
関門オペラ
非・売れ線系ビーナス
ミリカローデン那珂川・文化ホール(福岡県)
2018/08/19 (日) ~ 2018/08/19 (日)公演終了
満足度★★★
今回は、冠があるのでお祭りなのかな。お客さんいじりや参加型のシーン、歌うエキストラあり。作品、時代としては嫌いではないんですが。

笑ってよゲロ子ちゃん-殉情編
NPO法人C,A,ワークス
OVAL THEATER & GALLERY (旧・ロクソドンタブラック)(大阪府)
2018/08/23 (木) ~ 2018/08/26 (日)公演終了

東京バビロン演劇祭2018
東京バビロン
シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)
2018/07/27 (金) ~ 2018/08/26 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/08/17 (金) 19:30
園 「そうかもしれない」
正直なところ、舞台を観ているだけでは、セリフも聞き取りにくいし、音響がセリフに被ってしまったりで、うまく内容が伝わらないこともあって、何だこりゃ的な感じでした。しかし(これは本来ではないのですが)、アフタートークを聞いて、目指していることが判り、かなり舞台内容がほぐれて助かりました。
正直、セリフと音響の調整、セリフが聞き取りやすくなれば、是非もう一度観たい舞台です。セリフの音と音楽、効果音の音が作り出す寓話なのですね。
少女を探しに海にでる2人が乗る船や、登場しない海に消えていった少女は、ドラマの持つ揺らぎの象徴、演劇が日常からの逸脱であることを端的に表すメタファーなのですね。(違うか?)
ちょっと話が長かったですけれど、増田義基が「演劇というのは、終わるからいいんだ」と話したことは共感というか、ちょっと気づかされました。そうか、海に消えた少女も、彼女を探しに出た2人も、終わることで回帰できるのだなあ、と。
緊張した身体から発声される言葉、制御されながらも即興性を失わない音楽や効果音、その主従のめまぐるしい転換を売りにした舞台。
台本ではなく、CDが欲しかったなあ。是非、再演した時には音量を調整して(要はセリフが聞き取れるようなバランス)録音をお勧めします。私はCDになれば必ず買いますよ。聞いてみたいのです。

しあわせの雨傘
株式会社NLT
博品館劇場(東京都)
2018/08/22 (水) ~ 2018/08/26 (日)公演終了
満足度★★★★
フランスのブールヴァール劇である。このジャンルの芝居は昔からよく紹介されてきて、文学座もよくやっていたからNLTのお家芸である。ほかにも、エコーとか薔薇座とか。しかし、こういう芝居が「新劇系」で上演されてきたのは、ある意味では不幸だったのではないか。リアリズムを基調とする新劇より、見世物芝居を基調とする興業がなじんだのではないだろうか。噂でしか知らない昔の浅草六区調。見たことのあるもので言えば、東宝喜劇とか。エノケン・ロッパに越路吹雪という顔合わせだ。
「しあわせの雨傘」は軸の三人は、テレビで顔の知れた役者。どうやら、地方巡演を売ることを目的に座組みがされたようで、それはそれでいいのだが、地方の演劇鑑賞会にこの舞台を海外名作芝居として売ってしまうのは見当違いで、見せられる方も不幸だと思う。演出の鵜山仁は旨い演出家だが、まとめ易さに流れて新劇ベースだ。しかし、もともと、この芝居は現代風俗を取り入れているものの、風俗以上に出ているところもない。これを労使対立の階級ドラマ、と解釈したり、女性自立のドラマとしようとすると苦しいだけの笑劇だ。
夫婦それぞれに浮気がばれていくところなど、解りきっているところを舞台の弾み、タイミング、役者のキャラクター(柄)で笑わせていくところが、役者と演出の腕だろう。二幕・電話がかかってくるところ等、まったくどうでもいいところだが、タイミングの芝居が面白ければ、もっとどっと沸くところだ。新劇が嫌う「臭く」やってこそ楽しめる芝居なのだ。そういうことに慣れていないテレビ出の俳優がそろって、鵜山演出、と言うところが、折角、博品館と言うこういう芝居をやるにはうってつけの小屋で、なんと、夜は一回だけ(幸いその回は入っていたが)しかできない結果になったと思う。
演舞場や明治座だけでなく、こういう小芝居を小洒落れた小劇場で見るのは楽しいし、役者もこういう芝居ができるようにならないと一人前とは言えないだろう。今回は、少し厳しく言えば、周囲を忖度して、妥協の産物になっているのが残念だった。

『チョコレートケイキ』
春匠
神戸三宮シアター・エートー(兵庫県)
2018/08/17 (金) ~ 2018/08/19 (日)公演終了
満足度★★★
セリフがないという事は見る人の想像力が拡がる
その反面、セリフがないことで異質な空間へと変わり
役者さんの一挙手一投足に集中して目を配る
面白い表現の試みだと思いましたが
セリフがない意味が分からなかった
あのシチュエーションを生かすのであれば
少しでも台詞がある方がリアルな世界に感じて
より緊張感は伝わった様に思いました

