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三文オペラ JAPON1947

三文オペラ JAPON1947

Pカンパニー

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2021/12/15 (水) ~ 2021/12/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

翻案ものだが、ブレヒトの原作の筋をほぼ踏襲している。19世紀のロンドンの話よりも戦後の東京のほうが身近で、この設定は成功した。天皇の行幸が重要な話の要素になっている。これは創作かと思ったら、原作も女王の戴冠式のパレードがあるという話だった。絶妙な符合で、びっくりである。一番の違いは進行係(磯貝誠)をつけたところ。各章の内容をはじめに掲げる代わりに、進行係がうまく話を繋げていく。進行係が開けしめするカーテンのようなブレヒト幕も、スピーディーな場面転換でよかった。

ギャングのボスのメッキースこと牧村(大宜味輝彦)が、はじめは存在感が薄いが、牢屋に入れられ、脱獄し、また捕まって絞首台…という展開で、だんだん主役らしくなる。ブレヒトは彼を、ブルジョア=市民階級も一枚かわめくれば、強盗と変わらないというつもりで書いたらしい。ただ、原作もそれほどブルジョアっぽくは見えないし、今回も、そういう「異化」効果は希薄だった。ただ、あまり露骨にやると、説教臭くなる。分かる人にはわかる、というほのめかし程度だから、初演当時大ヒットし、今でも演じ続けられているのかもしれない。

主役以上に、何より良かったのは女たち。乞食の元締めの娘ポリーこと美智子の須藤沙耶はピチピチと輝いていた。いつもの雰囲気よりもスマートで、意志的で情熱的。母親のいまむら小穂も、憎めないしたたかさがあった。情婦のジェニーこと明美のみとべ千希己は、男っぽくさえも見えるほどの図太さで、牧村を裏切るしたたかさを演じていた。歌もうまい。
テーマ曲ともいえる「マック・ザ・ナイフ」のメロディーが何度も繰り返され、耳に心地よかった。
休憩10分含む2時間半。

ネタバレBOX

最後、絞首台の穴に落ちて死んだと思ったマッキーが、天皇に肩車されて、這い登ってくる、この恩赦の演出は傑作だった。
雪やこんこん

雪やこんこん

こまつ座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2021/12/17 (金) ~ 2021/12/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

小難しいことを考えず、舞台上の苦労、悲しみ、かけひき、喜びを素直に味わえる作品である。初の女座長役の熊谷真実に明るい華と芯の強さがあって、適役だった。前半の、自分の別れた子の話をする「北極と南極をつないだような長ーい話」は、客席の目と耳を釘付けだった。
女将の真飛聖は、初めて見たが、後半のストリップを押し付けるくだりの愛嬌ある迫力は見事だった。新派くずれの二枚目・藤井隆と、元国鉄労働者の女形・小椋毅の悪口合戦、なじりあいも、役柄ぴったりの演技と息のあった掛け合いで、大いに笑えた。

作者自らが「昭和庶民伝三部作」としているが、戦争をテーマにしたほかの二作とこれは明らかに異質である。ぼくは、無理に三部作にしなくていいのではないかと前から思っている。2時間35分

ネタバレBOX

鵜山仁が、井上ひさしは「元役者の元を取る、それだけの話しです」と言っていたと、パンフで語っている。たしかにそのとおりである。どんでん返しに次ぐ、どんでん返しが終わってみれば、最初の母子の再会も、座員の喧嘩やドロン騒ぎも、全ては女将を再び舞台に引き戻すための「お芝居」だったということになる。たったそれだけのために、これだけ、大掛かりな話をこしらえ、座員一同が演じ抜いた。この贅沢な無駄こそ、演劇そのものと言える。

女中のお千代が、セリフがなくてもずっと舞台にいる。お千代が見聞きしたことは女将に筒抜け、という設定なので、みな、お千代に見せるために、仲違いや、梅子座長への不満などを言っていたわけだ。お千代が観客なのである。
大衆演劇の名台詞が、普通の会話にもふんだんに散りばめられている。七五調の歯切れのよさと、比喩やイメージを伴った言葉の枝葉の豊かさ。これ、この芝居全体が、中村梅子一座の「お芝居」だったとわかれば、全てが芝居がかっていたのも無理はなかったわけである。

