最新の観てきた!クチコミ一覧

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蛸入道 忘却ノ儀

蛸入道 忘却ノ儀

庭劇団ペニノ

森下スタジオ(東京都)

2018/06/28 (木) ~ 2018/07/01 (日)公演終了

満足度★★★★★






当日券キャンセル待ち。
まてよ、平日マチネの住宅地でこの現象。

供給過剰の世にあり、フレームは「モノ」から「コト」へ変化しているという。

このことを「コト消費」とも呼ぶ。

だとすれば その最新だろう。



スタジオに入って驚かされるのは巨大に「建設」された お堂に ふといることである。その額、100万円では済まないと思う。


ここに入った人々は いわば「参加者」として儀式をともに執り行うことになる。


新なる世界の構築といったら言い過ぎか。海中生物で、私たちが目にする機会において たいていは小麦粉の内にある「蛸」を祀り、その解釈からサイコロジーを試みよう、とする「コト」の共有化だ。


厳密には「演劇」というジャンルに区分することはできまい。これはネタバレではないと思うが、逆賊がおり架空の組織が瓦解していく、といったトンチの効いた話でもないからだ。予め立てられた予定調どおり、儀式を執り行う。


劇団からは赤い衣服を提供するようにいわれていたので、受付で渡した。冬の厚手の上着である。やがて、幾人の申し出を何重にも被った役者陣だったが、冬用のワインレッドはダントツに光っていた。

暑かったろう、女優さん…。


跋扈するセゾン文化財団、アサヒ文化財団といった振興基金が特別扱いするだけ、やることが のっぴきならない。しかも、スケールではなく、切り口がなのだ。

「自然」と「密室」のアンソロジーも絶妙である。

ネタバレBOX


場的エクスタシーの導入部分においては議論が乱れるはずだ。彼らの脚本を示している公開された「ハンドブック」によれば、章節ごとの時間は短くなっていく。ということは、エナジーにおいても、金太郎飴のごとく均等にするのでなく、儀式ごとに「昇華」する曲線を描くわけである。そのとき、予定調を「こなす」という演劇的に可視化されたフレームは 大きな反発を招いたと思う。ようするに、「演劇」を放棄したからこそ、ドラマ性とともに、 予定調をも「こわす」必要があったのだ。それは物理構造について述べている。ガイドブックやらモニターやらはいらなかった、というわけだ。


君の言った”またね”を僕は1年待っている

君の言った”またね”を僕は1年待っている

感情7号線

APOCシアター(東京都)

2018/06/30 (土) ~ 2018/07/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

Bチーム観劇です!ほんと別物でしたね。特に昨日終演後にもらった裏パンフの説明が頭に残ってるからか、細かい演出や台詞にも神経が集中!AB2つのお芝居がさらに混ざり合って見応え満載の素敵な舞台でした。役者さんがみんな違うから楽しさ倍増です。ウルマンの匡紀くんもやはり2枚目になりきって、完全にウルマンテイストは封印してましたが。楽しい時間でした。
リピーター割があったのも何気に嬉しくて。

Mad Journey

Mad Journey

@emotion

ブディストホール(東京都)

2018/07/01 (日) ~ 2018/07/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

若い劇団らしくテンポが速くアクションシーンの連続で実に爽快だったそれでいてプロットはしっかりしていてきちんとオチもあった

戦国アイドルタイム

戦国アイドルタイム

企画演劇集団ボクラ団義

浅草九劇(東京都)

2018/06/27 (水) ~ 2018/07/15 (日)公演終了

満足度★★★★

展開テンポがいいですね。素直に楽しめました。

暁の帝~壬申の乱編~

暁の帝~壬申の乱編~

Nemeton

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2018/06/27 (水) ~ 2018/07/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

壬申の乱をテーマにした劇、舞台は綱を何本かで、あらゆるものに見立てて、役者さんの演技力でみせていくものでした。よくとれたチームワーク、構成の素晴らしさ、史実に基づく複雑な人間関係の機微、哀愁、祈り 本当によく表現され、とくにセリフは胸にせまるものが多く、周りの方達で泣いている人が多かったです。歴史をメインに扱うというよりは、現代の日本にあてはまる、国とは何か、日本人が何を大切にしてきたのか、どのような思いで、国が形作られたのか。

また、歴史に翻弄されながら、主人公たちが人を愛そうとし続け、苦悩を越えていく姿勢そのものを描いていたのだと思います。
現代の私たちに、伝えるべきことを、舞台で一丸になって一つの世界を創り上げていて、
役者さんたちは、どの方も本当に魅力的で、中にはセリフを間違える人もありましたが、
それを凌駕していくだけのスケールをもった劇でした。