罪の滴り
白狐舎
東京おかっぱちゃんハウス(東京都)
2018/08/18 (土) ~ 2018/08/21 (火)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/08/20 (月) 16:00
観る側にとっても、シビアな芝居だった。紅王国と白狐舎とのコラボ公演だが、白狐舎は菊池直子が一緒に逃げていて死刑にされた男(の亡霊?幻影?)と語る芝居。紅王国は、実際に起きた殺人事件を題材にして書くミステリー作家と担当の女性編集者の会話。それらを、紅王国の『赤と白』という芝居で最初・間・終わり、と繋ぐ。生と死を真っ向から扱っているが、ある意味で軽い印象なのは、戯曲の力と言えるだろうか。

二代目なっちゃんの愛人。
なかないで、毒きのこちゃん
OFF・OFFシアター(東京都)
2018/08/21 (火) ~ 2018/08/30 (木)公演終了
満足度★★★★
こちらの劇団さんには“毒きのこちゃん”なるモノが棲みついていて、公演中この“毒きのこちゃん”を泣かせたくないらしい。
“毒きのこちゃん”って一体・・・
初見である私が独自に推測させて頂くと、この“毒きのこちゃん”はどうやら退屈が大っ嫌いらしい。
加えてオブラートに包む行為は好まないらしく、剥き出しなものを欲する性質であるらしい。
“毒きのこちゃん”ってば、かなり厄介 おかげで楽しめました。
そして主役のエロ可愛い“なっちゃん”を凌駕する“芝生みどり”の存在は賛否両論必至。
ネタバレBOXに本公演には向かないと思われる人の要件を記しますが、もう観に行かれる心づもりの方は絶対見ないでください。(ネタバレに抵触します。観劇後に確認頂けると幸いです)
あと、やむなく寝不足で公演に向かわれる方、安心してください。ウトウトなど出来ません(笑)

浅草アリス IN WONDERLAND
劇団ドガドガプラス
浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)
2018/08/18 (土) ~ 2018/08/27 (月)公演終了
満足度★★★★★
ドガドガプラスの公演は初めて見たけど 不思議な世界観に引き込まれた!
ダンスや歌も 期待以上に素晴らしく 驚かされました。
観に来た方を飽きさせない演出もあり、作品自体もあっという間に時間がすぎるくらい見応えあるのですが ストーリーを追うより 感覚的に ストーリーに身を置いて観るとより楽しめると思います!
後半 もう一度観にいきたい!
ちょっと中毒性がある(笑)作品ですね!

あの子にあたらしいあさなんて二度とこなきゃいいのに
升味企画
アトリエ春風舎(東京都)
2018/08/22 (水) ~ 2018/08/26 (日)公演終了
満足度★★★
■約90分■
同時多発会話が多すぎたり、キーパーソンをあえて登場させなかったり、手法に淫している印象は否めないが、これ以上ないほど酷薄で惨い青春群像劇を老練に、緻密に作り込んでいて、不快感に苛まれながらも惹き付けられる。作劇の手腕だけについて言うなら、とてもとても、23歳の作とは思えなかった。ただ、やはり、キーパーソン、特に男のほうが舞台上に現れないのは物足りない。演劇部員たちの会話だけからではその人物が単なるロクデナシ野郎としか感じられず、その人間的な厚みの無さが劇を安っぽくしているようにも思え、私には勿体なく感じられた。それにしても、開演前に前説をしていた主宰女性は人並み以上の社会性を感じさせるパッと見きわめてまっとうそうな人物なのに、暗い激情にあふれたこんな作品を作るとは…。最後まで、主宰と作品とが繋がらなかった。でも実際は繋がってるんだろうなぁ~。スゲエな。

ミセスフィクションズ夏の振替上演・上映会
Mrs.fictions
駅前劇場(東京都)
2018/08/17 (金) ~ 2018/08/20 (月)公演終了
満足度★★★★
4つの短編上演とひとつの長編の上映を拝見。
それぞれ笑いを多めに重ねながら、終わっていくモノや喪ってしまった何かに想いを馳せていくような、繊細で切実な物語たち。
出会えたはずの誰かと別れてしまっても、遙かな遠い未来にまた出会うこともあるかもしれない。
夏の終わりのかすかなさみしさともの憂さがよく似合う公演となった。
延期となった『月がとっても睨むから』についても、きっとかなうはずの約束として、気長に待ちたいと思う。

5seconds
パラドックス定数
シアター風姿花伝(東京都)
2018/08/18 (土) ~ 2018/08/21 (火)公演終了

二代目なっちゃんの愛人。
なかないで、毒きのこちゃん
OFF・OFFシアター(東京都)
2018/08/21 (火) ~ 2018/08/30 (木)公演終了
満足度★★★
公演終了後まで内容に触れないという同意書なるものを提出したので、とりあえずそういうことで。☆はあとで変えるかもしれないけれど。

