
独裁者モロン
劇団さいおうば
シアター711(東京都)
2026/03/13 (金) ~ 2026/03/16 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2026/03/15 (日) 18:00
価格3,000円
大東天公国では独裁政治のもと、ひとびとは思想統制下におかれている。
役人が書く小説でさえも、国家の意に沿った形でしか認められない。
そんな中、国家のあり方に違和感を感じたある若い役人が、
国の意に沿わない内容の創作を行っていたことが明らかになる。
反逆罪で告発を・・・
ところが、他の役人の中から同調者が現れる。
かれらは国の意を無視した、自由でのびのびとした作品を作り上げていく。
ここまでは、割とよくある話。
ところが、話は再び逆の方向へ。
結局、最後には独裁者によってみんな取り込まれていく・・・
ここが、この作品の凄いところです。
最後はみんな、取り込まれていく・・・・
時間を感じさせない圧倒的な演技力。
テンポ良い展開。
どれも素晴らしかったです。
ありがとうございました。

墓場、女子高生
あるいはエナメルの目をもつ乙女
テアトルBONBON(東京都)
2026/03/18 (水) ~ 2026/03/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
学校の裏の墓場で繰り広げられる、女子高生たちのやかましくて、どこか空虚な時間。笑ってふざけているのに、誰も“死”にちゃんと触れられない空気が妙にリアルでした。
名作と言われているだけあって脚本はやっぱり良く、軽さと重さのバランスが絶妙。登場人物たちの躍動感と、その裏にある虚脱感のギャップが心に残りました。
セットも雰囲気があり、キャストの熱演も見応えがあって、会話のテンポや空気感も良かったです。
正直、中盤まではそこまでハマりきれなかったのですが、終盤の展開や台詞が印象的で、一気に引き込まれました。終わってからじわじわ考えてしまう、不思議な後味のある作品でした。

退屈忍者
MONO
扇町ミュージアムキューブ・CUBE01(大阪府)
2026/03/19 (木) ~ 2026/03/23 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2026/03/19 (木) 19:00
MONOには珍らしく時代劇。奥村泰彦さんの凛々し侍姿、立川茜さんの若々しく元気なくノ一、高橋明日香さんのしっかりした静尼役、水沼健さん・金替康博さんの本当ぽい百姓、石丸奈菜美さんのいじらく見えて気の強い娘、土田英生さんのとぼけた代官、渡辺啓太さんの村の名主の人の良さ、それぞれの役がはまりみんな様になっている。戯曲の良さもあると思うがいつも以上にイキイキと役を演じていた。尾方宣久さんが退団した分、渡辺啓太さんの頑張りが目立った。関西の笑いのドタバタのなかにストーリーにシビアな面もあり、展開のテンポも良くあっという間の2時間だった。

ミッキーアイランド
滋企画
アトリエ春風舎(東京都)
2026/03/09 (月) ~ 2026/03/22 (日)公演終了

牡丹の花は匂えども
遊戯空間
上野ストアハウス(東京都)
2026/03/18 (水) ~ 2026/03/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ブラボー!の一言です。篠本賢一さんが絡んだ舞台をこれまでいろいろ観てきましたが、何もかも手掛けた篠本作品のクオリティの高さに度肝抜かれましたし感服しました。ほんとすばらしかったです。この作品、NHKの朝ドラでそのまま使えますよね。ぜひ篠本賢一さんの脚本で朝ドラでやってもらいたいです。ところで、三味線の方は障子の後ろでリアルに弾いていたのでしょうか… なにはともあれ最高の時間をありがとうございましたm(_ _)m

「ミカンの花が咲く頃に」2026
HOTSKY
座・高円寺1(東京都)
2026/03/18 (水) ~ 2026/03/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
高速道路建設を巡る立ち退きの話。地元への思いはお金には代えられませんが、生活もあるし、家族もいる。行政側も決まったことは進めないといけない。そのあたりの心情がそれぞれの立場から良く表現されていて、身に沁みました。