俳優(女優)を目覚めさせるためのお芝居という点では「キネマの天地」と似ている。芝居讃歌という点では、「元の黙阿弥」も似ているところがある。
コンボ・イ・ランド

コンボ・イ・ランド

THE CONVOY

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2021/12/10 (金) ~ 2021/12/18 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

昔はひたすらねずみさんを見ていましたが、今となっては同世代のおじさんたちはみんな愛おしい、そして2、5次元やら踊る役者やら振り付けが細かいダンサーやらやけに老けてる10代やらの若者たちがかっこいい。それがみんなで14人なので、もうどこを見てたら、誰を見てたらいいのか分からなくなる、3時間のとっても楽しい舞台でした。2回で我慢する予定でしたが、我慢できなくて「〇〇のパンフもTシャツも買わなかったし、〇〇を見るのは諦めたし、いいよね?」と自分に言い訳して、定価で譲渡のチケットサイトでチケットが買えたので、千秋楽も行きました。
とても幸せな1週間でした。

シェイクスピア様ご乱心

シェイクスピア様ご乱心

晩餐ヒロックス

ザ・ポケット(東京都)

2021/12/15 (水) ~ 2021/12/26 (日)公演終了

実演鑑賞

「晩餐ヒロックス特別興行」と銘打っているだけあって、今まで見て来た作品とは随分違う感じですが、公演を目前にしながらのドタバタが面白かったです。あまり知らないような内輪の話(どこもそうではないと思いますが)もいろいろあって笑えました。
脚本の高野水登氏はテレビドラマの『映像研には手を出すな』や『真犯人フラグ』を描いている方なんですね。

リーディングミュージカル「雪色オルゴール」

リーディングミュージカル「雪色オルゴール」

株式会社プライド

日本橋公会堂ホール「日本橋劇場」(東京都)

2021/12/19 (日) ~ 2021/12/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

とてもよかったです。内容も良かったですが、リーディングのお芝居も心に響きましたよ。ダンスも可愛らしかったです。楽しい時間ありがとうございました。

『水』/『青いポスト』

『水』/『青いポスト』

アマヤドリ

新宿シアタートップス(東京都)

2021/12/16 (木) ~ 2021/12/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2021/12/19 (日) 16:00

「水」を観劇。
素敵なファンタジーで感動しました。
初観劇でどんなストーリーなのか気になりながら、いつの間にか世界観に没頭していました。

ネタバレBOX

右手さん演じるイランイランの母性が素敵でした。
福冨さんのいとこおばだと思いきやの野球少年も良かった。
寝起きのシトラの問いも面白かった。
ヒバリの無邪気さがエンディングへの感動をより深く感じた。
『水』/『青いポスト』

『水』/『青いポスト』

アマヤドリ

新宿シアタートップス(東京都)

2021/12/16 (木) ~ 2021/12/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2021/12/19 (日) 11:00

「青いポスト」を観劇。
オープニングから素敵で面白かったです。
群舞が綺麗で、もっと観たかった。

ネタバレBOX

リオの最後の手紙、ハンナのモノローグ、ユキのモノローグとても良いシーンだった。
掌サイズのファンタジー

掌サイズのファンタジー

backseatplayer

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2021/12/15 (水) ~ 2021/12/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

お笑いロングコント風人情劇コメディ、笑えて楽しめました。

リーディングミュージカル「雪色オルゴール」

リーディングミュージカル「雪色オルゴール」

株式会社プライド

日本橋公会堂ホール「日本橋劇場」(東京都)

2021/12/19 (日) ~ 2021/12/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

家族改めて大切さ感じました。人にはいろいろな人生があり言葉や感情のすれ違いそして素直になれない気持ち。いろいろな事が見え隠れしたミュージカルでした。良い時間をありがとうございました。

心の声など聞こえるか

心の声など聞こえるか

範宙遊泳

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2021/12/17 (金) ~ 2021/12/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

なんともシュールでサイコでポップでカオスな音楽劇。現代のアングラですかね。よくわかんないけど、なかなかにおもしろい。役者さん達のヘタウマな演奏もよかったです。

頬

TinT!

