満足度★★★
流石マキノノゾミ
ハードボイルドの世界を吉本新喜劇でやる。
聞くと違和感がありそうだが、実際には素晴らしくフィットしていた。
大阪弁、下町という世界がハードボイルドにビッリだと発見したマキノノゾミは素晴らしい。
年を取り、うらぶれた探偵を沢田研二が好演。
他の面々も役柄に合っている。
ストーリーも複雑ではないが、キチンとしたミステリーだった。
端々に現れる「ハードボイルドネタ」もクスリとさせてくれる。
唯一と言えるほど残念なのは、やはり制約のせいなのか、沢田研二の歌だけが世界観に合わず浮いていた。
ミステリーのためストーリー(後半)のネタバレは書きません。