
旅するワーニャおじさん
パンケーキの会
下北沢駅前劇場(東京都)
2025/04/10 (木) ~ 2025/04/16 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
韓国のユン・ソンホの“現代韓国版ワーニャ伯父さん”だという『寂しい人・苦しい人・悲しい人』。人物の配置や展開などに「ワーニャ伯父さん」を感じさせるが、何だか90年代半ばの台湾映画を観ているような印象の舞台。約130分。

旅するワーニャおじさん
パンケーキの会
下北沢駅前劇場(東京都)
2025/04/10 (木) ~ 2025/04/16 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
『寂しい人、苦しい人、悲しい人』
凄く脚本は好きなテイスト、作家(ユン・ソンホ氏)は映画として書いたんだろう。やりたいこと、伝えたいことはよく判る。だが演劇となるとまた少し改変が必要。そもそもの媒体の仕組みの違い。テーマは「大人のモラトリアム」。自己決定を遅らせて時間稼ぎをしたところで同じこと。痛みは同じだけついて回る。
天井に吊るされた二本の蛍光灯が意味ありげに点滅を繰り返す演出。やしゃごの『きゃんと、すたんどみー、なう。』でも使っていた手法。基本、酒飲んでグダる描写が続くので真面目に仕事に励む虚しさも欲しい。ソジュ(韓国焼酎)の緑の小瓶で人気のチャミスル、ピーチ味。やたら皆飲む。中身は水だとしてもかなりの量になる。
舞台は現代の韓国、2018年ソウル。硬派な言論が売りの雑誌『時代批評』、売り上げがヤバく梃入れで新編集長(西本泰輔氏)が赴任。この雑誌に人生を捧げているチーム長〈デスク〉(平吹敦史氏)は不満気。編集長はグラフィックデザイナーの美女(金聖香 〈キム・ソンヒャン〉さん)を秘書のように帯同させている。チーム長の古くからの友人、大学院で哲学を学ぶ研究員(荒井志郎氏)がいつものように顔を出す。
自分的には『ワーニャ伯父さん』風味はゼロ。言われなきゃ気付かないだろう。
ワーニャ(捨て鉢の主人公) チーム長(平吹敦史氏)
アーストロフ(医師) 先生(荒井志郎氏)
ソーニャ(医師に恋する) 編集者(西村由花さん)
セレブリャーコフ(大学教授) 編集長(西本泰輔氏)
エレーナ(後妻) デザイナー(金聖香 〈キム・ソンヒャン〉さん)
経理の佐乃美千子さんは髪型を変えただけでガラッと印象が変わる。美人は得だな。舌っ足らずの甘い声は声優向き。
金聖香 (キム・ソンヒャン)さんがえらく美しい。藤村志保の生き写し、目を奪われる。
西村由花さんは初代タイガーマスク(佐山タイガー)のイラスト・トレーナーを愛用。
平吹敦史氏の靴下が破れていたのは狙いか。
西本泰輔氏の吹くシャポン玉。
荒井志郎氏がトニー・レオン顔なので、ウォン・カーウァイの『花様年華』や『2046』の雰囲気。(大好きな映画だったが全くと言っていい程内容は覚えていない)。
荒井志郎氏、平吹敦史氏、佐乃美千子さん、金聖香さん4人でクラブのようなBARのような店で飲む場面、店内に掛かっているフュージョン曲が良かった。
ゆっくりと滅んでいく時代の中で取り残されたような気持ちになる者達。チャールズ・ダーウィンは「最も時代の変化に敏感なものだけが生き残る」と記した。生き残れないと知った連中がふと失くしてしまったもののことを思い返すような日暮れ時。
是非観に行って頂きたい。

そして下北沢で我々は
片岡自動車工業
ACT cafe(大阪府)
2025/04/11 (金) ~ 2025/04/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
東京公演以来の観劇です。更にパワーアップした印象でした。舞台人の悲喜交々を全体の流れと各々のショートエピソードを繋いでいく形、舞台人の悩み、嫉み、喜びをパワフルにコミカルに表現した怒涛の約90分、役者さんたちの弾ける笑顔にたくさん元気を貰いました。確か各々のエピソードは実体験が元になってるいると聞いたので、キャストさんに重ね合わせてより没入できました。

そして下北沢で我々は
片岡自動車工業
ACT cafe(大阪府)
2025/04/11 (金) ~ 2025/04/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
演劇人あるあるがリアルに描かれていて、これドキュメンタリーではと思える箇所が数々ですが、万人に当てはまるポジティブな言葉も沢山聴け、弾ける皆さんの姿に元気もらえ、ハッピーになれる舞台でした😀
昼夜観ましたが、微妙に面白さが変化し、何回観ても楽しめます🥳こぼれ話も3種類が回替わりで楽しみ😀
あと3回観に行きます🤗