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2021/12/16 (木) ~ 2021/12/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

実在の人物を登場させて(名前を変えることでフィクションの枠は守っているが)、歴史上の出来事の裏側を描くストーリーは想像力を刺激されて楽しい。印象に残るセリフがいくつもあり、いろんな点で今の日本社会にも通じるものがある。

疚しい理由2021

疚しい理由2021

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2021/12/15 (水) ~ 2021/12/22 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

Qチームを観劇しました。
役者さんの演技力が高く、怪しいストーリー展開に、どんどん惹き込まれました。
役者さんの笑顔が怖くて(褒めてます)何が本当なのか分からなくなりました。
ぎゅぎゅっと濃密な時間を過ごせました。面白かったです。

鈍色(ニビイロ)のヘルメット -20歳の闘争-

鈍色(ニビイロ)のヘルメット -20歳の闘争-

KUROGOKU

中板橋 新生館スタジオ(東京都)

2021/12/15 (水) ~ 2021/12/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

激動の時代の中で生きた若者たち、そして いつの時代にも出会う恋愛。全体としては「全共闘運動」、しかしその意匠を借りた恋愛劇のようでもあった。物語は東大全共闘の誕生、安田講堂での(機動隊との)攻防戦で最高潮というダイナミックな展開。熱く激した時代があったことを、一少女の軌跡を通して描いており、時代と人間がしっかり立ち上がってきた力作。
物語は、恋愛を「エーデルワイス」、闘争を「インターナショナル」、そして地続きの現在、そして未来へ向けての「友よ」という曲が端的に表している。
(上演時間1時間50分)2021.12.20追記

ネタバレBOX

ほぼ素舞台だが、「完全勝利まで闘い続行‼」「東大全共闘!」といった文字が立て看板等に書かれている。さらに後々、安田講堂攻防戦で使用する木箱がいくつか積まれているのみ。壁には闘争幕といったもの。板は継ぎ接ぎした板目で、会場全体で荒廃と闘争感を表す。

梗概…1965年高校2年生の時、主人公・小松原ミチコ(富川陽花サン)は友達の早川トモコ(守谷花梨サン)と映画『サウンド・オブ・ミュージック』を観た帰りにデモ隊と機動隊の衝突に巻き込まれ、投石でミチコは怪我を負う。その時、ミチコを介抱してくれたのが、東大生だった澤田カツトシ(小坂広夢サン)で、彼を慕い東大へ入学し、さらに東大全共闘へも加入するが…。

時代背景や当時の状況を伝えるのは、カメラマン助手であった加藤ヒトミ(松本みなみサン)、後々の語り部のような存在。また澤田の元彼女で女性解放運動を高らかに唱えていたのが野川サナエ(野田香保里サン)。彼女の言葉を借りれば、いずれ女性の大統領も誕生と言っていたが、日本では未だ女性の首相は誕生していない。ちなみに直近の世界経済フォーラムのジェンダー・ギャップ報告(対象153カ国)では、ジェンダー格差が少ない国の中で 日本は120位で下位のほうだ(分析の是非は別)。

演出の黒田瑞仁氏が、当日パンフの中で「地続きのはずが当時を生きていなければ決して知った顔もできないほどの距離を感じる時代」と書いており、確かに半世紀ほど前にあった事実は、歴史の中に埋没したかのようだ。物語では、ウーマン・リブといった台詞に象徴されるような、女性解放運動が(地続きの)今に続く。女性の社会進出は当時に比べれば進んだかもしれないが、それでも世界的に見ればお粗末なもの。

物語は、当時の出来事ー全共闘運動を直截的に描いても、当時を知らない人が観たらピンとこないかもしれない。それを2つの視点ーいつの時代でもあり得る恋愛話と女学生の成長譚、そして学生と機動隊が衝突した歴史的事件ーそれも「東大全共闘結成~東大安田講堂(攻防)事件」に焦点を当て、どちらも熱く描かれる。もちろんフィクションとドキュメンタリーという要素を混在させており、今を生きる我々に演劇としての面白さの中で伝える。出来れば事件の発端となった東大医学部の問題をもう少し紹介し、時代背景や思想だけではなく具体的な問題(現代にも通じる)を示したほうが取っつきやすい。

ラストは安田講堂攻防の苛烈さ…客席に向かい、キャストが横一列に広がりヘルメットを被りゲバルト棒を持ち戦う姿。それぞれが掛け合う言葉が戦況を表す。刻々と変化する状況、そこに緊迫感と悲壮感が漂う。冒頭流れていた「インターナショナル」から機動隊突入前に歌う「友よ」へ変わり、歌詞の中で繰り返される「夜明けは近い」は、安田講堂(城)が直ぐに陥落せず、学生の反体制への意地を見せたことに繋がる。そこに当時の熱き想いが込められている。見事。
次回公演も楽しみにしております。
ニュー甘え子ちゃん太郎