ガウディ×ガウディ
アニマ出版/テレビ朝日/E Xエンタテインメント/サンライズプロモーション
EX THEATER ROPPONGI(東京都)
2026/03/14 (土) ~ 2026/03/29 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
沢田研二77歳!この人の唯一無二の武器はこの歌声。こんな音色は他の誰にも奏でられない。客入れSEでストーンズのLIVEがかかっていたがミック・ジャガーもそう。圧倒的な声のオリジナリティー。
2006年から始まった脚本・演出マキノノゾミとの名タッグ=音楽劇。2017年、音楽劇ラストと銘打った『音楽劇 大悪名~The Badboys Last Stand!~』も観に行った。それからも何度かLIVEに行った。一曲歌い終わるごとに「ありがと〜!サンキュー!ありがと〜ね〜!」が口癖。ゴジも志村けんも亡くなったが沢田研二と山田洋次はますます元気。まだまだ光輝き、日本中を照らし出さねば。休憩時間にはリピーターチケットを買い求める往年のジュリー・ファンの行列。複数回観ない人の方が少ないような熱気。沢田研二恐るべし!『バック・トゥ・ザ・フューチャー』✕『クリスマス・キャロル』風味。
1878年4月、建築士の資格を取得したアントニ・ガウディ25歳(渡辺大知氏)。親友である鋳物職人(後に彫刻家も)のロレンソ・マタマラ(野田晋市氏)に喜びの報告。お祝いに一杯飲ろうぜ。無神論者の合理主義者、自分の才能だけが武器だ。自身の力で未来を切り拓くのさ。
1924年秋、ライフワークとなった大聖堂サグラダ・ファミリアの建設に掛かりっ切りのアントニ・ガウディ72歳(沢田研二氏)。同居して暮らす親友ロレンソ・マタマラ(串田和美氏)が脳腫瘍で視力を失い余命僅かであることを知る。同居を解消し自分はサグラダ・ファミリアの作業小屋兼アトリエで寝泊まりすることを決める。無二の親友との今生の別れ。また生まれ変わっても一緒に仕事をしようとの約束。必ずサグラダ・ファミリアが完成した姿を見に来ような。人生に悔いはないと語るロレンソ、悔いだらけだと自嘲するガウディ。
生涯で一度も家庭を持つことのなかったガウディ。敬虔なカトリック教徒。毎日仕事終わりにサン・フェリペ・ネリ教会へ夕方のミサに通うのが日課。でもその日だけは何か違った。町の様子が何か変だ。そしてばったり出逢ったのは1880年、27歳の自分。まさか45年前にタイムスリップしたのか?これを千載一遇のチャンスと捉えたガウディは若き自分に正しい人生を送る為の指南を始める。後悔することなきように。
神をも恐れぬ不敵な天才青年ガウディが神に跪く敬虔な信徒となった謎。沢田研二氏が渡辺大知氏にどうにか伝えようとしたこの世の真理とは?
ムーンライダーズ白井良明氏率いる豪華バンドの生演奏。串田和美氏に捧げる親友への詩が名曲。忌野清志郎っぽい情感と余韻。泣ける名シーン。ここだけで観に行く価値はある。
野田晋市氏はいつも通り最高だった。いろんなテーマはあるけれど一番胸に来るのは友情。ガウディは幼少時から重度のリウマチ(自己免疫疾患)に悩まされ、激痛でベッドに横になることも出来なくなる。ロレンソ・マタマラの誂えた特製のベッド。緩やかな曲線がガウディの腰の痛みを守るように支えてくれる。その曲線こそが人が人を支える証。誰もが誰かを支えている。
写真のような絵画のような美しいプロジェクションマッピング。立体の構造物に効果的に投影。(人物にライトを当てることで被るのを避けているのか?)
沢田研二氏が階段を昇り降りしなくて良いようにちゃんと計算ずくの演出。志村けんのようなマイムギャグ多発。眉唾に帽子で乾杯!WOW!良いLIVEだった。
是非観に行って頂きたい。