大串枠子の日常
ふくふくや
OFF・OFFシアター(東京都)
2025/04/11 (金) ~ 2025/04/20 (日)公演終了

零れ落ちて、朝
世界劇団
三重県文化会館(三重県)
2025/04/12 (土) ~ 2025/04/13 (日)公演終了

そして下北沢で我々は
片岡自動車工業
ACT cafe(大阪府)
2025/04/11 (金) ~ 2025/04/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
舞台ではあるけれど
舞台人のノンフィクションと思われるような
終始笑いがあるにも関わらず熱い想いが伝わってくるものでした
アドリブも一部あり何回も観劇したい作品でした

そして下北沢で我々は
片岡自動車工業
ACT cafe(大阪府)
2025/04/11 (金) ~ 2025/04/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
めちゃめちゃ楽しかったです!
エネルギーがすごくてポップで、たくさん笑ってたくさん元気を貰えて、全員主役で全員可愛くて全員かっこよくて、等身大かのかな思われるセリフややり取りは私の知らない世界なので新鮮で、最後はそんな皆さんがとても尊くて眩しくて思わず涙腺にきました。
このお芝居を間近で観て浴びることができ、観劇できて本当に良かったです!

龍と虎狼ーepisode SOUJI-
FREE(S)
ウッディシアター中目黒(東京都)
2025/04/10 (木) ~ 2025/05/11 (日)公演終了

なんかの味
ムシラセ
OFF・OFFシアター(東京都)
2025/04/02 (水) ~ 2025/04/09 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
千穐楽 行ってきました🍀
初日から 完成度の高い 舞台でしたが
連日 大盛況 満員御礼…
その集大成のような
役者4人の 想い 漲る…
とってもいい〜千穐楽でした👏
欲を言えば
“千穐楽SP ”と称して
“◯◯ライブ”を 拝見したかった気もしますが
それは 私たち 観客それぞれの“胸の中”で
ただいま 激賛 開催中 だったり🤭
そんな 素敵な千穐楽を迎えた この作品が
4月25日から 配信で観られるそう❣️
舞台を見逃してしまわれた方は もちろん
ご覧になられた方も ぜひ🤗

旅するワーニャおじさん
パンケーキの会
下北沢駅前劇場(東京都)
2025/04/10 (木) ~ 2025/04/16 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
チェーホフの原作を、アイルランドのブライアン・フリールが翻案した『ワーニャおじさん』。駅前劇場のステージ側にも客席を作り、横長のスペースを客席で挟み込む形。約140分。

零れ落ちて、朝
世界劇団
三重県文化会館(三重県)
2025/04/12 (土) ~ 2025/04/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
素晴らしい、です。圧倒的な俳優の身体と、リフレインする台詞に、中盤から一段とのめり込みました。同じく拝見したという方も、傑作!と。広島での上演はとても意義深かったことと

タナトスの棲む町
藍星良Produce
Studio twl(東京都)
2025/04/10 (木) ~ 2025/04/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
面白い。自分自身と向き合った自己分析・内省や人間観察、それを色々な形の「愛」や「恋」を切り口に描いた心象劇といったところ。その解ったような解らないような曖昧模糊とした感情を具象化しようとしている感じ。たびたび出てくる台詞「人は二度死ぬ。一度目は肉体の滅び、二度目はその人のことを覚えている者が誰もいなくなった時」だと。人が生きることとは、そしてその存在とは を劇中で語られる哲学的・心理学的とも思える台詞によって印象付ける。この公演、小難しい台詞もあるが、人の心の奥底にある魂の叫びのようなものを感じる。それを どう舞台化するのか腐心したようだーそれが舞踏と語り。
冒頭は、2人の妖艶で幻想的な舞踊から始まるが、物語の途中でも突然 舞いだす。この舞い手こそ心にある二律背反の感情の表れ。1人(紫苑)は黒を基調とした衣裳、もう1人(茜)は白っぽい衣裳で、交差した時などは対照が際立つ。愛は男女の交わり(性)から始まり、この世に生を受ける。人は何らかの形で他者の評価を気にして生きている。人の肉体は滅んでしまえば忘れ去られるが、その評価(業績等)は後世まで語り継がれる。その意味で芸術は直接的に生き甲斐を感じることができる。物語は演劇活動を行っている者たちを描いており、まさに等身大の人物が息衝いている。
(上演時間1時間40分 休憩なし)【Lycoris】

