
『CLOSER』
PLAY/GROUND Creation
シアター風姿花伝(東京都)
2022/12/10 (土) ~ 2022/12/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/12/15 (木)
価格7,220円
15日19時開演のBキャスト回を拝見(途中休憩15分含む135分)。
ロンドンを舞台に、4人の登場人物が交錯するラブストーリーは、近年の翻訳モノらしく(以下、私の偏見ですがw)赤裸々な言葉の応酬に苦笑しつつも…ヒトはどうして (まぁ、心情的にはわかるけど)相手が・そして自身も傷つくのを承知で、真実を知りたがり・語ってしまうのかなぁ、と思いながらの135分でした。
なお、出演者4人の演技は、軽過ぎず・重過ぎずのいい塩梅で手堅い・手堅い!

美々須ヶ丘
fukui劇
劇場HOPE(東京都)
2022/12/14 (水) ~ 2022/12/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ミミズフライヤーそのものなグロシーンこそなかったものの、それに匹敵する異色作で間違いはなかった
小さな会社内のコミュニティー、そのリアルにしてやらし~い部分を更に濃縮還元した描写に思わず笑ってしまったのは、言葉のチョイスや演出の巧さに加えて役者陣がイケてるルックスだというのもあったかも
どんなにイケてても性格がこれじゃ台無しじゃん みたいな
逆にこんな毒キャラを演じ切った役者さんたち、凄いと思う
しかもそれだけにとどまらず後半の展開が・・・
まるで二重人格作品
うっかり石をどかしてみたら毒虫がゴソゴソ蠢いていた感じというか
いや「やっぱりいたか!」と予感していたかも
刺激的な作品を欲している方にお勧め!

人魚姫の庭
マルチリンガル演劇実行委員会
あうるすぽっと(東京都)
2022/12/12 (月) ~ 2022/12/12 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2022/12/12 (月) 19:15
アンデルセン童話の『人魚姫』を下敷きにした劇が始まる前に、あうるすぽっとという劇場のホワイエに入った瞬間から、劇のタイトル『人魚姫の庭』のイメージに沿った心地良くもなんだか妖しく幻想的で、美しい音楽が流れ、目の前には人魚の住まう世界を想起させるアートマーケットが広がっていて、その一種の美しき世界観に心を洗われる思いがした。
また、劇が始まる前のオープニングアクトでは、一人の背の高い女性が踊っている間に、もう一人の女性が巨大な白紙に大きな筆でダイナミック且つ繊細に「夢」という字と今回の劇世界に多少寄せた絵を描いていて、その二つのパフォーマンスがあまりにもさり気なく淡々と、ごく普通に行われているのに、シュール且つ、凄いと感じた。
アンデルセン童話『人魚姫』から大きく内容は変わらないものの、今回の本編の劇『人魚姫の庭』では、王子の住む人間の国、人魚姫のいる海底王国とは別に、新たに弱小の湖の国に住まう王女様を描き、さらに人魚姫の一連の悲恋の物語を旅芸人がその仲間たちに語って聞かせている場面を導入することで、この物語が多角的、客観的に見える視点を持ち得てきているように感じ、感傷的、自己犠牲的にイメージしがちであり、そういうふうに描かれがちなところを、新しい少し距離を取った視点を取り入れることで、新鮮に感じた。
また、弱小の湖の国の王女が陸の人間の国の王子と結婚しないと、陸の国の人間の好奇心や欲望、野望のために戦争を仕掛けられて、王国を滅ぼされ、新たな支配地にされるのは時間の問題というようなことが劇中の台詞であったり、人魚姫のいる人魚の海底王国において、人間にこの美しくて平和な海の世界が見つかったら、きっと放ってはおかないだろう。私たちの世界を手に入れる為だったら、どんな手を使ってくるか分かったものじゃないというような台詞から、支配する側、される側、植民地主義や現在のアメリカ資本主義、格差社会、多様性やSDGSといいながら、とてもじゃないが色んな価値観や人種、生まれや性差などに対して社会が寛容になったとは到底言えないし、もちろん、だから不寛容を象徴するかのような戦争や紛争、デモ弾圧が行われ、年々それらが激化し、人間同士だってそういう感じなのだから、人類が自然に対して、人類の生活をより良くするために行ってきた自然破壊も一部では、極端で露骨になってきていることを痛烈に批判しているように感じ、深く考えさせられた。
劇場に入った瞬間、劇の本編など全体を通して、幻想怪奇、特に本編が始まってからのエロティックな描写、少しのグロ描写、それらを包み込むような美しい世界観に気付くと、没入し、海底にいると錯覚させる照明や独特な音楽によって、しばらくは現実に引き戻されることなく、体感した。
劇中本編の終わりの10分前頃から写真撮影OKというのも、却って海底や人魚が住まう世界観に溶け込めた。