須く、一歩進む(すべからく、いっぽすすむ)
LiveUpCapsules
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2026/03/18 (水) ~ 2026/03/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
「脚気」という病は知らないなぁと思っていたら「かっけ」と読むのですね
それは聞いたことがある!
当時は原因不明の病、コロナ禍を知っているので世間の混乱もイメージしやすい
日本最初の医学論争、反対勢力の不気味さ
それでいて主人公 高木兼寛を演じられた佐藤銀平さん(お父さんのB作さんを若いイケメンにした感じ)を中心としたライトな雰囲気と軽快なテンポで重くなりすぎないのが良い
観終わった後、妙に元気が湧く力量ある公演でした

アンサンブルデイズ
Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2026/03/19 (木) ~ 2026/03/22 (日)公演終了

脚光を浴びない女
グッバイハローproduce
サンモールスタジオ(東京都)
2026/02/17 (火) ~ 2026/02/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
すっかり遅くなりましたが、投稿します!!
ほんとにめっちゃ面白かったです❣️
女性だけの12人キャストで
ど迫力でした!
しばらく女だけの芝居にはまりそうです〜笑
普段思っていても、言えない本音がたくさん出てきて、これまた面白くて🤭
フィナーレで、出演者さんたちが、めっちゃいい顔をされていたのも、ほんとに素敵でした💓
私は、舞台を見て、歓声をあげることができないタチなんですが、感動と興奮で、気がついたら叫んでました〜笑
素敵な時間をありがとうございました❣️

須く、一歩進む(すべからく、いっぽすすむ)
LiveUpCapsules
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2026/03/18 (水) ~ 2026/03/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
知人に誘われて、内容もよく知らぬまま観たが、力のある舞台でよかった。主役の高木兼寛を演じた佐藤銀平って、B作さんの御子息だったのか。

鹿鳴館異聞
名取事務所
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2026/03/11 (水) ~ 2026/03/15 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
初見の劇団さんでしたが、素晴らしかったです。
何が真実で、どこまでがフェイクなのか。。。
ネタバレになるので、詳細は控えるが、その謎解きに引き込まれる。
舞台美術もリアルで、脚本の素晴らしさに、熱演の俳優陣。
名取事務所さん、次も観に行きます!!

野々村良枝の失踪
タテヨコ企画
シアター風姿花伝(東京都)
2026/03/18 (水) ~ 2026/03/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2026/03/19 (木) 14:00
座席1階
タテヨコ企画はずっと前から見たいと思っていた劇団だった。やっとその機会が訪れた。結論から言うと、期待通りに面白かった。いや、期待以上に面白かった。今作は認知症の女性を取り巻く家族の群像劇。よく練られている戯曲である。
野々村良枝という70代の女性がお気に入りのリュックサックを持って黙って家を出ていってしまった。彼女はアルツハイマー型認知症。ケアマネジャーの女性を夫の愛人と思い込んで攻撃したり、トイレの失敗を重ねるようになったが、ニートの50代長男らと何とか暮らしていた。長男については今風の「8050問題」であり、良枝のことより仕事もせずパチンコの日々を送るこの息子の方が心配である。
良枝を介護しているのは、二男の妻だ。良枝には3人の子がいたが、長女は一人娘を実家に置いて仕事で海外へ行ってしまって戻ってこない。このように野々村家にはさまざまな困りごとがあるのだが、それらが少しずつ明らかにされていく。なぜ、実の子どもたちでなく「次男の嫁」が主たる介護者なのかも劇中で明かされるが、この人間関係も面白い。
良枝だけでなく、家族一人ひとりの物語がつづられる群像劇。いつの間にかバラバラになってしまった家族の肖像が描かれていく。うまいと思ったのは、狂言回しにケアマネの女性などを配置しているところだ。劇中、ケアマネが認知症の人の思いなどについて語る場面があるが、このあたり、よく取材されていると思った。ただ、多くの利用者を抱えるケアマネが、ここまで一つの家族に深くかかわるケースは現実にはめったにないと思われるが。
冒頭に登場するのは3人の子が小さかった頃の家族旅行だが、いい年をしたおじさん、おばさんがだだっ子を演じるさまには少し、驚かされた。笑うべき場面もあったのだが、客席の多くは引いてしまっていた(笑)
しかしこのシーンが実は、後段で重要なことを示唆していたという答え合わせがなされる。そこまで来て、冒頭のドタバタ親子劇の意味を客席は知ることになるわけで、まあ、年齢・風貌が子どもとかけ離れているという違和感はこの際、不問に付してもよいのだろう。
タテヨコ企画がこのような家族劇を得意としているかどうかは分からないが、今作は、次も見たいと思わせるに十分な出来栄えだった。認知症だけでなく多くの社会的な課題をうまく盛り込んでいる秀作だ。見ないと損するかも。