鎌塚氏、震えあがる
森崎事務所M&Oplays
世田谷パブリックシアター(東京都)
2025/03/30 (日) ~ 2025/04/20 (日)公演終了
実演鑑賞
『鎌塚氏』シリーズの第7弾公演。舞台に限らず、オリジナルIPを人気シリーズに育てるのは簡単なことではなく、今シリーズの成功も内容の充実が伴ってこそ。ドラマと俳優で観客を魅了し、随所でしっかり笑わせる、良質なコメディだと感じました。

嵐 THE TEMPEST
俳優座劇場
俳優座劇場(東京都)
2025/04/10 (木) ~ 2025/04/19 (土)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
第一幕75分休憩15分第二幕80分。
素舞台、というよりも観客に見せたいのは取り壊される俳優座劇場そのものだ。がらんどうのステージ、小道具はそのまんまの箱馬。剝き出しの生身の劇場に役者陣が登場。平体まひろさん演ずる妖精エアリエルの「ドーン!」からスタート。そこは暴風吹き荒れる大海原、荒れ狂う大波、叩き付ける雨粒、右に左に船体は軋み天地は逆さま、為す術もない木の葉の如く弄ばれる船の上。混乱と恐怖、狂乱と混沌、パニック状態の乗客と船員。それを嘲るかのようにエアリエル率いる6人のニンフ(精霊)達が愉快に歌い踊っている。(サロペットのワークマン女子みたいな衣装)。
ミラノ公国の大公、プロスペロー(外山誠二氏)は魔術の研究に没頭する余り、政務を弟のアントーニオ(浅野雅博氏)に任せっきりにしていた。アントーニオは敵国ナポリ王アロンゾー(藤田宗久氏)と謀り、プロスペローと幼い3歳の娘ミランダ(あんどうさくらさん)を船に乗せて追放。流れ着いた絶海の孤島で二人は12年間何とか生き延びた。到頭魔術を究めたプロスペローは妖精エアリエル(平体まひろさん)、半人半獣のキャリバン(藤原章寛氏)を従え復讐の幕を開ける。
平体まひろさんのファンならば今作は必見。まさに彼女が彼女たる所以、歌も踊りも演奏も魅力いっぱい。劇場中をヘトヘトになるまで走り回る。ライアーハープの音色。日高哲英氏作曲の歌が印象的。「ドーン!」
ニンフの一人、蟹澤麗羅さんが大家志津香っぽかった。
のんべえの執事、ステファノー(上杉陽一氏)の佇まいに観客大受け。十八番。
ヒロイン、あんどうさくらさんは原日出子や倉沢淳美の若い頃っぽい。登場から涙ぐんでいた。
主演・外山誠二氏は我儘な頑固爺、魔術を使って好き放題のイカレっぷりはトランプのようでもある。この老人の癇癪に付き合わされて皆ヘトヘト。

グッバイ、レーニン!
パルコ・プロデュース
キャナルシティ劇場(福岡県)
2025/04/05 (土) ~ 2025/04/07 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/04/07 (月) 13:00
座席1階K列20番
価格12,000円
「グッバイ、レーニン!」とは、何とまあ、挑戦的なタイトルだろうか。現代日本においては何の問題もなく通るだろうが、未だ旧ソ連の影響色濃い国では上演禁止運動くらいは起きかねないと思う。
しかし、上演すること自体には問題なくても、これを日本で大ウケさせるには相当苦労することが、予想される。何となれば、東西ドイツ分断と統一、その過程におけるトラブルを描いたこの喜劇、あのベルリンの壁崩壊から36年を経て、歴史がすっかり風化した現在では、何がどう笑えるのか、ピンと来ない人々も少なくないと思われるからだ。
これ、冗談で言ってるわけじゃないからね。学校でドイツの歴史くらいは習ってるじゃん、と言われそうだけれど、実際、観劇後、退場していく20代と思しい若い人たちが口々に「よく分かんない」「レーニンって誰?」って漏らしてたから。
彼らにとってはドイツ統一がどんなに世界的な大事件だったかもまるでポカーンだし、舞台の背景でレーニンが大写しになっても、それが誰なのかハテナってのが大半なのである。せめて原作映画が公開された2003年直後に舞台化されてたらねえ。
若者の常識知らずに憤慨したって仕方がない。わが国の歴史だって、太平洋戦争で日本がどこの国と戦ってたか知らない、なんて若者が普通にいるのである。時代の変遷、歴史の風化ってのはそういうものだ。
若者には内容が難しいなら、前提となる歴史を噛み砕いて説明するオリジナルなシークエンスくらいは付け足したってよかったのに、というご意見もあるだろう。しかし今回の演出では、そういう「親切」を今一切行われなかった。
そりゃそうだろうねえ、「常識知らず」は観客の問題であって、舞台の作者に責任のあることではない。初めから観客には理解が足りないだろうと決めつけて優しい配慮を施すってのは「余計なお世話」というものだ。
そもそも戦後の東西ドイツの問題について何の知識もないのにどうしてこの芝居を観に来ようと思ったのかって話なので。
結局、お客さんの大半は、「生の相葉雅紀くんを観たい」程度の関心に過ぎなかったんだろう。それで舞台がつまらないと感じたなら、それはそれで仕方のないことだ。自分には「合わない」芝居を観ちゃったんだと諦めるしかないことだよね。
勘違いしてもらっては困るが、『グッバイ、レーニン!』の物語自体は文句無しの傑作である。シリアスな政治ドラマとおバカなスラップスティック・コメディが見事に融合し、笑って泣ける悲喜劇としての完成度は極めて高い。オリジナルの映画がドイツで大ヒットを飛ばしたというのも納得できることである。
舞台化に当たって多少の瑕瑾は生じていると思うが、見る価値のない舞台だなどとは絶対に言えない。普通に常識のある方は、ぜひオリジナルの映画版をご覧になっていただきたいと思う。