二時間はあっという間で、もう一度、見たいなとおもえたし、観た人たちは非常に好評でした。

歴史的な史実を再現したものを期待していた方は、ナレーションがあり、人間関係が中心のこの劇は
期待はずれであったと思いますが、

テーマは、日本の国に流れている魂の時間と、愛情についてです。

それを、見事な形で舞台にしていました。次回もあるそうなので、観に行きます。
  

緑色のスカート

緑色のスカート

みどり人

新宿眼科画廊(東京都)

2018/06/29 (金) ~ 2018/07/03 (火)公演終了

Mad Journey

Mad Journey

@emotion

ブディストホール(東京都)

2018/07/01 (日) ~ 2018/07/08 (日)公演終了

満足度★★★★

表層は「西遊記」物語であるが、そこには悲しい別の話が隠されていた。その想いが強く吹っ切れない…それを七夕伝説も絡め抒情豊かに描いた物語。それを見事なアクションで観せる、いや衣装や照明も含め全体で魅せるエンターテイメント作品である。
物語は心の旅路のようであり、その行方は…。
(上演時間1時間45分) 【後日追記】

ネタバレBOX

気になったところだけ先に記しておく。冒頭に近い場面…孫悟空が三蔵法師に付き従い旅に出る、その旅立ちの店のシーン。このシーンは日替わりゲストによって異なるであろうが、自分が観た回は敢えて笑えを得ようとしていたような。笑いも必要であるが、公演全体を通してみればこのシーンが浮いてしまったようで勿体無かった。
戦国アイドルタイム

戦国アイドルタイム

企画演劇集団ボクラ団義

浅草九劇(東京都)

2018/06/27 (水) ~ 2018/07/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

ボクラ団義さんの舞台はいくつか観ていますが、こんなに笑えたのは初めてです。アイドル(ひまな)武士が、文字通りアイドルになって歌ったり踊ったりも楽しかったですし、左之助の本当の気持ちがわかって行く過程も良かったです。

《東京公演》新宿コントレックスVol.20

《東京公演》新宿コントレックスVol.20

アガリスクエンターテイメント

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2018/06/29 (金) ~ 2018/06/30 (土)公演終了

満足度★★

鑑賞日2018/06/29 (金) 19:30

価格2,000円

殆ど笑えなかったですね。全体的に時事ネタと内輪ネタが多かったです。
もっとオリジナルな笑いを観たいですね。

ネタバレBOX

最初の「劇団んいい」はセイコちゃんがインパクトあり。乃木坂・欅坂のラストのオチは分かったけど全体的にはまとまっていました。
「笑の内閣」は最後の内輪ネタとやや弱者をネタにするのが全く好めない。
「東京にこにこちゃん」はどうしたいのかわからない。多重人格のネタはストレートに最後に解き明かすだけでいいのでは。
「ピーチ」は喫茶店のネタがまずまずよかったが全体的に笑いが足りません。
「アガリスク」は前回同様に結婚式ネタ。他団体と比べると笑うことができましたが全体的に何か重い。鹿島さんは面白かった。特に動き。くまゆかさんは短い時間でも丁寧な演技をしますね。好感度アップ。

さて最後に。「東京にこにこちゃん」の女性がとても気になっていました。観たことあるぞ・・・今朝気付いたのですが、遠吠え「天国と地獄」の小次郎さんですね。澁川智代さん!スッキリしましたー
硝子の獣

硝子の獣

雀組ホエールズ

「劇」小劇場(東京都)

2018/06/27 (水) ~ 2018/07/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

想像していたお話の内容とあまりに違う”前説“にちょっと驚いてしまいました。
犯人の人物像にもっと踏み込んでもらいたかった気もしますが、それでも周りの人たちにささえられ、あるいはささえながら生きてゆくと言うのが良かったです。
制作さんの対応がとても良かったです。ありがとうございました。

ネタバレBOX

想像していたお話の内容とは違うクールなセットと照明でした。しかし、弁護士事務所に行ったことは無く、ドラマでしか知りませんがそのイメージとは違うかな・・・と。その後ほかの場所に転換するので仕方ないですが、もっとそれらしい方が良いのではと思いました。
硝子の獣

硝子の獣

雀組ホエールズ

「劇」小劇場(東京都)

2018/06/27 (水) ~ 2018/07/08 (日)公演終了

満足度★★★★

総じて役者陣は熱演。
脚本はいい意味で昭和の匂いをプンプンさせて情緒的に流されていく。
もう少し人の心の闇のような本質に踏み込んでもらいたいが時間的にきつい。
全体的には良くできていると思う。
19ステージも観客を動員できる劇団にもパワーを感じさせ敬服します。
今後も頑張ってください。