母と惑星について、および自転する女たちの記録
東北えびす
THEATERえびす(宮城県)
2026/03/18 (水) ~ 2026/03/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2026/03/18 (水) 19:00
初日、観賞してきました。それぞれの出演者へ感情移入をしながら時を刻み没頭。
とても考えさせられる内容、作品でした。また観たいです。

牡丹の花は匂えども
遊戯空間
上野ストアハウス(東京都)
2026/03/18 (水) ~ 2026/03/22 (日)公演終了

3月定例公演 樋の酒・小塩
国立劇場
国立能楽堂(東京都)
2026/03/18 (水) ~ 2026/03/18 (水)公演終了

須く、一歩進む(すべからく、いっぽすすむ)
LiveUpCapsules
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2026/03/18 (水) ~ 2026/03/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
いわゆる脚気論争の舞台化。権威主義や学閥主義の中で、ムダに多くの人命が失われた負の歴史。文豪森鴎外の医学者としての黒歴史とも言われている。色々と考えさせられますね。病因の解明はもちろん重要だが、予防と治療ができるなら、こっちの方が大切だと思う。現代でも川崎病なんかは原因不明だけど、治療と後遺症の予防はほぼ確立してますからね。

須く、一歩進む(すべからく、いっぽすすむ)
LiveUpCapsules
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2026/03/18 (水) ~ 2026/03/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
何年ぶりかのスペースゼロでした
協賛が東京慈恵医科大学同窓会だったからか周りはOB医師先生だらけでした
佐藤B作さんの御子息の佐藤銀平さん良かったです
お時間ある方はぜひ

ガウディ×ガウディ
アニマ出版/テレビ朝日/E Xエンタテインメント/サンライズプロモーション
EX THEATER ROPPONGI(東京都)
2026/03/14 (土) ~ 2026/03/29 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
初のイーエックスシアターでした
(駅から意外と遠かったです
地下三階のB3フロア
(Sフロアで観劇
見渡す周りは昔少女のジュリー推したちだらけの満席でした
(男性は全体で20人もいなかったかも
老人ガウディと若き日のガウディが出会ったバックに浮かぶガウディ×ガウディのタイトルにはしびれました
お時間ある方はぜひ

墓場、女子高生
あるいはエナメルの目をもつ乙女
テアトルBONBON(東京都)
2026/03/18 (水) ~ 2026/03/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
面白かったです。
登場人物達の何気ないような台詞の中に、刺さるものがありました。
明るく楽しい雰囲気でしたが、テーマは重く、ラストは衝撃的!
役者さん達は、個性豊かな登場人物達をイキイキと演じていて、とても魅力的でした。
観劇後も、死の理由や決別について、ずっと考えてしまいました。
深くて楽しくて、何とも言えぬ感覚の舞台で、観劇出来て良かったです。