明烏-akegarasu-
猿博打
中板橋 新生館スタジオ(東京都)
2022/12/14 (水) ~ 2022/12/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ハッキリ言って、半端なくおもしろすぎる。
[芝浜] がわかっていたほうがいいというので、だいたいわかっていたが、もう一度確認してから行った。
よくわかった。おもしろさが倍増した。
田中邦衛のものまねが、私には、超おもしろかった。
似てる。とても上手い。
[芝浜]をどういう風に盛り込むのか興味があった。
とても脚本が上手くできていて、おもしろすぎる。
ひとりひとり、本当に上手く演じていてビックリ。
とにかく表情が素晴らしい。
大げさすぎるくらい。
最初から最後まで、テンポはいいし、笑いまくりでした。
とても満足でした。
次回作、楽しみにしてます。

全部、知っている。
SPIRAL CHARIOTS
アトリエファンファーレ高円寺(東京都)
2022/12/07 (水) ~ 2022/12/11 (日)公演終了

ある母の記録
NonoNote.
コフレリオ 新宿シアター(東京都)
2022/12/14 (水) ~ 2022/12/18 (日)公演終了

明烏-akegarasu-
猿博打
中板橋 新生館スタジオ(東京都)
2022/12/14 (水) ~ 2022/12/18 (日)公演終了

ヒロインの仕事
ルドルフ
THEATRE E9 KYOTO(京都府)
2022/12/15 (木) ~ 2022/12/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
演劇独特の異なったシーンを最後に繋げるパターン
最後どう繋げるのかと、少しハラハラしたが、最後はとても上手くつながり、すっきりした反面、涙も出てきた‼️あっという間の二時間で、ダブルコールに演者も涙
おすすめです😊

ライダース・バラッド
円盤ライダー
πTOKYO(東京都)
2022/12/13 (火) ~ 2022/12/22 (木)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
面白い、お薦め。
初めて行く会場、階段を下りる途中から お香の香りがし、心が癒されるよう。仕事帰りの身にはありがたい心遣い。
オムニバス 三短編…珠玉作。バラッドは必然的な破局になるが、円盤ライダーの それは結末はどうあれ、三編とも滋味溢れる内容で実に印象である。そして三編とも男女二人芝居で、抒情的な語りで紡いでいく。勿論 男女の関係や場所といった設定は違うが、それぞれに濃密な関係であり、緊密な空間と時間が流れる。魅力は何と言っても、観る者の感情を刺激し揺さぶる演技力であろう。それを効果的に支える音響・音楽も素晴らしい。
(上演時間1時間20分) 追記予定

よく生きろ!
小田尚稔の演劇
こまばアゴラ劇場(東京都)
2022/12/09 (金) ~ 2022/12/18 (日)公演終了

キンモクセイの頃
アダチコレクション
ユーロライブ(東京都)
2022/12/07 (水) ~ 2022/12/08 (木)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
ムービーから、同じ設定でのコント、企画としては面白かったです!(内容も)
時間配分的に映像が少し長く感じたので、オープニングコントからの映像、そして、またコント、ってのもアリかな!?とも思いました

時代絵巻AsH 其ノ拾六『赤雪~せきせつ~』
時代絵巻 AsH
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2022/12/14 (水) ~ 2022/12/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
昨年の草乱で衝撃を受け、新作を待ちわびて、本日、お昼の公演を拝見しました。
次々と展開される物語が目まぐるしいけれど、置いてけぼりにならず、
どの役者さんも素晴らしく、現地で拝見できてよかったなぁという感想です。
今のご時世もあり、「戦う」ことを良しとしていなくても「戦わなくてはならない」という宿命が悲しく、
「戦いたくない」「民を守りたい」と思う、信念が刺さりました。
特に、近衛前久殿、織田信忠殿、海野竜芳殿はほんと、引き込まれました!!
残念ながら、勝頼役の方、本調子ではなかったのでしょうか。
セリフがちょっと不調でしたね。