臨界マクベス

臨界マクベス

あなピグモ捕獲団

ぽんプラザホール(福岡県)

2018/06/29 (金) ~ 2018/07/01 (日)公演終了

満足度★★★★

いつものあなピワールドに加え、リアルな現実の問題点を鋭く提示した作品だと思った。

ネタバレBOX

役者に一人づつスポットライトをあてて映像で名前を表示する演出が大好きです。
めちゃくちゃかっこいい。
《東京公演》新宿コントレックスVol.20

《東京公演》新宿コントレックスVol.20

アガリスクエンターテイメント

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2018/06/29 (金) ~ 2018/06/30 (土)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/06/29 (金) 19:30

価格2,000円

時事ネタと言うか最新(よりにもよって初日未明の)ネタをブッ込む団体が2つもあり、笑の内閣はさすがだしアガリスクはジャンプさんがいかにもな役どころだし、斬新なアイデアの団体はあるし、今回も粒揃いで満足。

ネタバレBOX

1分にも満たないショートコントからそこそこの長さのものまで複数詰合せだった笑の内閣、高度プロフェッショナル制度を「あんなもの」にあてはめてワカり易く説明し、不備な点などは鋭く揶揄した1編、これだけでもモトは取れた感じ。

アガリスクエンターテイメントの「切ない恋」、まさかシンクロ少女と通ずるものがあろうとは!

アイデアと熱演は買うが、それだけで引っ張るにはちょっと長い、な団体は惜しい。観ていて「まだそれ(だけ)で続けるの?」とか思ってしまったくらいで。ストーリー性を重視した結果だろうが、だったら後半で新たなパターンを加えるべきではなかろうか?
青い鳥 完全版

青い鳥 完全版

モメラス

STスポット(神奈川県)

2018/06/20 (水) ~ 2018/07/01 (日)公演終了

満足度★★★★

メーテルリンクの『青い鳥』は元々戯曲だと聞いて古書店の文庫版を買ったらその通り。20世紀初頭の作品だが、当時の技術で実現できるのか訝るような贅沢な舞台装置、衣裳、ミラクルな仕掛けを要する細かなト書きに最初は驚いたが、最後には作者の拘りと情熱に納得させられる。
昨年夏の利賀演出家コンクールの課題作品の一つで、この演目を選んだ3組(3人)が優秀賞を分け合ったそう。その中でも最上位をモメラスが取り、その前の公演「こしらえる」(松村翔子作演出)にみた才気が実証されたものと想像したが、期待ばかりを膨らませて観劇日を迎えた。
確かに・・既成作品に取り組む事で「演出家」の輪郭がみえてくる。「こしらえる」の時とはうってかわって、「努力」の痕跡がみえた。(詳細後日)

ネタバレBOX

「詳細後日」と書いたまま日が過ぎた。記憶力もさして良くない脳みその舞台の記憶も既に危うい。「努力」の意味は・・自身のテキストでないものを掴まえ、形を与えるにも、松村女史自身はメソッドを持つわけでなく、対象を前に感性と思考力とを動員し、出てきたものをアレンジした、その結果のように見えた。つまり新鮮であり、中庸でもあり、物語を手玉に取ったようでもあり遠慮(畏怖)しているようでもあり、そうした個々の要素が数々の模索の証しだとすればそれは「努力」と言うべきもの? そんな程度の話であるが、現前した「思考の人」松村演出がこの後どう思考して行くのかを秘かに見守りたい。
ザ・空気 ver.2 誰も書いてはならぬ

ザ・空気 ver.2 誰も書いてはならぬ

ニ兎社

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2018/06/23 (土) ~ 2018/07/16 (月)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2018/07/03 (火) 19:00

 昨年の『ザ・空気』に続いて、マスメディアの問題を扱う第2弾。第1弾との直接の関係はない。何だか、モヤモヤしてしまった。舞台は、国会記者会館の屋上。さまざまな疑惑を受けた総理の記者会見を前に、総理に近い記者が書いたQ&Aを手に入れた若い記者。そのQ&Aを取り巻く状況を、本来なら記者会館に入れないネットニュースの記者(安田成美)が覗く。書いた本人(松尾)や、総理に近い記者(馬渕)などが演じるドタバタが展開されるが…、というストーリー。永井さんならば、もっと書けるだろうに、という思いがどうしても強い。元々、多様な声色を使う松尾の能力を利用して総理の物真似をさせるところなど、観客は結構喜んでいたが、私には不要に感じた。「メディアを恨むな。メディアを作れ」というキーワードを活かしたいようだが、巧く活かされているようにも思えなかった。