カフェオレ
相州雅屋×溝ノ口劇場
溝ノ口劇場(神奈川県)
2025/04/09 (水) ~ 2025/04/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2025/04/10 (木) 19:30
チームお地蔵を観劇させていただきました。コンパクトにまとまっていて、ほっこりするストーリーでした。

月曜日の教師たち
Cucumber
ザ・スズナリ(東京都)
2025/04/03 (木) ~ 2025/04/15 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/04/10 (木) 14:00
劇作家で演出家で俳優の5人に、若手俳優1人を加えたチームによる芝居。
期待通り達者な台詞でクセ強めのキャラも面白い。
これで”センセイ”かあ...、という人ばっかりが出てくる第七中学の休憩室が舞台。

龍と虎狼ーepisode SOUJI-
FREE(S)
ウッディシアター中目黒(東京都)
2025/04/10 (木) ~ 2025/05/11 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
前に「龍と虎狼-新撰組 Beginning-」を観劇したが、それにリンクしている と言ってもこちらが先になるような物語だ。説明では「何故、総司は人を斬ることになったのか、その背景となる過去を『龍と虎狼』シリーズのフィクションで描く」とあるが、沖田総司のエピソード0(ゼロ)として、その心情を巧く立ち上げている。勿論『龍と虎狼』シリーズを観ていなくとも十分楽しめる。
物語に明確な前半と後半があるわけではないが、何となく後半 特に見せ場である殺陣はスピードと迫力がある。その中心にいる沖田総司役の市瀬瑠夏さんは、凛々しい青年剣士として殺陣はもちろん所作もキビキビしており美しい。顔立ちも憂いを帯びているようで孤高の剣士というイメージ。少しネタバレするが、稽古(練習)では強いが真剣(本番)では力を発揮できない。その心情を薩摩藩士 西郷信吾(西郷隆盛の弟)とも重ね、心も体も そして剣術も強くなければ生き残れない、そんな激動の時代に生きた青年像を立ち上げている。物語の肝もそこにある。
物語は新撰組の前身ー壬生浪士組と名乗っていた時、京都の情勢を探るため江戸から来た4人、そして今で言うところの風評操作を行っていた薩摩藩士<尊皇攘夷の過激派志士>、そして遊郭の花魁たちを時代状況に重ねて描いた幕末群像劇。少し分かり難いのが有名な「寺田屋事件」の場面。そこに壬生浪士組が絡んでの殺陣になるが、その状況・事情等の背景がハッキリしないことから、突然 他の薩摩藩士が現れて藩内の同士(上意)討ち、捕縛が始まる。前半の敢えて芝居掛かった緩いシーンと 後半の殺陣シーンのギャップに違和感が…。
(上演時間1時間35分 休憩なし)

タナトスの棲む町
藍星良Produce
Studio twl(東京都)
2025/04/10 (木) ~ 2025/04/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
初日【Viola】班を観劇、ある劇団を舞台に身近な人の死をきっかけとして起きる人間模様を描く休憩無し約1時間40分、なかなか話が進まないのが特徴、舞踊および狂言回しを担う2人の女神(エロスとタナトス?)がいいアクセントになってます。