小さい演劇祭★第3回男芝居フェス
札幌ハムプロジェクト
ワーサルシアター(東京都)
2018/08/22 (水) ~ 2018/08/26 (日)公演終了
満足度★★★★★
初めましての劇団にいろいろ出会えて楽しかったです。初日とは言えそれはどうなのと言うところもありましたが、それでもこのフェスの心意気や良しと思いました。不思議なシステムでついついフリーパスに変更してしまったので、意地でも(笑)全部見たいと思いスケジュールを確認中です。

二代目なっちゃんの愛人。
なかないで、毒きのこちゃん
OFF・OFFシアター(東京都)
2018/08/21 (火) ~ 2018/08/30 (木)公演終了
満足度★★
鑑賞日2018/08/22 (水) 20:00
座席1階1列
なかないで、毒きのこちゃん『二代目なっちゃんの愛人。』OFF OFFシアター
自由な作品だなと思いました。楽しかったです。
あの場面から最初の5分くらいは何があるんだろうとワクワクが止まりませんでしたが、
期待が大きすぎたのかもしれません。
そこからがちょっと長すぎるかな。好みの問題だとは思いますが。

パイレーツ・オブ・トレビアン2
ノーコンタクツ
萬劇場(東京都)
2018/08/16 (木) ~ 2018/08/19 (日)公演終了
満足度★★★★
小堀さんがとても良くて、けれど少々前に出過ぎで、けれどそれもまたよくて、二丁拳銃ファンにとってはとても楽しめる、そうじゃない人にはきっと少しイラッとくる、そんな作品だったと思います。
名前を失念してしまいましたが、味方役?の女性がとても綺麗でした。

二代目なっちゃんの愛人。
なかないで、毒きのこちゃん
OFF・OFFシアター(東京都)
2018/08/21 (火) ~ 2018/08/30 (木)公演終了
満足度★★★★
ネタバレは禁止なので詳しくは書けないけれど、これもう最後は役者のみなさんトランス状態になってんじゃないかと・・・そんなことを思いながらこちらも気が遠くなりかけていました。
これぞ舞台という作品で僕はこういうのとても好きです。

小さい演劇祭★第3回男芝居フェス
札幌ハムプロジェクト
ワーサルシアター(東京都)
2018/08/22 (水) ~ 2018/08/26 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/08/22 (水) 17:30
未体験の劇団と出会うことの出来る素敵なイベントです。三者三様のステージを堪能。時間をみつけて別の回にも行きたい。

スマートコミュニティアンドメンタルヘルスケア
ホエイ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2018/08/18 (土) ~ 2018/08/27 (月)公演終了

蝶のやうな私の郷愁
幻都
APOCシアター(東京都)
2018/08/17 (金) ~ 2018/08/22 (水)公演終了
満足度★★★★
不思議な空間。ストーリー。役者の演技にかかっていると言っていい舞台。特に牧野莉佳さんが姿も声も可愛いし、惹き付けられる演技だった。ただ一時間ちょっとであの会場で…と考えると、少し高い値段かな?あと場内案内の人はいる意味あるの?ほとんど立っているだけで、椅子の増設も黙ってお客様に声も掛けない。もっとプロの意識を持ちましょう!(/_;)/~~

ロリコンのすべて
NICE STALKER
ザ・スズナリ(東京都)
2018/08/15 (水) ~ 2018/08/19 (日)公演終了
満足度★★★★
初。数年前の『日本の劇』賞公演(新見南吉のお話)で純朴な女子学生姿で登場し、ラストをさらった白勢未生の名を見つけて観劇した。役名も白勢。白勢ありきの舞台だった(と私には見えた)。
本筋に当る「現代」の教師とある生徒との(教師の主観で描かれた)エピソードと、それに絡むおよそ2つのエピソードが順繰りに展開され時間経過を刻む。本筋エピソードでの、小中高と成長していく白勢と教師のやり取りの点描が印象的。「現代」とは、実は私達の現代(2010年代)のことで、芝居における「現代」は数十年?先の未来となっていて、その時代に発見された古い文書を元に2000年紀初頭のエピソードを復元した、という設定になっている。発想は面白いが、絡んで来るエピソードの位置づけが判りづらく、一組の男女のエピソード(未来の)が良い具合に煮詰まると、カットアウトで「・・という夢を見た」と話す女性とその聞き役の男との場面に移る。この二人がどの時代の話だったか思い出せないが(どの設定でもなかったかも知れない)ともかくこのエピソードがブリッジとしてはめ込まれているからか、深みの点ではどうにも浅く、厳しいものを感じた。
シーンによってハートウォーミングな展開が見られたり部分的に良さがあった。ただドラマとしては本筋に当たる教師と白勢の物語が、他のエピソードの挿入でお預けを食い、ようやく最後に十八歳になった白勢と教師の緊迫の対面を迎えると、やっと芝居らしくなる。この短いエピソードでは持たないから装飾を施してエピソードを増やしているような具合に見えるのも、リアリティに濃淡があるせいで、やはり「付け足し感」を拭う人物描写が欲しいというのは正直な感想。