ブラックマーケット1930

ブラックマーケット1930

ユニットR

こまばアゴラ劇場(東京都)

2018/06/27 (水) ~ 2018/06/30 (土)公演終了

満足度★★★★

スッキリはするが。

ネタバレBOX

不景気時に肉屋が人肉を売っていたという話と思いきや、肉屋は肉が嫌いで食べないと言い、全体を俯瞰していたり少し変だなと思っていたら、首を噛み切る猟奇殺人事件を起こし、死刑になりそうな男に精神科医がヒヤリングしているの図でありました。

答え合わせをしてくれるとスッキリしますが、こういう構図はありがちで残念な気もします。
ザ・空気 ver.2 誰も書いてはならぬ

ザ・空気 ver.2 誰も書いてはならぬ

ニ兎社

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2018/06/23 (土) ~ 2018/07/16 (月)公演終了

満足度★★★★

ネタバレ

ネタバレBOX

二兎社の『ザ・空気 ver2 誰も書いてはならぬ』を観劇。

前作が演劇界では話題になり、今作は続編。

ジャーナリストと政治家の癒着の話。

保守系大手新聞社の論説委員が、総理大臣に記者会見の質問内容を事前に漏らしてしまう。それを知った社員記者が内部告発をしようと、他社のリベラル系全国紙政治記者に相談する。
そしてそこにたまたま居合わせた弱小会社のネットジャーナリスも参戦して、総理大臣を追い詰めようとするが、大手新聞記者たちは会社からの圧力と己の保身により屈してしまう。
そして取り残されたネットジャーナリストは、事態を世間に広めようと孤軍奮闘するのである。
理想を持ったジャーナリストたちが、政治家を追い詰められないジレンマを描いているが、それは己の保身との戦いでもあるというのが、今作の見所である。
理想ばかり掲げるエリートの大手新聞記者が、結局は保身に走ってしまい、己の理想を成し遂げられなかった忸怩たる思いがあれば良いのだが、それすらない、いやその感性を意図的に脇においてしまうのが問題である。
今作はコメディー調のややふんわりした描き方とボカしながらもモリカケ問題を中心に描いているからか、見終えた後の余韻は長引きそうだ。

作品の出来も質も高く、一級品になっている。
そしてかなり面白い!
君の言った”またね”を僕は1年待っている

君の言った”またね”を僕は1年待っている

感情7号線

APOCシアター(東京都)

2018/06/30 (土) ~ 2018/07/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

Aチームを観劇。
皆さん、演技だけではなく、声が良い。心地よさの中で、同じ場面で同じ台詞を繰り返しても、表情だけで場の空気ががらりと変えたり、切なさやもどかしさを与えたり、観劇後、誰かと一緒に帰りたいと思えた、愛しい気持ちになる物語でした。
「感情7号線」として第二回公演ということで、早い時期にこの劇団に出会えて良かったです。
#カンナナ

緑色のスカート

緑色のスカート

みどり人

新宿眼科画廊(東京都)

2018/06/29 (金) ~ 2018/07/03 (火)公演終了

満足度★★★★

千秋楽をチケットプレゼントで観ました。ありがとうございました。今回が初めてだったので、観る前はどういう感じの舞台なのか分からず、何となくオフビートな雰囲気なのかなと勝手に想像していたら、とんでもなかった。こういう衝撃は久々でした。

ネタバレBOX

気が弱いのであの床ドンと大声の度にビビりまくりでしたが、最後まで目は離せず、最後の2人のシーンは、これは何かが起こるのではと、化粧を始めたあたりからドキドキしていました。

衝撃度では星5つだったものの、もう1度観るかといわれると、根がビビりなために躊躇してしまいそうなので、この数にしちゃいましたがご容赦のほどを。
臨界マクベス

臨界マクベス

あなピグモ捕獲団

ぽんプラザホール(福岡県)

2018/06/29 (金) ~ 2018/07/01 (日)公演終了

満足度★★★

わたしが観る公演は客演さんを含めキャストが多い。もうひとまわり大きな小屋にしたら、ごちゃごちゃに感じないのにと思ってしまう。

ネタバレBOX

今作はマクベスの世界と過去に父親を殺した男の社会が役者さんがたが二役で演じ分けられていきます。
福永さんのただ「マクベス」をするだけではおもしろくないという意志は感じます。
あとは、お客さんに伝わるかなあというところでしょうか。

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