超科学戦闘機スーパーホーク1号の着陸(再演)
劇団鋼鉄村松
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2022/12/08 (木) ~ 2022/12/11 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
久しぶりに劇団鋼鉄ムラマツを観劇、コロナでしばらくなかったがボスムラマツは今回はいつもの元気ハツラツなしゃべりは控えて真面目な役、しかしそれも意外に良い。全体的に面白いが
戦闘機の関連はもう少し踏み込んだ関連性が欲しかったので今回は星4つ。

ライダース・バラッド
円盤ライダー
πTOKYO(東京都)
2022/12/13 (火) ~ 2022/12/22 (木)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
席はソファーで座りやすいわ、席の案内やドリンク等で気を使ってくれるわで始まる前から至れり尽くせり。
初のオムニバス、始まりは笑えるのに胸にジーンときてしっかり泣ける落ちでした。

ライダース・バラッド
円盤ライダー
πTOKYO(東京都)
2022/12/13 (火) ~ 2022/12/22 (木)公演終了

ある母の記録
NonoNote.
コフレリオ 新宿シアター(東京都)
2022/12/14 (水) ~ 2022/12/18 (日)公演終了

時代絵巻AsH 其ノ拾六『赤雪~せきせつ~』
時代絵巻 AsH
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2022/12/14 (水) ~ 2022/12/18 (日)公演終了

女中たち
CEDAR
シアターブラッツ(東京都)
2022/12/14 (水) ~ 2022/12/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
ジャン・ジュネの『女中たち』、タイトルだけで敬遠しそうな難解なイメージ。ジュネといえばAUTO-MODを連想するが。
いざ始まると現れる黒河内りくさんが驚く程綺麗。気品のあるアイドル顔。一気に世界に没入させられる。山口淑子のような古き良き日本映画のヒロインの趣き。
演劇ユニットdéfi(デフィ)の主催者、円地晶子さんはどこか”男装の麗人”川島芳子を思わせる。内面と外面が時折引っ繰り返るようなテクニック。
満を持して現れる月船さららさんは二人の醸成した空気に切り込んでいく。目鼻の凝ったメイク、発声や話法に実験的な過渡期の挑戦。異常なハイヒール。
セットや美術、衣装が見事、本格的な雰囲気。
年の瀬、どっぷりと文学の退廃美に首まで浸かる快楽にお薦め。
女中の姉妹、ソランジュとクレールは奥様の留守中に「“奥様と女中”ごっこ」をしている。旦那様は逮捕され、奥様はまだ帰らない。嘘と本当のごっこ遊び。目覚まし時計がジリリと鳴れば全てはおしまい。

凪の果て
動物自殺倶楽部
雑遊(東京都)
2022/12/14 (水) ~ 2022/12/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★
鑑賞日2022/12/14 (水) 19:00
座席1階
幕切れがあまりにも突然で、明るくなった客席は何が起きた分からず拍手も起きなかった。いろいろとっちらかしておいていきなり終わりで、それはないだろう、という感じ。
始まりから不協和音を中心とする効果音、ちょっとおそろしげな照明が続く。
要するに、離婚をしたい夫と別れたくない妻にそれぞれ弁護士がついて、協議に向かう過程で話し合いをする劇。夫は妻の攻撃的な姿勢に萎縮し、職場の派遣の女性と恋に落ちた。不貞ということで離婚の原因が自分にあるとは分かっているが、妻とは別れたいと切望している。妻は夫の態度が許せず、別れたくない理由は夫を苦しめたいがため。お互いに身勝手極まりない離婚協議が展開するが、双方の弁護士も実は相当なタマだ。突っ込みところ満載の会話劇が進んでいく。(沈黙も多いので会話劇とはいえないかも)
百歩譲ってまあそれはよいとして、物語はさらに複雑度を増して「さあ、どう結ぶんだ!」という段階になって、冒頭にも書いたような幕切れ。女性の生き方についてのせりふなども後段に出てくるが、いったい作者は何を言いたかったのだろう。
それにしても、これから何が起きる、というところでいきなり幕を切ってしまうのは客席の欲求不満が募る。これが作品の表現の仕方と言われたら仕方がないが、何のために1時間半の時間を劇場で過ごしたのかと自分は感じた。それはないでしょう、と劇場を後にした。

『ダークダンス』
尾米タケル之一座
ウッディシアター中目黒(東京都)
2022/12/07 (水) ~ 2022/12/14 (水)公演終了