組

アトリエ春風舎(東京都)

2017/05/23 (火) ~ 2017/06/04 (日)公演終了

満足度★★★★

A「雨と猫と・・」いぶし銀の味、雨組。
アトリエ春風舎では、あの『海の五線譜』を思い出す。

ネタバレBOX

残念ながら・・どういうタイプの「感動」が用意されているかが読めること、物語が個人史の中にとどまり同時代や集合的な広がりが見えないこと、それと恐らくは役者の佇まいや芝居のタッチにみられる「この劇団らしさ」が、ある枠内にとどまるように見えることが、「謎を解く」観客の能動性を喚起せず、怠惰のままに置くのだろう。その結果、眠気になった(今の体力ではすぐ睡魔に見舞われてしまう)。

「五線譜」も、思えば個人史の中にとどまる物語ではあったが、舞台の進行とともに「暴かれる」事件に、普遍的な何かを感じさせるものがあった。
説明しがたい人間の性、研ぎ澄まされた時間への憧憬がもたらす背徳の美、また、一つ事を思い続けることが一人の女性の中で可能であった事実の希少さ(宝石のように大切に記憶にしまいたいような思い)、これらは「そうではない無味乾燥さ」に囲まれた現代を、その反対面に照らしていると言えた訳である。

さて今回再演された旧作は、青☆組としては何らかの画期となった作品であったのだろうが、作品に含まれる要素要素に既視感を催された。老人が少年の「時」に帰って子供のように足掻く様は、本来は見せ所であったはずであるが、読めてしまい、その結果どうなるのか、何がどう解釈できるキーなのか、という、つまりはその「様子」が何を解き明かす材料なのかを知りたいところ、「様子」そのものが持つ感動を目的におかれては、物足らないのである。
いや、この芝居世界の中にピースとして位置づけられてはいたのだろうけれど、その、本筋じたいが弱いのだろうと思う。
難癖を付けた割りには、睡魔に負けており、それが己の体調が原因あれば、全てを見ずしての批評ということに・・。
という事で、Bも観劇予定である。(スタンプラリーが密かに楽しみ)
新しい生活の提案

新しい生活の提案

壱劇屋

HEP HALL(大阪府)

2017/05/26 (金) ~ 2017/05/31 (水)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2016/05/30 (月)

壱劇屋らしい世にも奇妙なエンターテイメントが繰り広げられます☆パフォーマンスやマイムの要素を含んだ動きなどに目を奪われますが、実は家族を描いてるストーリーが物語に深みを与えてます☆代わり映えしないいつも通りの日常が実は一番のドラマなんだと教えてもらった気がします。だからこそ【新しい生活】に憧れるし【新しい選択】を試してしまうんでしょうね♪そして一周回って戻ってくるのは今の【現実】なんだけど、【新しい今の現実】になってるかもな♪って前向きに歩いて行ける希望をもらった気がします★壱劇屋の舞台はサスペンス・ホラー・コメディ・家族愛とパフォーマンスを同時に味わえてその全てのクオリティが卓越してるんで、一度観てみた方が良いと思いますネ★【合う】【合わない】の選択は貴方次第です♪

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