ニュー甘え子ちゃん太郎

FUKAIPRODUCE羽衣

森下スタジオ(東京都)

2021/12/16 (木) ~ 2021/12/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

鑑賞日2021/12/19 (日)

観てきました。 なんだかイマイチでした。。

ネタバレBOX

イトイーランドの一場面をそのまま使っていました。なぜ? ネタ切れなの??
全体的にまとまりがなく、期待はずれでした。 以前の still on a roll のような公演はもう出来ないのでしょうか… 残念です。。
風ながるる

風ながるる

PLAN N

インディペンデントシアターOji(東京都)

2021/12/15 (水) ~ 2021/12/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

周りの人に翻弄させる人達の真に大切だと思うものは何か。
それを気づかせてくれる作品です。
舞台の芝居が、人生が、
風のように流れていつのまにか見る人の心を歌感動作でした。

泥人魚

泥人魚

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2021/12/06 (月) ~ 2021/12/29 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2021/12/18 (土) 18:30

唐十郎の2003年作品を金守珍の演出で上演する。アングラ風味いっぱいで面白い。50分(休10分)70分。
 諌早湾の干拓のギロチン堤防を題材に、都会の片隅のブリキ店という2003年時点では古臭い場所を舞台に展開される戯曲だが、水槽を出して飛び込んだり、さまざまな人物群が醸し出すアングラテイストが強烈で興味深く観た。役者陣も熱演だが、特に、宮澤りえが少女に見えるのもスゴイし、風間杜夫の貫禄も強烈。

#北区の熱海「熱海殺人事件」「売春捜査官」

#北区の熱海「熱海殺人事件」「売春捜査官」

★☆北区AKT STAGE

北とぴあ ペガサスホール(東京都)

2021/12/14 (火) ~ 2021/12/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2021/12/18 (土) 13:00

座席2列

価格2,900円

売春捜査官
美しく、エレガントで、容姿端麗でありながら、狂気で、口汚くて、コミカル面もあり、気高く、孤高で孤独な伝兵衛が、ガッチリ熱い演技が伝わってくる。
前半のくすぐる部分とハッキリ笑いを取る面白い演出がとってもいいんです。白鳥のくだりの豪速球はストレートに笑った🤣

美談殺人

美談殺人

タカハ劇団

駅前劇場(東京都)

2021/12/16 (木) ~ 2021/12/20 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2021/12/18 (土) 14:00

タカハ2年ぶりの新作はスケールの大きい話。面白い。130分。
 日本人の寿命が50歳を切った近未来。経済の停滞で貧富の差が大きくなるところで、余命宣告も正確になり、死を恐れる富者は死に際して美談を求めるようになる…、というワンアイデアの物語かと思ったが、終盤の展開はスケールの大きなハナシになっていた。しっかりとした伏線もあるのだが、そうなるとは思わなかった、やられた、という感じ。ちょっと大きくなりすぎたとも思うが、観ていて楽しく、しかも、考えさせられる舞台だった。
 本作では手話通訳が役を持って芝居に登場するという一寸変わった作品だが、私が観た回は視覚障がい者向けの試みもあって、こういうのが増えるといいなと思う。

サワ氏の仕業・特別編

サワ氏の仕業・特別編

劇団ジャブジャブサーキット

こまばアゴラ劇場(東京都)

2021/12/16 (木) ~ 2021/12/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2021/12/17 (金) 19:00

初見の劇団。余白の多い不思議な作品だった。100分。
 古くから活動する岐阜の劇団だが、初めて観る。普通の会話劇に見えるが、いくつかのエピソードの辻褄を合わせるのはかなり大変だと思う。一緒に観た友人によれば、初見で楽しめるのは難しいだろうとのこと。

疚しい理由2021

疚しい理由2021

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2021/12/15 (水) ~ 2021/12/22 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

疚しい理由が分かる見事なお芝居でした。見えた未来は果てしなく続く禅問答のなかにぼやけます。たすいちのお姉さんの今後に期待します。

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